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R.咲くや姫

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2024.01.09
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カテゴリ:学ぶこと




江戸時代の将軍の中で
徳川吉宗ほど、映画やドラマ、TVで
トップスターの座を
独り占めしていた将軍様は他にいないだろう。


さて、将軍職など
その立場的に到底無理だった吉宗は

紀州藩主として財政再建の手腕をふるっている最中、
将軍職を継ぐ話がもたらされます。
1716年(享保元年)に7代将軍「徳川家継」が、
わずか8歳の若さで病没したからです。



本来であれば、徳川御三家筆頭の
尾張徳川家から次の将軍を輩出するところですが、
尾張徳川家は「尾張藩は将軍位を争うべからず」と言う
不文律が立ててあったため、
積極的に将軍位就任運動を
行なうことはありませんでした。





その結果、
紀州藩で財政を立て直すことに
尽力していた徳川吉宗が、
8代将軍に就任することになったといわれています。


「徳川吉宗」といえば


いわゆる​「享保の改革」​ですが長くなるので‥

上矢印
詳しくは上記をクリックしてください。



吉宗は将軍職に就くと
真っ先に、間部詮房と新井白石など
家宣以来の権臣を罷免。



この時、大奥は困ったでしょうね。
何しろ、「諸事倹約」「武事奨励」を命令し
自らもそれを実践したのですから。


「一汁一菜、酒一献、木綿の着物」


吉宗は、紀州藩の財政改革と同じく、
まず幕府の財政改革に着手。
贅沢の限りを尽くしていた幕府の財政は、もはや破産寸前。
そして、そこへ持ってきて
大勢の夫人や女中が生活していた大奥が、
財政難にさらに拍車をかけていたわけです。


吉宗は質素倹約を徹底し、
幕臣の贅沢を禁じ、
さらに、大奥の女中たちを大量に解雇して、
大奥にかかる費用を大幅削減することになるのです。





吉宗はこのほかにも有名な改革の一つとして
「目安箱」や「小石川養生所」の設置。


火事の多かった江戸の庶民の家の屋根を
藁葺き、板葺から瓦葺に改め、
広小路や火除け地を増やし、
更には、
新田開発も吉宗の時代から始まります。


お庭番、つまりは隠密をそばに置き
町奉行として「大岡越前守忠相」の抜擢、
荻生徂徠、青木昆陽など
異色の学者も登用しました。




それとなんと言っても
吉宗は「米」である。


農民対策であり、
吉宗の時代には
米の価格が激しい変動をみせていました。


天災が非常に多く、疫病も蔓延し
吉宗はこれらを「倹約」によって
切り抜けようとしたがそれは出来ませんでした。


米価調節の困難、財政逼迫の結果、
幕府は
ついには貨幣改鋳を
行わざるを得ませんでした。



簡単に言ってしまえば、
「享保の改革」は失敗したのです。


江戸時代における
<三大改革>
「享保の改革」
「寛政の改革」
「天保の改革」


いずれも失敗だったと言うことになります。





徳川の時代に
「大奥」のことがあまり取り沙汰されないのも
この吉宗の時代です。


江戸幕府における「中興の祖」と呼ばれた吉宗。


時代はこの辺りから
江戸庶民が作り出す風俗、文化も変わってゆくのです。



ちなみに
徳川家将軍の家系図を9代将軍まで
載せておきます。
(見えにくくて申し訳ないしょんぼり



思っていたよりも
子供の数が少ないのです。
吉宗には5人の子供しかいませんでした。
その内、源三と芳姫は幼くして他界しているので
成人したのは、3人だけなのです。



吉宗は長男「家重」に家督を譲り
自身は「大御所」として9代将軍の行末を
見守ることになります。










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Last updated  2024.01.09 15:33:44
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