カテゴリ:1歳日記(まーや編)
(日曜日に行った近くの公園で。公園には子ども連れのファミリーが多く、この一枚もある家族連れを後ろから写したところ。) 先週の火曜日、イタリア人の友人に赤ちゃんが生まれた。 4180グラムで生まれたと言うこの赤ちゃんは出産前になかなかでてこようとせず、友人はかなり苦しんだらしい。 3280グラムのまーやを自然分娩で出産した私ですらかなり苦痛を強いられたのに、それよりも1キロ多い赤ちゃんを産むってどれ程辛い話なんだろうと考えてしまった。 結局この友人は帝王切開で産まざるを得ない状態となったが、自然でも帝王切開でも大事なのは赤ちゃんが安全に産まれてくること。 元気な赤ちゃんが産まれて心から良かったなあ、と思う。 さてこの友人、実はもともとダーリンの友人である。 私はダーリンから紹介をされて、彼女とは仕事を通してつきあっている。 いまだに日本で『イタリア人は働かない人種だ』などとステレオタイプのように言われているのか知らないが、私から見るとイタリア人と言うのは本当によく働く人たちだ。 もちろん職種によりけりかと思うが、少なくとも私の接してきたイタリア人達は北から南まで本当によく働いている。 この友人も例にもれず、とにかく年がら年中働いている人である。 彼女が妊娠をしたと聞いた時には、 『これで少し仕事を減らして休めるだろう』 と勝手に思っていたのだが、人の心配を裏腹になんと彼女は出産3日前まで今までと変わらず普通に働き通した。 出産14日前に電話で話した時には、さすがに 「夜になると疲れるわ。」 と言っていたが、臨月に入り朝から夕方まで働いていれば疲れるのも当たり前だろう。 彼女の頑張りには本当に頭が下がる。 そんな彼女の様子を聞きながら、私は私で 『やっぱり私は体力がなさすぎるんじゃないだろうか・・・。』 と考えていた。 考えてみれば長女を妊娠していた時には食っちゃ寝、食っちゃ寝を繰り返していたように記憶しているし、第二子を妊娠している今は、 「つかれた~。つかれた~。」 を連発しながら、空いた時間に寝ては体力を取り戻している。 公園に行けば元気なイタリア人のお母さんと祖父母ばかりが目につき、病院に行けば同じ妊婦なのにやたらと体力がありそうな人たちが多い。 先週羊水検査を行った後も、私はぐったりと横になったまま動けなかったにも関わらず、イタリア人妊婦達は 「早くかえりたーい」 「まだ居なくちゃいけないのー?」 などと元気そうな声でお喋りをしながら、帰りたい帰りたいと看護師にだだをこね、今羊水検査をしたなんて微塵にも見せていなかった。 これはやはり・・・肉食で育ってきた人たちと魚で育ってきた人の違いだろうか? 「気力があれば体力はついてくるはず」 と昔は思っていたが、長女を出産してからがらりと考えが変わった。 「どんなに気力があっても体力はついてこない。」 気力と体力は比例しないが、体を鍛えることと体力は比例するように思える。 「肉を食べて、健康な体作りをしっかりする。」今の私はこれに限るんじゃないだろうか。 あとがき)この日記を書いた翌日のイタリアのラジオでこんなことを言っていた。 「妊婦さんは魚を食べるといいですよ~。賢い赤ちゃんが産まれて来るそうです!」 この言葉を聴いて即座に前言撤回することにした。 やっぱりお肉よりも魚、魚。もとい、バランス良い食事を取るように心がけることにする! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/02/16 06:31:27 AM
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