少年と魔法のロボット。
今回は40mPのアルバム少年と魔法のロボットをご紹介です。VOCALOID BEST,NEW RECORDINGSと銘打ってあるとおり、今までの人気曲を集めたベストCDであり、さらに再レコーディングされているという凝りように注目です。【送料無料】 40mP / 少年と魔法のロボット VOCALOID BEST, NEW RECORDINGS 【CD】価格:2314円(税込、送料無料)【pick up】少年と魔法のロボットNHKみんなのうたで放送された曲だそうです。人間ではないひとの歌が収録されたのは初めてとのこと。時代ですね~。歌うことが好きだけど気弱で、人前で歌えない少年。そんな少年のために、博士は言葉とメロディーを教えると歌うロボットを作ってあげます。そんな絵本のような物語を歌った曲です。「いつしか季節は過ぎ去って、少年も大人になりました。 あの時、教えてくれた歌。 ワタシは今でも覚えているから」が好きです。ある意味全てのボカロPと、それぞれのボーカロイドに共鳴する部分があると思います。「自分の歌を聴いて欲しい」そんな人間と、その希望を叶えるロボットの優しい物語です。Step to you後戻りできないほどすれ違ってしまった恋愛にキリをつけるための歌ですね。「ここで 『ああだ、こうだ』 悩むよりも 会いに行って傷つく方が 心は軽くなる」が切ないですね。巨大少女初めて聴いた40mPの曲がこれです。軽妙なメロディの中に「もっと成長したい」という意欲を感じます。第三次と大惨事をかけてるのが好きです。妄想スケッチ人間関係の機微を、ノリのいいメロディで表現していると思います。「くだらない嘘をついたくらいで 嫌いになんてなるわけないでしょ? 背中合わせの愛でもいいから 今すぐ温めてください」が好きです。からくりピエロ報われない恋を振り切っていく曲ですね。メロディがすごく好きです。ドレミファロンドほんわかした優しい曲ですね。「大人になればわかるはずなのに 悩み事ばかり増えてゆく そんなときには空を見上げて 皆と一緒に歌いながら」というフレーズがほっとします。春に一番近い街離れても続く友情(恋心?)を歌った、春の風のような爽やかな曲です。「嫌いなことひとつ探すより 好きなことを100個見つけよう」が好きです。東京の真ン中で寝転ぶせわしない日常に擦り切れた若者を描いた曲でしょうか。感性が繊細な人ほど、とかくこの世は生きにくいものですね。「傷つくのが怖くて 傷つけてしまうのが怖くて 本当の気持ちはまだ誰にも言えないまま」が好きですね。千年橋と影法師終わってしまった恋のかけらが影法師のように残っている、切ない歌です。曲名のとおり、気持ちを橋や水かさに例えているのが面白いですね。「流れゆく日々に浮かんだ笹舟 形も心も変わってゆくけど お前の背中に私の願い 少し重すぎるけど溢さず届けてほしい」が好きです。コトバのうたこれもみんなのうたに収録して欲しいですね。大人が子どもたちに言葉の大切さを教えている歌ですね。古来より、言葉には言霊が宿ると言われていますね。きちんとした言葉が使えるということは、心が整っているということだと思います。話題になっている「キレやすい子ども、キレやすい老人」というのは、自分の気持ちを伝える手段が乏しいために心が暴発してしまうからだという理屈を聞いたことがあります。自分の気持ちをちゃんと伝えられるようにするためにも、一定のお勉強とコミュニケーションを小さい時からするのって、とても大事なんだなあと思いました。思えば今の小学生くらいの子って、物心ついた時からボーカロイドというものが存在している訳ですよね。こうした曲を通して楽しみながら心が育まれて行ったらいいですね。ベストCDだけあって人気曲が目白押しです。そのまま収録しても売れるでしょうけど、わざわざレコーディングし直してあるのが作り手としてのこだわりを感じました。吾輩は作曲系は詳しくありませんが、今回はファンファーレ系が強化されているように感じました。原曲と聴き比べてみるのも面白いかもしれませんね。何かと息苦しい日常にほっとした時間をくれる、40mPの曲を改めて味わってください。【送料無料】 40mP / 少年と魔法のロボット VOCALOID BEST, NEW RECORDINGS 【CD】よかったらクリックお願いします。にほんブログ村