温州みかんの終了
2月25日の永山団地の朝市ですが、
今年の温州みかんの販売ですが、そのすべてを終了しました。
小田原方面の柑橘類栽培は、なんと言っても温州みかんが中心ですから、
その一番の大仕事が、本日、無事に終了したということです。
やれやれと言ったところです。
次の写真は、2月23日のみかん園の様子です。
鉄塔の下側にあるのは、園主が大切にしている甘夏です。
今回のみかん園行きで、清見、湘南ゴールド、日向夏に防鳥ネットの網掛けをしてきました。
この時期は、みかん園に食べ物が少なってるので、それらをヒヨドリが狙ってるんですね。
今はネーブルを販売していますが、
少しの量ですが、それらの中・晩柑橘が、これから順次朝市に並びます。
5月の甘夏が最後となりますが、それまでの間も、何かしらの柑橘が並びます。
鉄塔の周りですが、そこも元はみかん畑だったんです。
人の手が及ばなくなると、イノシシのねぐらになって、みかんを食べに出てきますから、
こうした荒廃地を、なるべく減らさなければなりません。
今回の野焼きは、その整理による切り枝や刈草を片付けたんものだったんですが。
まだまだ、手の及んでないところが沢山あるということです。
みかん園の中についても、
枯れ枝の除去や密集枝をすく後始末の作業がありますし、
新たな年度のみかんの栽培サイクルのスタートです。
春分の日ころからは元肥の施肥がありますし、
その前には、根回りの草刈り作業があります。
ようするに、みかん農家には、休む間もなく、あれこれの仕事が待っているということです。
農家以外の人たちは、そんなことは知ってませんが、知ろうともしませんが、
この裏方の基礎作業が、順調にはたされてこそ、
良いみかんを提供することが出来るわけで、欠かせない作業なんですね。
これがみかん栽培で一番大変な作業でもあり、
みかん畑を維持していく上で、大事な基礎作業なんです。