カテゴリ:0歳日記(ミロ編)
1月6日にべファーナがやってきて、ようやくイタリアのクリスマスシーズンが終わった。
老婆べファーナは良い子にはお菓子を、悪い子には炭を持ってくる。 イタリアの子供達って本当に幸せだな~。 12月25日にはたくさんのクリスマスプレゼントをもらい、1月6日には大好きなお菓子をもらえるのだから。 さて、このべファーナの日、私達は毎年恒例のことながらダーリンの実家に招待された。 ダーリンのパパとマンマから1人1人に靴下を手渡される。 一般的には子供のための日とは言うものの、ダーリンのパパとマンマに取っては私達夫婦、義妹夫婦はいつまでも「彼らの小さな子供」らしく、私達大人も毎年こうしてお菓子やプレゼントが詰まった靴下をもらうのだ。 2歳1ヶ月の娘まーやは、合計4つの靴下をもらい、舞い上がって喜んでいた。 中身は本、みかん、ピーナッツ、子供用のチョコレート菓子、写真立て、靴下、カバン、飴・・・甘いお菓子、お菓子、お菓子攻め。 (こんな靴下の中にたくさんお菓子を入れて渡される。右側の靴下は私達からで、笑うべファーナ付き。その両側にある小人はgnomo。地の精でイタリアでは幸運を呼ぶと言われている。) 私達家族4人がもらったお菓子の山は高く、当分甘い物には不自由しないだろうと思われる。 甘い物好きのダーリンには願ったりかなったりで、子育てのストレスで甘い物をやめられない私には危険な山である・・・。 ちなみに、唯一、このお菓子に何も関心がない5ヶ月のミロは、先月の29日にいよいよ離乳食を食べ始めた。 上の子のまーやの時は、完全に日本式離乳食を作っていたものだったが、今回はイタリア式離乳食でスタートした。 お湯に粉末の野菜スープを溶かし、お米クリームと粉末のうさぎ肉を入れ、最後にオリーブオイルとパルメザンチーズを混ぜてできあがり。 実に簡単。手間要らず。 粉末の野菜スープでも十分に美味しいのか、むさぼるように食べてくれるのだが、やっぱり自分の手で作ったほうが美味しいに違いない、と近々メルカートで野菜を買ってきてスープを作るつもりだ。 この基本メニューに、いろいろな味を試してもらうために、3日に1度おかゆを与えている。 幸いにもまーやは離乳食当時からよく食べる子で、今でも食べ物に関しては苦労をかけない良い子に育った。 弟のミロはどうかな? 来年、離乳食を卒業する時、家族4人で同じご飯を一緒に食べる時間が楽しみだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/01/09 06:30:44 AM
コメント(0) | コメントを書く |
|