カテゴリ:日常
(右)まーやがイースターに向けて幼稚園で作ってきた作品。下の作品は「畑」だそう。幼稚園で色々な物を育てている中で、そのミニチュアをイースターのカードにして持って帰って来ました。色々な種類の豆を野菜に見立て、なかなか可愛いミニチュア畑です。アイデアだな~と感心。 我が家のキッチンは7年物。 7年前にキッチンを購入することになった時、夫は私に言った。 「君の城なんだから、君の好きなキッチン、一生使えるキッチンを選べばいいよ。」 その言葉を聞いた時、なるほど・・・、料理を作るのは私だから私の城って訳ね、と違和感を感じながらも納得した覚えがある。 それから数年、子供が出来るまでの間、私は常にキッチンに立ち続けた。 当時フルタイムで働いていた時も、キッチンに立つのは私。 何しろ、夫は「料理は大嫌い。作らなくちゃいけないなら食べない方がいい。」 と宣言していた程の料理嫌いだった。 でも、たとえ片方から「食べなくてもいい」と言われても、私がお腹を空かせていたら一体どうすればいいの? それでも当時は、料理を楽しんで作る余裕があったので、苦も感じずに毎食作っていた記憶がある。 そんな楽しさも子供ができてからは、がらりと変わった。 いや、長女の誕生後もまだ少しは料理を楽しめる余裕があったのだが、それも長男が誕生してからは、楽しさが次第に義務に変わって行った。 自分に余裕がある時には、新しいメニューを作ったり、楽しんで料理をする事ができるけれど、子供達に手がかかるようになると・・・段々とおざなりなメニューが続き、次第に「今日はストライキ!」と夫に叫ぶ声も高くなって行った。 さて、そんな声を聞くようになった夫はどうしたか?と言うと・・・ 嬉しいことに料理に凝り始めたのである。 先ずは義妹の旦那さんからピザ作りを習い、ピザ作りにはまって行った。 その後はピザの腕はどんどん上達するばかり。 軽いピザを食べたい時にはなになに粉を使って、と粉の種類まで変える程。 そして、パン作りからドルチェ作り、お肉料理、とこなして来た今は、魚料理にはまっている。 夕食の時に「こんな魚を使った料理を覚えてきたんだよ。」と言う事が多くなったので、誰に教えてもらったんだろう?と思っていたところ、同僚に趣味で料理をする人が多く、ランチタイムに料理の話が多いらしい。 これはもう願ったり適ったりの仕事環境!と私は思わずニンマリ。 こうして夫の周りを見回して見ると、結構彼の友人には料理好きな人が多くてびっくりする。 義妹宅でも、コックは完全に義妹の旦那さんで、休日になると人を招待して料理の腕を振るうのは旦那さんの方だ。(その代わり、義妹はドルチェの腕がすばらしい) 義父が全く料理をしない人なのと、義父母世代を見るとキッチンの主導権は女性にある家庭が多いように思えるけれど、今は世代が変わって男性がキッチンに立つ事が自然になっているようで、女性として嬉しい限りである。 先日は友人ファミリーを招いて、フルコースを作ってくれた夫。 「美味しかったよー。」と友人から言われて、また一つ自信がついたらしい。 最初の頃はひどい代物を作ってくれて、「まずい・・・。」を何度口に出した事か。その度になだめて、次の糧にしてもらったのだが、その気にさせるのは大変だったなあ。 今や、キッチンの片付けを上手にしながら、料理を作るようになって、成長したなあ!(→全くえらそうな妻である) たまに「シェフ・サプラーイズ!」と出す料理の中に「え!?・・・これはちょっと・・・。」と言うモノがあるけれど、それも愛嬌の一つでいいのだ、いいのだ。 我が家のキッチンに立つのは二人。 将来は娘と息子も加わって、楽しく料理ができたらいいなあ~。 映画の話) Le Missionnaire (伊語題名 IL MISSIONARIO) 監督 Roger Delattre 俳優 Jean-Marie Bigard, Doudi Strajmayster 他 2009年フランス映画 90分 コメディ 強盗の罪で、7年間刑務所にいたマリオが出所した。 盗んだ宝石をある場所に隠していたマリオは、昔の仲間の追跡を逃れるために、隠れ場所を探す。 神父である弟のパトリックから、辺鄙な村にある教会の神父を紹介されたマリオは神父の姿でその場所に向かうが、着いて見ると紹介先の神父は亡くなったばかりだった。 勘違いから村の人々の歓迎を受け、即席神父としてミサを行うマリオだったが、意外や意外、人気をうける。 弟に頼んだ宝石の行方や、マリオの行く先など、色々な話が絡み合い進んで行く。 かなり面白い!! 元気がない人、もやもやした気分の人などにお勧め。 この映画を見た後はすかーとした気分になります。 映画の構成がよくできているし、笑いも散りばめられていて、文句なしに楽しめました。 主人公の俳優さん、良い味を出していたけれど、フランスで有名な人なのかなあ。フランス映画は苦手な私でしたが、この映画は楽しめました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/04/01 06:56:15 AM
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