カテゴリ:読書
久々の完読.....
精神的にも落ち着いて来て、ちょっとカーネギーの本から離れて、好きな歴史本を読みました。 試行的面会交流前の土曜日としては、心穏やかなゆったりとした1日だったかな。 さて、著者の磯田氏はNHKのBSプレミアムで放送されている「英雄たちの選択」や映画「武士の家計簿」の原作者等で有名ですね。 「英雄たちの選択」のアシスタントが杉浦友紀さんに変わって嬉しく思うのは私だけだろうか? そんなことはさておき、今回読んだ「龍馬史:文春文庫 磯田道史著」も面白く読ませて頂いた。 学生時代に司馬遼太郎氏の「竜馬がゆく」を読んで、その破天荒ぶりに感動したけど、自分には到底真似できない生き方だし、尊敬する偉人は?と聞かれても、坂本龍馬とは答え難いと感じる。 幕末のヒーローではあるけれど、英雄視しすぎているのがその理由。 一方、磯田氏の「龍馬史」は、坂本龍馬を知った上で読む本ではあるが、歴史の大局から見た龍馬の役割と言うものが分かる良い本だと感じた。 この本が書かれたのは平成22年で、今から8年前だから、越前藩重臣の中根雪江に送った”龍馬暗殺5日前の書状”が発見される前のものだ。 だから、龍馬暗殺の実行犯は京都見廻組で間違いないが、黒幕は京都守護職の松平容保とするのが妥当だと結論付けているが、今の見解はどうなんだろうか? 「英雄たちの選択」でやってたような気がするが、コメントを忘れてしまった。 そう言えば、書状が発見された後に、黒幕は土佐藩の山内容堂で松平春嶽は暗殺を容認したと言うストーリーのドラマをNHKでやっていたけど、何か突飛な感じがした。 坂本龍馬を偉人として尊敬する人は多いけど、自分とはあまりにもかけ離れた性格と行動力の持ち主だから、凄さは認めるけど、共感は出来ないな〜。 自分もそれだけ年をとったということかな〜 学生時代に竜馬がゆくを読んだ頃とは違うということだ。 自分の人としての器と能力の限界を知っているから..... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.11.17 18:21:12
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