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西鶴身辺雑記

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焼屋西鶴

焼屋西鶴

2010年12月13日
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テーマ:お勧めの本(7220)
カテゴリ:小説
今年もクリスマスが近付いてきた。

取り立てて特別に何をするわけでもないが

近くに住む甥っ子に頼まれて

クリスマス・ケーキ作りに手を貸す約束をした。

どうやら中学生の分際で彼女にプレゼントするケーキを

手作りしたいらしい。

まあ、それはともかく

今回お薦めの本は

『クリスマスのフロスト』。

フロスト警部シリーズ本作が

記念すべき一作目だ。

クリスマス・イブの夜に

公衆トイレで男の他殺体が発見された。

この本、何が面白いって

主人公のフロスト警部の周りで

起こる幾つもの怪事件、難事件を

一つ齧ってはあっち、そしてまたこっちと

すべてが適当。

しかし、最後には収まる所に収まってしまう、

そんな物語だ。

え? 分からない?

この説明じゃ分からないのが当然。

フロスト警部の活躍する舞台は

イギリス・デントン市という架空の場所。

そこの警察署の殺人課のベテラン刑事である。

ちょっとイメージしてみてください。

ヨレヨレのレインコートを羽織り、

サンドイッチのケチャップの浸みたワイシャツを

何日も着ている。

顔に傷のある冴えない中年男。

しかもこのフロスト警部、口が悪い。

下ネタジョーク連発のサイテイ野郎だが

情に厚く心優しき男なのである。

この小説を読んだ時

映画版『踊る大捜査線』を思い出した。

キャラクターが似ていると訳ではない

あの映画も湾岸署を舞台に

いろんな怪事件、難事件が降って湧いたように

幾つも起きる。

それら事件に不眠不休の青島刑事があっちこっちに

振り回されながらも解決していくという

そんな体がすごく酷似しているのだ。

てっきり元ネタかと思うくらい。

現在、『クリスマスのフロスト』の他に

『フロスト日和』『夜のフロスト』『フロスト気質(上・下)』

が邦訳されている。

作者のR・D・ウィングフィールドは

既に他界され、このシリーズも残すこと2作となった。

『Winter Frost』『A Killing Frost』

の邦訳が待たれるところだ。



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最終更新日  2010年12月13日 06時05分44秒
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