秋の気配がしてきます
夕方の八王子市ですが、
ミンミンゼミはスローモーションとなって絞り出すような鳴き声になってます。
ツクツクボーシの方は、今の時を急ぐかのように、なきさけんでます。
人の方はというと、ビッショリと汗をかくんじゃなくて、トイレに通うようになってます。
9月5日、秋の八王子です。
今年は、暑かった。
梅干し用の梅を収穫するまえに、6月27日に梅雨明けした関東地方です。
暑い夏が続いてきましたが、
今、ようやく、秋の気配を感ずるようになりました。
これは、小田原・早川ですが。
汗びっしょりになって草刈りをしていた時に、ふと目についた一つの姿です。
みかん園の隣の雑木林を切り開いたら、貯水槽が出てきたんです。
雑木林は、元々はみかん園だったということです。
その雑木林の草に埋もれた貯水槽の中で、このトンボのヤゴは生活していたんですね。
私などは、その雑木林を切り開いて、みかん園を復活させようとしているんですが。
最近思うんですよ、
1950年生れですから、71歳。
知人との交歓便りですが、その話題の軸は健康に関すること。
いつあの世にいってもおかしくないこと、ようするに、終末期の談義ということです。
いつ自分の順番が来ても、おかしくないところに来てますから。
だけど、チョット見方を変えると、
これまで70年を幸いにして生きて来きたことから、あとの残り少ない人生ですから、
何も思い残すことが無いように、やり残すことがないように、日々を送れということです。
そうなると、この無知・野蛮な政治屋どもが牛耳っている政界をそのままにしておいて、
先人たちが戦争等で苦労してきたことにたいして、孫子に対する自分の責任ですが、
はたしてこの状況のままでよいのか、ということです。
もちろん、ひと一人の出来うる力というのは、たいしたことは出来ないんですが。
それでも、生きてきた証として、憲法を変えて戦争への道をすすもうなんて流れを黙認してよいのか。
それは、孫子がかかわる問題だけでなく、このシオカラトンボにもかかわっている、
アジアと世界の諸国民にかかわってくる、日本の名誉と責任の問題なんですね。
だからあと人生、これからどれだけの発信ができるのかわかりませんが。
今は、少なくともこうして発信することの自由があるんですから、
年寄りの部類にはいった私などとしては、
残すことなく、言うべきことを言わしていただくということです。