今日は、本当に天候に恵まれよかった一日でした。しかし、お客さんの入りは、最低でしたね。お客様に訪ねました。このイベント知ってましたか?「いいえ、たまたま来たらやってたんで」というご返事??確か、チラシは、入っていたと思うのですが・・
誰が客寄せパンダだったんだろう?
そうなんです。認知されないほど小さなA5サイズのコストを抑えた記事、虫眼鏡で見なくてはならないようなチラシが配布されていたんですね。来ていた21店舗の方々にも色々と聞いてみました。さっぱりです。三分の一、四分の一の売り上げですとのことでした。前回は、13店舗ほどでしたがチラシのサイズA4サイズ。今回はその半分のA5しかもチラシの片隅に掲載されていることで認知されなかったようです。出店されている方でケータリングの方々は、燃料が電気なので出店料の元がとれるでしょう。お得ですね。LPガスを使われた方々は恩恵をうけませんね。21店舗の被害は相当なものだったでしょう。この種のイベントは、そのイベントで出店者が満足できた(客足が多い)かどうかで人気度が決まると思います。 ある店舗の方は、倉敷の三斉市のほうが安定しているとのこと。主催者に一考の余地ありと思いました。私どもは、常連さんに助けられ、なんとかなりましたが、地元に縁のない遠隔地の方はどう考えておられるか怖いような気がします。このケースは以前にも経験いたしました。大手の百貨店が門松がわりに屋台業者を利用するケースです。その際には、できるだけ屋台業者らのチラシ広告は目立たないようにします。そうすれば屋台を目当てに客はきませんが、賑わいは創出できるというわけです。門松商法といっていいでしょうか。はまってしまいました。ただ、このようなローカルで小規模なイベントでそのような姑息な手法を使ったとしても集客を望むことは難しいことは当然です。なぜなら元々認知度が低い小規模イベントだからです。さらに地元業者による祭りではなく本当の意味での地域興しにはなっていないということで一見華やかですが浮き草のようなはかない持続性のない的屋の集合イベントなのです。どうせやるなら割引チケットを販売するより門松がわりの的屋を賑わいとして在庫品一掃の百円均一セールを同時開催するほうが懸命だと思います。結果として当然、今日のような低い集客となったわけです。チラシを見たときにやられたと思っていましたがシナリオどおりになり予測が的中したことが一服の充足となりました。現場の経営学は、このような実体験から生まれてきます。
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(C)sagoshi