みかんの歳末市の初日
12月29日(木)、多摩市の永山団地で、歳末大売り出しの朝市をひらきました。
今日・12月29日から、30日、31日の3日間、みかんの年末大売り出しです。
この特別市に向けて、真鶴・小田原からみかんを、車の最大限積める量を搬送して来ているんです。
午前9時から始めて、午前11時くらいまでを目途にして、頑張るようにしているんですが。
コロナが問題になって、商店会は様変わりしているんですよ。
なんたって年末だというのに、年末大売り出しをしようにも商店会は閑散としているんです。
当方みたいに「寅さん」のように吹き流しの商売とは違って、
商店会に店を構えている人たちは、テナント料だって大変じゃないですか。
それが午前9時とはいえ、年末なのにこんな淋しい事態なんです。
年末大売り出しですから、一年のうちで、本来一番活気がってしかるべき時のはずなのに。
こんな光景ですから、店を構えている商店は大変だと思うんです。
当方の年末みかん売り出しですが、過去帳を調べてみました。
土曜の朝市の外に、年末に連続して大売り出しを始めたのは、2019年の暮れからでした。
最初の2019年には、13,725円の売り上げでした。
それが2020年には、28,125円の売り上げ。
去年の2021年には、9,033円の売り上げでした。
今年は、コロナの「不要不急の外出は控えるように」ですから、
ただ待っていたとしてもお客さんはやってこないとみて、
朝市とともに、箱入りみかんをつくって、みかん愛好者の自宅に届ける様にしました。
そうした今年の29日の朝市初日の結果ですが、まだ初日ですから全体的は結果は分からないんですが。
今回の初日は、露店での販売は、5,400円で、箱の届け売りで11,200円でした。
初日は、なんとか箱売りで、従来の売り上げをカバーしたということです。
しかし、箱売り(「押し売り」)というのは、あくまで限られた特定の人に対してのことですから、
もはやそうした方法は、明日・明後日においては、そうしたあては無いということです。
どういうことになるのか、あと二日の予測ですが、まったく立たないんですね。
今回体験したうれしい話ですが、
一人は、トルコのイスタンブール出身者の男性が足を止めてくれました。
「トルコにもみかんはあるけれど、これは美味しい。それに安い」と買っていってくれました。
もう一人あげれば、「味見はしなくてもよい、わかってる。毎年ここで買ってるんだから」との男性が。
ようするに、閑散として商店会ですが。
1時間半くらいの間に、18人くらいの人が、みかんを買ってくれていたということです。
やはり動くということは、何らかの新たな発見や、新たな出会いがあるということです。
あと二日を頑張ろうとする、そのエネルギーをいただいたということです。