流れ流れて…

[食べる飲む] カテゴリの記事

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  やめられないとまらない

  気がついてみたら、明日はクリスマスイブですね。数日前にプレゼントの買い物は何とか終了（大した量でもないくせに）。でも、クリスマスカードはクリスマスまでに間に合いそうにありません。この際、年賀状にしてしまえと、開き直っています。お知り合いの皆さん、お正月には届くはずですのでお待ち下さい。さてクリスマスだから…と、先日買ってしまったもの。（既にかなり減っていることにご注目）Walkersのクリスマス版ショートブレッド。昔からショートブレッドは大好物。材料は小麦粉、バター、塩、砂糖だけという、シンプルなお菓子なんですが、ものすごく美味しい。でもバターたっぷり高脂肪…なので、日頃はほとんど食べません。ところが先日、かわいい缶入りのクリスマスバージョンを見かけて、買わずにいられませんでした。久しぶりのショートブレッド。美味しい…（涙）。危険なのは、軽い舌触りなので、もう一枚、もう一枚…と缶に手が伸びてしまうこと。美味しい紅茶でも入れて一緒に食べ始めると、本当に止まらなくなっちゃうわけです。しかしっ！こんなに可愛い見た目なのに…２枚で150カロリーですよ、２枚で150カロリー！！…というわけで、２枚以上は絶対食べないと心に誓っております。（あんまり効果ないんですけど）

  2006年12月23日

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  飲み込まずにはいられない。

  日曜日のお出かけの続きです。ちょっと湿っぽい気分になってしまった航空博物館を後にして、ワインテイスティングに行くことにしました。住んでいる地域にワイナリーがたくさんあるにも関わらず、実は今まで行ったことがなかったんです。「近いんだからいつでも行けるさ」と思って結局行かない…という、ありがちなパターンでした。しかしっ！今日はとうとう行きました。どちらの家族も、子連れ、車で移動…という状況だったのですが、亭主二人組が、子守と運転を担当してくれて（←意外に気の利いた事してくれるじゃないのぉ♪）、女房二人組のみが、テイスティングをすることになりました。まず行ったのは、Robert Hall Winery。たまたま近くにあったから入っただけのことなんですけど。結構立派な店構え（？）。おっかさん達が飲んでいる間、子供達はこの噴水で遊んでいたそうです。眼下に広がるブドウ畑は秋色でした。さて、肝心のワインテイスティングですが、テイスティング料５ドルを払って、リストの中から６種類のワインを試すというもの。料金を払ってテイスティングっていうのは初めてだったのですが、考えてみると合理的なやり方だなと思いました。その昔、ワシントン州でワインテイスティングに行った時は、無料で飲ませてくれたのですが、あれこれ試してみたくても、無料だと、最後に一本くらい買わなきゃ悪いかな～と思ってしまって、どうも遠慮してしまうわけです。だから今ひとつ楽しめないというか…。でもこの料金システム。お金払ったんだから、遠慮なく６種類楽しめて、買いたいようなワインが見つからなくても、罪悪感を感じることなく出てこられて、いいやこりゃ♪飲んだ６種類は…Sauvignon Blanc →Viognier →Blanc de Robles（オリジナルの白葡萄ブレンド）→Zinfandel →Syrah →Cabernet Sauvignonワインテイスティングって、本当は飲み込まずに口の中だけで味わってその後は吐き出す…というのが正統派のやり方らしいですが（そうしないと酔っ払っちゃいますから）、私はどうしても飲み込まずにいられない。（貧乏性）せっかく口の中に入れたのに吐き出すなんてもったいない…。…ということで邪道承知で、全部飲み込んできました（笑）。まあ６種類と言っても、グラスに少しずつ入れてくれるだけなので６種類飲んで、グラス一杯分くらいのもんです。楽勝楽勝。この６種類、それなりに美味しいものでしたが、「これはっ！」と思えるものはなかったので、何も買わずに手ぶらで出ました。店から出てきた女房二人組を見て亭主二人組は開口一番、「なんか気分良さそうだね～。」そりゃいいに決まってるよ～。こんなことするの何年ぶりか…♪さ、次行ってみよう、次。お次に訪れたのはMeridain Vineyards。ここのワインはかなりの量が市場に出回っていて、近所のスーパーなどでも気軽に買えます。ここも、こんな具合に両側にぶどう畑が広がっています。テイスティングルームはこんな感じの建物。ここも同様に５ドル払って５種類。でもボトルを買うと、その５ドルは返ってくるという仕組。フレンドリーなアテンダントの方達とおしゃべりをしながら飲ませて頂いたのは…Gewürztraminer →Chardonnay →Pinot Noir →Zinfandel →Petit Syrahここでも全部飲み干してしまいました。ちょっと気分良くなってきましたが、平気、平気…。ところがここで、アテンダントのおば様が「次は何がいいかしら？」でも５種類飲み終わっていたので「もう５種類いただきましたから。」と答えると、「いいのよ、ウチではちゃんと数えてないから。」えっ…もっと頂いていいんですか♪　と、勧められるがままに、続いてCabernet Sauvignon→オーストラリアの姉妹ワイナリーから仕入れているというスパークリングワイン２種類。カベルネまでは平気だったんですけどね、駄目押しのスパークリングを飲んだ時点で俄然、酔いがまわってきまして…そこで敢え無くゲーム終了。酒の勢いもあってこのワイナリーでは一本買ってしまいました。一番最初に出てきたGewürztraminerです。その昔、アルザスの友達を訪ねた時に惚れ込んだゲヴュルツトラミナーですが、アメリカのゲヴュルツは、そのほとんどが甘くてどうもいただけない…。でも、ここのゲヴュルツは、そのいわゆる「アルザス式」で、かなりドライ。なかなか美味しゅうございました。一緒にいった元隣の奥さんも、同じボトルを買っていました。上機嫌の女房二人組をドアの外で出迎えてくれたのは全くシラフの亭主二人組と遊び疲れた子供二人。亭主二人組によると女房二人組はボトルを抱えて高笑いをしながら出てきたそうです。（本人達は記憶が定かでない。）出てきたワインを全部飲み込んじゃった私達には、ワイナリー二軒が限度でした。あ～楽しかった。ありがとう、お父さん達。次回は、私達が飲まずに運転する番だから。（あ、飲み込まなきゃいいのか…。）応援ありがとうございます。

  2006年11月21日

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  グランマの誕生日ケーキ

  サンタクルーズに住むグランマ（うぃ郎のお母さん）の誕生日が今週なので、週末の今日、一足早いお祝いに行ってきました。ケーキを買っていこうということになったんだけど、サンルイスオビスポから買っていくのは大変ということで、数日前に、サンタクルーズにある Gayle's Bakeryでケーキを注文しておきました。これです。その名もプリンセスケーキ実際はもっと綺麗なラベンダー色なのですが、私のカメラのせいか、この写真だと灰色っぽく見えてしまって残念。表面の紫色の部分はマジパンで、中は真っ白なスポンジと生クリーム、カスタードクリーム、ラズベリーフィリングの３重がさね。アメリカのケーキにしては、甘さも控えめで、軽～く頂けます。てっぺんに乗っているのは、本物のバラの花。こてつは、「バラが本物かどうかチェックしてあげるね…。」と言いながら―くんかくんか。放っておいたら調子に乗って、「この紫のは、柔らかいかな～、硬いかなあ～。」…と、今度は指を突っ込みそうな勢いだったので早急にケーキから引き離されました。フライング常習犯のこてつです。お味の方ですが、マジパンが思ったより甘くて強烈でしたが、中身ふんわりで、なかなか美味しゅうございました。グランマはアマチュアの絵描きさんなので、プレゼントはキャンバスや絵の具などの絵描き道具一式。こてつは一生懸命に書いたカードと絵を送りました。その、こてつ画伯の作品。題：　『りんごの木』これでも進歩した方なんですってば…。題名を書いたのも彼自身なんですが、字が大きすぎて全部が一行に入りきらず、「尻上がり」になってしまいました…(-_-;)。↑↑　応援クリックありがとうございます♪

  2006年10月15日

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  今週のお野菜

  つい最近、知ったことですが、サンルイスオビスポにある大学、Cal Poly (California Polytechnic State University)には、学生達が有機野菜を育てている農場があって、地元の人達は、そこで採れる野菜を買うことができるのです。CSAプログラムと言うんですって。うぃ郎が職場の同僚から聞いてきて、我が家も早速、登録することにしました。毎週月曜日に箱に入った季節の野菜や果物がカウンティ内の各地集配所に届き、購買者はそこへ引き取りに行く…というシステム。そして今日は…初めてその野菜が届く日でした。私はちょうどその時間忙しかったので、うぃ郎とこてつに取りに行ってもらいました。集配所は我が家からわずか５分位の場所なので、行くのも苦にならない距離です。さて、本日の箱の中身ですが…こんな具合です。内訳：　トマト　ハラピーニョペッパー　ベルペッパー（ピーマン）　とうもろこし　ラディッシュ　スクワッシュ　サラダミックス　人参　梨　トマティーヨ野菜の種類は、その日採れたもので、買う側は選ぶことができません。だから箱をのぞく時は、「何が入っているんだろう」と、福袋の中身を見ているような気分。さて、ここで問題です。内訳の中にあったトマティーヨとは何でしょう？私は知りませんでした。TOMATILLOと書きます。スパニッシュな響きですね。で、その実態は……ほうずき？？ほうずきみたいに見えるでしょう？ちょっとグーグルかけてみましたらなんと本当に「食用ほうずき」だそうです。トマトの親戚で、メキシコ料理ではグリーンのサルサやソースに使われるそうな。我が家では、これをどう使ってよいものか、想像すらつきませんが…今週中には考えたいと思います。来週も来たら困りますから。はい。メキシコ料理…と、書いて気が付いたのですが、この野菜の内訳を見ると、「メキシコ料理作ってください。」と、言わんばかりのラインアップですね。　トマト　ハラピーニョペッパー　ベルペッパー（ピーマン）　とうもろこし　トマティーヨ↑サルサの材料のリストみたいでしょう？今後、野菜料理に関しては、作るものに合わせて材料を買うのではなく、材料に合わせて作るものを考える…という状況になるわけなんだな、これが。今週は、デフォルトでメキシカン…という、ことらしいです。トマティーヨの調理法をご存知の方、是非ご一報下さい。追記：期待しておりました、豚テンダーロインとザワークラウトの煮込み、先日やってみたんですが、いまひとつ、思い描いていたものになりませんでした。調理中の匂いは最高だったのに。うーん。なんかパンチが効いてないの。何なのかなあ。↑今日は久々に20位以内にランクしてます。応援ありがとうございます♪

  2006年09月18日

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  スロークッカー登場

  もともと料理は苦手な私ですが、ここ2週間ほど仕事が忙しかった時には、落ち着いて料理をするような余裕がなく、…かと言って、テイクアウトばかりじゃ出費が重なるし…うぃ郎と、どうするかねーと話し合ってた時、うぃ郎から「スロークッカーでも使ってみたら？」との提案。（ここで、『たまにはボクが料理するよっ♪』とはならないのが我が家でして）スロークッカー、しばらく気になってはいたのです。朝、材料入れてスイッチ入れて放っておけば、夕方には出来上がり…という噂の電気鍋。買いましたよ、ア●ゾンで。じゃーん。決して美しい鍋じゃありませんがま、機能性重視ということで…。一緒にレシピブックも買って、私にも出来そうな物があるか読んでみると―ずぼらな私でも何とかなりそうなレシピの数々。という訳で、スロークッカーを使って、ここ10日間で作ったもの。１）中国粥夜スイッチを入れてとけば、朝にはお粥が出来上がり。レシピ通り、チキンストックを入れたんだけど、こちらで売ってるストックでは、どうも中華風の味にならない。いわゆる「鶏がらスープ」とは味が違うから。それなりに美味しかったけど、ちょっと期待はずれ。２）照り焼きチキン長時間煮るので、お箸でちぎれるほど柔らかく仕上がる。フライパンやオーブンで作ったものとは、また違った食感だ。レシピ通りの時間をかけたら、ちょっと乾き気味になっててしまったので、次回は時間を短縮してみるか。３）カレーあんなに煮ても、人参やジャガイモが型崩れしないのね。でもすごく柔らかい。硬くなるので普段は使わない部位の豚肉を使ったのだけど、これまた柔らかく煮えた。カレーは当たり外れなくていいかもな。以上３点。　（はい、３点だけです。）次に狙ってるのは、ブタのテンダーロインをザワークラウトと共に煮込む…というレシピなんだけど、お味の程はいかに…。スロークッカー使ってる皆さん、アイディアを是非お聞かせ下さい。↑よろしかったら応援のクリックを。

  2006年09月17日

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  お向かいさんちのおやつ

  我が家のお向かいには、子供が３人いる家族が住んでいます。すごく仲良しという訳ではありませんが、こてつが時々一緒に遊んでもらったりしてます。今日の午後も、家の前で子供達が一緒に遊んでいました。そのお宅の奥さん（「私29歳なの～！っ」って言ってたから29歳なんでしょう、きっと。）と私は、子供達を見ながらおしゃべり。子供の学校の事など話してたんですが。ふと見ると、奥さんちの末っ子（2歳男児：小さいので遊びの輪に入っていけない。）が、ビニール袋に入ったものを何かぽりぽり食べている。何かのスナックかなと思っていたところ、その奥さん、「これがねぇ、最近のお気に入りなのよ。インスタントラーメン！」アメリカに、ベビースターラーメンはありませんから、2歳の彼が食べるのは、普通おなべで煮て食べる類のインスタントラーメンです。↑スーパーで10個1ドル位で売ってるこういうやつ。インスタントラーメン、そのままですか。「そうなの、麺を砕いて袋に入れて、上からスパイス（←スープの素）をかけて食べちゃうのよ。上の子が始めたら、下の子もマネするようになっちゃって。」ああ、じゃあ口の周りについてるのはスープの粉なのね。まあ…あの、私の先入観で、人のする事にどうこう言うのはやめようと思ってるし、ラーメンの袋に、「このまま食べるのは避けて下さい。」って書いてある訳じゃないし、いろんなおやつのやり方があるのね。…ということで。だけど―インスタントラーメンのあの乾麺って、ちゃんと火が通っているんだろうか。小麦粉ってそのままで食べちゃダメって、子供の頃聞いたような気がするんだけど。そういやアメリカではクッキードウ（焼く前のクッキーの種）を、そのまま食べたりするよな。アイスクリームに入っていたりもする。私は、あのジャリジャリ感がどうもいただけないのだけど、それ以前に…加熱前の小麦粉を食べちゃって本当にいいんでしょうかね…。あ、そういえば、インスタントラーメンがそのまま入ったサラダ見たことある！案外これって…ポピュラーな食べ方なのか？！驚いてるのは私だけ？私はラーメンは煮たやつの方が好きですよ～♪

  2006年09月02日

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  青色一号ふたたび

  おかげ様でカゼはすっかり良くなりました。と言っても、良くなったのは私とこてつに限ってのことでして、うぃ郎はこじらせて気管支炎になっちまいました。しばらく仕事も休んでしまいましたが、ようやく復帰の兆しが…。おとうちゃん頑張って。さて、先日うぃ郎とこてつが２人で買い物に出かけまして細々とした物をいろいろ買ってきた模様です。こてつは帰宅一番、「見て見て～、ゲータレーダー（←ゲータレードのこと）買っちゃった！」その日の午後はかなり暑かったので飲み物を…ということになってゲータレード買ったらしいんです。「見て見て～」と言われて、こてつの握っているゲータレードのボトルを見たところ青いやつでした。こんなんですよ↓ボトルじゃなくて、中の液体がこういう色なんです。明らかにストレートな「青色一号」。前にも書きましたが、私、もろに青い着色料が入った物って大嫌いなんです。着色料であれば、何色だろうと体に悪いことに違いはないんだろうけど、自然の食物にはありえないあの青色だけは、視覚的に受け入れられないものがあって。日本だったら、着色料を使ってあっても「ほんのり桜色」とか「さわやか若草色」とかそういう感じじゃないですか。食感をそそるようになっているというか（まあ、ショッキングピンクの蒲鉾とかもあるけど）。でもアメリカで目にする物ときたらコバルトブルーのクリームで飾ったケーキとか、深緑のフロスティングがてんこ盛りになったクッキーとか、絵の具やペンキを、そのままぶちまけたみたいな色合いです。「食感をそそる」と言うよりも「こんな色だけど食べても死なないよっ！」みたいな感じです。…などと憤っている私を尻目に青いゲータレードを美味しそうに飲むこてつ。「ぷは～っ、美味しいっ！」と満足気なこてつの顔を見ると鼻の下が青い。唇まで青くなっちゃって、満面の笑顔にもかかわらず、なんか体調悪いんじゃないかと思えるような風貌でした(-_-)。頼むから青いのだけはやめてくれ。せめて赤か黄色にして。（そういう問題なのか）応援ありがとうございます。まだまだ順位が下の方なので、クリックが一回増えただけでも、ランクが飛び上がるんですね♪　ただいま海外ブログ村30位辺りをうろうろしている模様です…

  2006年08月23日

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  夢に出てくるカマロネス

  昔、私は「メキシコ料理は好きじゃないんだよね～」と公言してはばからなかった。だって本当に美味しいと思わなかったから。しかし―メキシカンレストランが林立するカリフォルニアに越してきて早６年。美味しいと思えるようになってきたから不思議なもんである。もちろん、何料理でもそうだけど、美味しくないメキシカンレストランだって山ほどある。でも美味しい所を見つけると「美味しい」と思えるようになった。ということで、うぃ郎と共に最近はまったメキシカンの店。アタスカデロを北上したパソロブレスにある。月曜日にうぃ郎とランチに行って、エビ料理を食べたのだけど、これがすっごく美味しいっ！エビで感動したのは久しぶりである。シンプルなガーリックソースで炒めてあって、尻尾はそのまま食べられる程クリスピー、それでいて身はプルプルなのである。私もうぃ郎も痛く感動して、店長さんに「最高のカマロネス（スペイン語でエビ）でしたっ！」と挨拶して帰ってきた。帰宅した後も、その味が忘れられなくて夕食にもう一回食べたいと思ったほど。だけどそんな事を言ったら、うぃ郎に笑われるだろうと思って言わずにいたんだけど…翌日うぃ郎が朝一番「昨日のエビが夢に出てきた…。」と言うじゃないか。あぁ、これはもう一度行くしかないわね―と言う事になり今日また行って来たのだっ。今日はこてつも一緒に連れて。迷わずオーダーしたのはこれ。CAMARONES AL MOJO DE AJO今日も美味かった…んだけど、この間ほどじゃなかったかもちょっと火が通り過ぎている感じ。うぃ郎と話し合った結果―多分、週末のお昼時で厨房がかなり忙しそうだったから、そのせいではなかろうかということになった。この間は月曜日で空いていたから。う～む。微妙なもんだな。次回は、平日の空いてる時間を狙って再挑戦しようということになった。ということで、平日の午後、パソロブレスのダウンタウン、PAPI'S というレストランで黙々とエビを食べてる夫婦を見たらそれは私とうぃ郎です。　

  2006年04月29日

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  4歳です～今年はアイスクリームケーキ。

  今日はこてつの4回目の誕生日でした。いや～、4歳になっちゃいました。本当にあれよあれよという間ですね。盛大にパーティ…とはいかず、おばあちゃん（うぃ郎のお母さん）を含む家族だけで祝いました。最近我が家では誕生日と言えば、サンルイスオビスポのマドンナイン特製、「恥じらいのないケーキ」を食べるのが恒例になってたんですが、さすがに食べ飽きちゃって…(-_-)。本日は暑いことだしアイスクリームケーキにしました。アタスカデロにもあるチェーン店のコールドストーン・クリーマリー(Cold Stone Creamery)のケーキです。予約もしてなかったので、店に行ってあるやつを買いました。「コーヒーハウス・クランチ」という名のこいつです。 アイスクリームケーキって言うからアイスクリームの塊なのかと思いきや、半分はちゃんとスポンジケーキで出来てるんですね（←アイスクリームケーキ初体験）。子供の誕生日だっていうのに、なぜコーヒー味のケーキなのかと言うと、欲しかったサイズのケーキがこれしかなかったからです。行き当たりばったりの割には、かなり美味しゅうございました。これからはマドンナインから浮気して、しばらくアイスクリームケーキでいこうと思います。しかし…昔の「自分の子供には手作りのケーキで誕生日をお祝いしてあげよう♪」という野望はどこに行ったのか…。

  2005年08月08日

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  今日のプリン

  朝食後、冷蔵庫にあったプリンを食べました。スーパーで４個入り200円位の代物だったかと思います。包みを捨ててしまったので、メーカーやネーミングは不明です。なんか、「焼きプリン～フロマージュ…クリームチーズがたっぷりのプリン」って感じの宣伝文句だったかと。 お味はその通り、こくたっぷりのこってりプリンでした。いいねぇ。うほほ。朝っぱらからプリンの写真なぞ撮っている私を見て呆れたのか、母に「あんたいいご身分ね。」と言われてしまいました。

  2005年07月10日

• 私の弱み・・・

  かくれ肥満の私がこんなこと言ってる場合じゃないんですけど、日本に来るとどうしても買ってしまうものがあります。それは、プリンとシュークリームです。そうです。私、カスタードクリーム系のお菓子が大好きなもので。アメリカにもプリンとシュークリームはあるけれど、どうも味や舌触りが日本のものとは違っていて、あんまり美味しいと思わないんです。確かに良い店に行けば、あちらのプリン（クレーム・カラメルとフランス語の名前がついていることが多い。あとたまにメキシコ料理屋でとんでもなく美味しいフランに出会うこともある。）も美味しいのだけど、私が懐かしいのは、何となく安っぽくて大衆的なプリン。スーパーやコンビニで売ってるタイプのやつです。シュークリームについても同様。で、母と一緒にスーパーに行くと、ついついカゴに放り込んでしまうプリンとシュークリーム。しっかし、最近はほんとにいろんな種類が出てるんだな。あ、これから「今日のプリン・シュークリーム日記」を付けてみよう。ところで、みなさん、シュークリームの中身は　　１）カスタードクリーム　　２）生クリームのどちらですか。私の場合はどっちか選べと言われたら、絶対カスタードクリームですが、両方入ってるなら、それはそれで良いわ。生クリームだけってのは困ります。

  2005年07月08日

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  がんばれ葡萄

  夏日が続き、相変わらずジャングル状態の続く我が家の庭。バラだのグラジオラスだの咲き乱れていますが、今ひとつ愛着が湧かずにおります。あらためて、あたしってガーデニングに向いてないんだわと痛感しているところ。しかしそんな私でも、唯一期待を寄せている木があるのです。それはこの、ブドウの木。 食べ物がぶらさがっているとなると、俄然興味が湧くから不思議なものです。まだ実が小さいんだけど、これって食用だよね…。いつになったら食べられるのかなぁ。

  2005年06月17日

• アボカド皮むき事件

  風邪でまともに台所に立たないでいるうちに、買ってあったアボカドをダメにしてしまいました。３つもです。これ、風邪ひいてない時でもよくやるんです。特にまだ青いのを買った時に、熟れるまで待つつもりで放ったらかしにしたまま忘れ、気がついた時には皮が真っ黒くなって実もぐちゃぐちゃ(-_-)。アボカドって結構高いのです。あぁもったいない。ところでアボカド（特に熟れたやつ）を手にすると、いつも思い出すことがあります。もうだいぶ前に亡くなった祖母のこと。私はまだ小学生だったと思います。母とスーパーに買い物に行ってアボカドをひとつ買ってもらいました。当時アボカドなんてまだよく知られていない時代で、私も雑誌かなんかで読んだことがあるだけで食べたことはありませんでした。「森のバター」とか書いてあったような気がします。それが長野県の片田舎のスーパーに並んでるじゃありませんか。珍しいもの好きの私は、母に頼んでひとつだけ買ってもらいました。すごく高かったように覚えています。アボカドには黒いシールが貼ってあって、「表皮がこの色になったら食べ頃です。」と書いてありました。アボカドの皮はまだ緑色だったので、私は来る日も来る日も待ちました。そしてある日、私が学校から帰ってきてテレビを見ていると、当時すでにボケ気味のおばあちゃんがやってきました。「かんなちゃん、これってどうやって食べるのかねぇ。」そう言っておばあちゃんは、手に持った丸い物を差し出しました。「何それ、おばあちゃん。」おばあちゃんは台所に行くと、まな板の上にある黒いものを指差して「あれを皮むいて食べようと思ったんな。（←飯田弁「思ったんだよ」）」まな板の上にあったのはアボカドの皮でした。そうです。おばあちゃんはアボカドの皮をむくつもりで、柔らかい実の部分も「むいて」しまい、後に残ったのは真ん中の種だけ。その種が硬くて食べられそうな物ではなかったので、私のところに持ってきて見せたというわけです。私はアボカドの種を見るのもその日が初めてだったので、最初は何だかわからなかったのですが、むかれた黒い皮と、シンクに洗い落とされた緑の実を見て、何が起こったのか察しました。「もぉぉぉぉぉ、おばーちゃん！　それ種だよー。おばあちゃん、実を捨てちゃったんだ！」と憤慨する私。「へへへへ、そうだったのかぁ。」始末悪そうに笑うおばあちゃん。私は二の句もありませんでした（笑）。かくして私のアボカド初体験は実現に至らず…。アボカド、ガカモレも美味しいけれど、私はわさび醤油で食べるのが一番好きです。

  2005年04月24日

• 風邪にチキンスープ

  相変わらず風邪が治っていません。そんなに大したこともないんだけれど、2－3日続いた喉の痛みに続いて、今度は咳が出ます。一方、同時に風邪ひいたこてつの方は、かなり回復して飛び回っています。すごーく具合が悪い時ならともかく（←滅多にないし、こういう時は旦那も息子も私より更に具合悪いと決まっている）、これくらいの風邪だとなかなか寝てもいられません。頭が痛かろうが、喉が痛かろうが、咳が出ようが、「ママ～、クラッカー食べるぅ！」（←こてつ）、「おーい、ちょっとシャツ洗っといて。それからシャワー浴びてる間にオムレツも作っといてくれるかなぁ！　ほうれん草入れたやつね。」（←うぃ郎）「…わたし、一応病気なんですけど(-_-)。」というオーラを全身から出しているつもりなのに、だーれも気づいてくれやしません。あぁ。さて、アメリカでは風邪をひくと、「チキンスープを飲みなさい！」ということになります。風邪で寝込んでいる人のところに手作りのチキンスープを持ってお見舞いに行く…とかよく聞く話です。日本だったらタマゴ酒とかなんでしょうけど、アメリカではなんでまたチキンスープなんでしょう。本当に風邪に効くんでしょうか。今まで不思議に思いつつ、風邪をひくたびに何度もチキンスープを飲みました。効いてるような効いてないような。温まるし、野菜もたっぷり入って栄養価も高いだろうし、まあ害にはならないだろう…くらいにしか思ってなかったのですが。さっきサーチしてみたところ、こんなサイトがありました。私立チキン学園それによると、＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ネブラスカ大学のスティーブン・レナード博士は、妻のバーバラさんお手製チキンスープを食べているときに交わした｢風邪にチキンスープが効くといわれるのはなぜかしら？｣という会話がきっかけで研究を始め、実際に風邪の症状を和らげる効果がある事を突き止め、医学学会誌に発表したんだ。 　 風邪の症状には、好中球という細胞が大きく関与していて、風邪などの原因となるウイルスに感染すると大量に分泌される。また、好中球はせきや鼻水の原因とみられる粘液の分泌を刺激するという。レナード博士によると、チキンや具の野菜に含まれているビタミンなどの成分が、好中球を抑制する効果を示したそうだ。また最後に、誰かが自分の風邪を心配して料理してくれた、心のこもった手作りスープの及ぼす精神的な効果もあるのではとも述べている。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝…だそうです。ほほー、科学的な裏づけもできるのか。最後に「誰かが自分の風邪を心配して料理してくれた、心のこもった手作りスープの及ぼす精神的な効果もあるのでは…。」とありますが、私の場合、自分で作るんだからこの効果はないわな。咳き込みながら、自分でチキンスープを作るのも、なんか哀しいものがあります。

  2005年04月23日

• （本物）カニ入りカリフォルニアロール

  レストラン事情は語るも空しいアタスカデロの街ですが、先日ある情報を聞きつけました。カールトンホテル1階のレストランにはスシバーがあって、そこでは「本物のカニ肉入りカリフォルニアロール」が食べられる…というのです。アメリカのすし屋なら、どこでも置いてるカリフォルニアロール。日本で言ったらかんぴょう巻・かっぱ巻きと同じくらいメジャーです。基本的にはアボカドとカニが入っている巻物なのですが、このカニはどこで食べてもカマボコで出来たニセモノ。もうそういうもんなのかと思ってました。ところが、ぜんぜんぱっとしない町アタスカデロのレストランで本物のカニ入りが食べられるっていうじゃないですか。（別にカリフォルニアロールのファンじゃないんですけど、物好きな私とうぃ郎は）先日行って参りました。このレストラン、日本食レストランというわけではなくて、レストラン（それなりに高級な雰囲気なんだけど）の中にいろんな厨房があって、好きなものを注文できるというシステムになっています。そのひとつがスシバーというわけです。ちなみに、現在アタスカデロには日本食レストランは他にありません。私とうぃ郎は勇んでスシバーのカウンターに座りました。スシを握っているのは、大学生くらいと思われる兄ちゃん3人。1人はアジア系のでっかい兄ちゃんでした。あとの2人は白人の兄ちゃんで、頭にはカラテキッドを彷彿とさせる日の丸の鉢巻をしてました（なぜなの）。最初に出てきた味噌汁はご飯茶碗に入ってました。さすがアタスカデロ…。めげることなく、カリフォルニアロールを注文。待つこと数分、出てきたカリフォルニアロールには・・・カマボコじゃない本物が入っていたっ！！本当にカニでした。カニの入ったカリフォルニアロールなんて食べたことなかったので、なんだか不思議な味でした。しかし、感動もそこまで。他にスシをいくつか頼んでみたんですが、なんかちょっとネタが凍ってるんじゃないですかって食感でした。とはいえ、刺身なんか今度はいつ食べられるかわからないので全部食べちゃいましたけど。そんなわけでみなさん、本物カニ入りカリフォルニアロールが食べたくなったら、アタスカデロ、カールトンホテルです。(-_-)。カリフォルニアロールだけは力入ってます。

  2005年04月11日

• 冬の特選回転すしっ！…の広告

  大阪に住んでいる友達がクリスマスだからと荷物を送ってくれた。こてつにと、おもちゃや子供用せんべいや子供用カレー（美味そう）、私とうぃ郎にはあられやお饅頭など、懐かしい日本の味の数々を送ってくれた。すごく嬉しい。…のだが…、実は今回送ってもらった荷物の中で、一番感動したのは、中身が壊れないようにと、せんべいやお菓子の箱の間にくしゃくしゃに丸めて詰め込まれていた…回転すしの広告だった。「冬の特選」と称して期間限定のネタの写真が所狭しと並んでいる。これがまた…、美味そう♪だってだって、本鮪　大トロ本鮪　中トロ生　本タラコ活〆　本かんぱちぶりとろ活〆　焼霜降真鯛大生エビ真鱈白子……あぁぁ、もうやめてぇぇぇっ・・・って感じのラインナップである。またいちいち、この写真がっ（！）そそるのである。一皿１０５円ですって。というわけで、穴の開くほどこの広告に見入ること２０分。今も皺を伸ばして、机の前に飾ってある。あぁ、なぜにないのぉ、回転すしが。サンルイスオビスポには。（ねぇだろう。）

  2004年12月27日

• 海鳥恐るべし

  うぃ郎が友達とサーフィンに行くというので、私もこてつもついて行った。と言っても、浜からは見えないような所まで言ってしまうサーファーうぃ郎を見ていてもつまらないので、私はこてつと２人、砂遊びをしたり、桟橋を歩いたり、街を歩いたり…と適当に遊んでいた。そのうち、こてつが「お腹へった～」と言うので、近くのメキシコ料理やでタコス（私）とケサディーヤ（こてつ）をお持ち帰りにしてもらい、ビーチで食べることにした。ビーチを眺めるベンチに座って、まずはこてつに食べさせた。本当にお腹が減っていたらしく、あっという間にペロッと全部食べよった。さて、今度は落ち着いて私が食べる番…とタコスにかぶりついたところ、すでに食べ終わっていたこてつが、散歩していたダックスフントを見つけて駆け寄っていった。飼い主もよさそうな人だったんだけど、何かと手荒いこてつなので、尻尾かなんか引っ張っちゃいかんと思って、タコスを置いてこてつのいる所へ走っていった。飼い主の女性と言葉を交わしはじめたところで、突然彼女が私の後方に目をやって、「まぁすごい鳥ね～。」と行った。はっ・・・・・・・・・・・・・・！後ろを振り向くといやな予感はずばり的中。私が座っていたベンチには２０羽くらいのカモメとハトがたかっていた。「うぉぉぉ、あたしのランチぃ～！」と叫びながら、ベンチに走り戻ったのだが。飛び去った鳥達の跡には、空っぽの発泡スチロールの容器が。ほんとに、舐めたようにきれいに何も残ってなかった。私のタコス。一口しか食べてなかったんだぞぉぉぉ（激怒）。まじでショックで呆然とその場に立ちすくんでしまった。くそぉぉぉぉぉぉぉっ。腹が空いたままの私は強烈に不機嫌になり…。私「もうウチに帰るよっ！」こてつ「もっと遊ぶ～。」私「ママお腹が空いたからご飯食べに帰るのっ！」こてつ「ぼく、お腹すいた～。」私「あんたはちゃんとランチ食べたでしょ。ママは食べてないの。鳥に食べられちゃったのっ！」こてつ「鳥、タコス食べちゃった。お腹すいた。」私「君はケサディーヤ食べただろが！」…と訳のわからん会話をしながら駐車場まですたすたと歩いていった。幸い、エンジンをかける寸前に海から上がったうぃ郎から「飯食べにいくぞー」と電話が入ったので、そこからうぃ郎に合流、私はチキンバーガーを平らげて機嫌も直ったのであった。帰ってからもずっと、こてつは「とり、タコス食べちゃった。ママ、ハングリー。」とつぶやいていた。にっくきカモメ共。今度は絶対店の中で食べるんだからっ！（怒りの鉄拳）

  2004年12月24日

• SUPER SIZE ME!

  …という映画を見た。ドキュメンタリーなんだけど、何ともすごい企画なのである。「一ヶ月、毎日３食マクドナルドで食べたらどうなるか？」これを、ＮＹ在住の健康な男性が実行するのである。この人、彼女がビーガン（卵も乳製品も食べないベジタリアン）のシェフで、日ごろ非常に健康的な食生活を送っている人なのに、そこから一気に「毎食マック」をやってしまうのだから、ものすごい変化なわけである。マクドナルドで売っている物以外は一切口にしないというんだから。詳しいことははしょるけれども…、とにかく、どんどん体調が悪くなっていき、ぶくぶくお腹の周りが太ってくる。体力も落ちてくる。脂肪肝のような状態になり、定期的にチェックしているお医者さんからも、「危険だからやめなさい」と言われるような状況に。それでも食う、食う、マクドナルド。もう、見てるほうが「やめてくれ～」と言いたくなるほど。一ヵ月後には、この人、肝不全寸前まで陥った。わかっちゃいたけど、ファーストフードってやっぱり強烈に不健康なのね。いつも食べてるわけじゃないけど、もうしばらく食べる気が失せました。

  2004年12月04日

• 青色一号

  子供のおやつで、ヨーグルトを細いビニールの袋（お弁当についてくる醤油やソースの袋を長くした感じ）に入れた物がある。8本くらいが箱入りになって、スーパーのヨーグルト売り場で売られている。なんかあんまり美味しそうじゃなくて、最近まで買ったことがなかったのだが、こてつが凍らしたやつをお隣りで頂いて大層気に入った様子なので、以来気になっていた。買ってみようかと、スーパーで手に取ったんだけど、原材料を見てげんなりしてしまった。着色料のオンパレード。特にブルーベリー味には「青色1号」しか入ってなかった。ってことは、中身は本当に青色なのね。着色料が体に悪いということはさておき、私はどうもこの「青い食べ物」が受け付けられない。日本じゃ見たことがなかった青いキャンディー、青いゼリー、青いクリーム、そして青いヨーグルト。しかもふんわり水色…じゃなくて、青い絵の具をそのまま溶いたような、真っ青なのだ。自然界の食べ物には絶対ない色。それをブルーベリー味～って言われてもなあ。赤や黄色だって青い着色料と同じくらい悪いに違いないんだろうけど、どうも青だけは視覚的に許せないものがあって。真っ青なクリームがてんこ盛りになったカップケーキとかはどうしても食べられない（笑）。なにはともあれ、外箱に記載されていた原材料を見て、買う気が失せた袋入りヨーグルトだが、数日後、自然食品屋に行ったら、オーガニックで着色料なしの物を売っていたので飛びついた！　こちらはイチゴ味のヨーグルトがビーツ（カブの一種）で着色してあった。こういうのがあると有難い。袋入りヨーグルトなんて、聞こえが悪かったんだけど、私もひとつ食べてみたら、結構イケる（笑）。凍らすと美味しいんだ、これが。

  2004年08月23日

• こてつ３歳になる

  こてつの３歳の誕生日♪　ケーキを持参で、おばあちゃん宅にてお祝いすることにした。去年に続いて誕生日ケーキは、サンルイスオビスポではちょっと名物的存在のマドンナ・インというホテルのベーカリーの、ブラックフォーレストケーキである。いろんな意味で…すごいケーキである。日本の繊細なケーキとは別の食べ物と思っていいかもしれないけど、これはこれでまた美味しかったりする。上記のマドンナ・インのホームページを見ていただけばどんな見た目のケーキかお解かり頂けると思うが、ところ狭しとチョコレートリボンがのっかっているので、ろうそくを立てるのも一苦労である。ケーキの「上」には立たないので、「横から斜め」に３本のろうそくをさして火をつけた。こてつはものすごく嬉しそうである。お決まりの歌を歌った後、上手にろうそくの火を吹き消した。…と同時に、待ってましたとばかりに、巨大なチョコレートリボンを鷲づかみにすると口に放り込んだ。まあ、今日ばかりは大目に見るということで（笑）。おばあちゃんからは、プレゼントに三輪車をもらった。さっそくリビングルームでうぃ郎に組み立ててもらい、じゅうたんの上をごろごろ乗り回していた。いやー、大きくなったもんです。元気でなにより。おめでとう♪

  2004年08月08日

• 

  やめときゃいいのに夜食

  午後から仕事に行くうぃ郎が帰ってくるのは、午前１２時半くらいである。別に待っているというわけじゃないんだけど（大概は楽天で遊んでいて）、私はいつもそれまで起きている。で、帰宅したうぃ郎は、大抵夜食に手を出す。私はそれまでに歯を磨いてしまって、夜食の誘惑には乗らないようにしているのだが…、昨夜は負けてしまったのだ。だって、「ペペロンチーノ食べる？」って聞かれてしまったんだもの。「うん」と言わずにいられなかったのだ -_-。ペペロンチーノと言っても、こないだ日系スーパーで買ってきた、袋に入ったスパイスをパスタに混ぜるだけのやつである。でもそれが美味いの。夜中１時すぎ、一気に食べてしまった。ニンニク大好き夫婦です。だけどこんなの、完全にぜい肉になるよな。

  2004年07月15日

• おばあちゃん特製タコス

  今日はすでにオビスポに帰る日なのだが、出発前のランチに、うぃ郎のおばあちゃんがタコスを作ってくれることになった。昨日も書いたが、私はメキシコ料理、特別大好きじゃないのだ。しかし、このばあちゃんのタコスは美味かった。何でもおばあちゃんが若い頃頻繁に出入りしていたレストランで、頼み込んでレシピを手に入れたとかいう、かなりこだわりのあるタコスである。何が美味しいのか、ちょっと謎だが、多分ビーフ挽肉に入ってるスパイスの加減かな。それともトルティーヤの焼き具合かな。８０代半ばのおばあちゃんが、山ほど抱えてきたタコスも、あっという間になくなってしまった。私は４つも食べちゃったよ。こてつも一つは丸ごと食べていた…。こんなんだったらちょくちょく食べてもいいなぁ。ばあちゃんからレシピを入手したいもんである。

  2004年07月10日

• 安いマルガリータ（風飲料）に注意

  せっかくサンタクルーズまで来たので、その足でサンノゼまで行き、日本食料品スーパーで米やら味噌やら買い込んできた。明日まで帰らないので、冷蔵が必要なものや冷凍食品は変えなかったけども。これでまたしばらく美味しいご飯が食べられる♪夕食は近くのメキシカンレストランからテイクアウト。相変わらず、こてつを連れてレストランで食べるのは大変なのでテイクアウトということになる。シェビーチェをオーダーした。私はメキシコ料理はイマイチ好きではないのだが（でも往々にして食べる機会がある）、このシェビーチェだけは大好きである。魚介類のレモン＆ライムソース和えといったところか。さっぱりとしてて美味しいのである。しかもタコとかイカとか、日頃あんまり目にしない魚介類がたんと入っているので嬉しい。シェビーチェに気を良くして、私とうぃ郎は「マルガリータが飲みたいね。」ということになり、近くの酒屋でビンに入ったマルガリータらしいカクテルを買ってきた。２ドル位で安いやつ。部屋でそれを開けて飲んでみたのだが…。まっずーい！！トイレクリーナーじゃなかろうかという味。ビンをよく見ると、「マルガリータ風麦芽飲料」と書いてある。ちょっと見には、「マルガリータ」の文字だけが大きくて、本物のマルガリータかなと思わされるのだが、その下に小さく「…風麦芽飲料」と書いてある。テキーラ入ってないんじゃないのさ（怒）。このままじゃ気が収まらんということで、一口飲んだだけのマルガリータ風飲料を放り出すと、ルームサービスで本物を注文した。やっぱり本物は美味い。値段は麦芽飲料の５倍したけどよ。

  2004年07月09日

• アバンギャルドな寿司

  うぃ郎のお父さん一家が訪問中の我が家。ずぼらな私にゃ、ご馳走を作ってふるまうような元気も腕もないので、夕食はテイクアウトにしてしまった。しばらく前に開店したすし屋があったので、そこの寿司を試してみることになった。「寿司のことなら、かんなが一番わかってるだろうから注文頼むよ！」と言われて、メニューを開いてみたものの…。なんじゃこりゃー。写真付きメニューだったから、どんなものかわかったけど、そうでなければ絶対わかんないに違いない品の数々。ニギリものより巻物の方がメインの店らしいんだが、この巻物ってのが聞いたことないものばかりで。カリフォルニアロール、ボストンロール（これってクリームチーズが入ってるんだよね）、スパイダーロール位はわかるさ。でも、アラスカンロール、ニューヨークロール、フィラデルフィアロール、アロハロール…その他カタカナの羅列、これって一体なに～。寿司バーのカウンターに目をやると、なんとも前衛的な寿司のかずかずが乗っている。おいしそうなんだけど…、私のイメージする「寿司」とはだいぶ違うものだった。メニューの写真を見ながら、「これとこれと…これ。」みたいに頼んだので、それぞれの名前は思い出せないけど、「寿司飯をうなぎとアボガドで巻いてあって中にカニが入っているやつ」とか「海苔の代わりにテンカスがちりばめてあって、中はアボガドと穴子」などなど、なんとも複雑な寿司を頼んだ。で、お味の程は。美味しい。けど、寿司とは別の食べ物としてねって感じ。

  2004年06月10日

• 驚愕のMargie's Diner

  おととい書きそびれたのだが、モントレーに行った時、夕食にと入ったのがこのMargie's Dinerである。サンルイスオビスポにもあるけれど今まで入ったことがなかった。別にダイナーに行きたかったわけじゃないんだが、モントレーに着いた時点で夜９時を回ってたので、開いてる店＆こてつでも入れそうな店といったらこれくらいだったのだ。外見は別に普通のダイナー。うぃ郎が「ここすごく量が多いんだ」と言う。ふーん。車にずっと座っていたのであんまりお腹が空いていなかった私は、チキンサラダを頼んだ。HalfとFullがあったので、Halfを頼んだ。で、そのHalfチキンサラダが出てきたのだが…。どっかーん！というサイズなのである。ウェイトレスのおばさんに「あの、これハーフですか」と聞くと、「ハーフサイズよー。頑張ってね。」だって。こんなサイズのハーフサラダは見たことがない。巨大な皿にレタスの山。その上にでっかいトマトやらキュウリやらが山積みになっていて、さらに駄目押しに特大チキンが頂上に…。サラダにショックを受けたのはこれが初めてだった。ウサギの餌じゃないんだからよー。満腹になるまで食べても、サラダの原型は変わらない。このまま店を出るのもなーと思って、フォークで山の形を崩してみたり。ハーフにしないで、フルサイズを頼んでいたらどんな事態になっていたのか…。考えるのも恐ろしい。

  2004年05月08日

• アメリカ版「料理の鉄人」

  Food Network（24時間料理＆食べ物番組のチャンネル）を見たら、「料理の鉄人」のアメリカ版が始まるらしく、その特番を何時間もやっていた。今までずっと、日本の番組を吹き替えで放送していたのだが、かなり人気があったらしく、アメリカ版を始めることになったらしい。基本的なコンセプトは日本のものと同じみたいだ。きらきらのキッチンスタジアム。壁にはアメリカの鉄人3人（内訳：アメリカ料理二人、イタリア料理一人）の写真が燦然と輝く。加賀丈史のアメリカ版は、なぜか武道家（←ここがアメリカらしい（笑））でグルメという設定のアジア系の男性。オープニングでは、黄色いピーマンを見つめるものの、もう片方の手に持っていたりんごをかじる…という、これまた日本版オリジナルを意識した演出。特番では、日本の鉄人（モリモトさんと酒井さん）を招いて、鉄人同志のバトルを繰り広げていた。オリジナルの日本版の方がいいなぁ…と思いつつ、きっと見ちゃうんだろうな。何しろ…おいしそうで（ヨダレ）。一度でいいから審査員席に座ってみたいもんだ。こてつの様子：今日も一日熱が下がらず。下痢と軽い吐き気。これはやっぱりロタウィルスか？？　明日は医者に連れてくかな。

  2004年04月25日

• パッタイのゆくえ

  節約のため、最近すっかりレストランからのテイクアウトを減らした我が家だが、今夜は久しぶりにタイ料理を注文しようということになった。うちまで届けてくれるやつである。夜7時過ぎ、パッタイとグリーンカレーと春巻き（こてつの大好物）を電話注文。30分位でデリバリーされるとのことだった。ところがである。待てども待てども来ない。30分過ぎたころは「忙しくてちょっと遅れてんのかな」と思ってたが、さすがに1時間過ぎると「なぁにやってんだぁ～」という雰囲気に。私がが店に電話を入れる。料理はしばらく前に店を出ているらしい。「トラックがきっと遅れてるんだろう。もうじき着くに違いない。」だと。なんかちょっと納得いかない。さらに15分、イライラが隠せないうぃ郎が電話する。「あと5分で来なければもう要りませんから！」と憤慨している。腹が減れば誰だってイライラするわな。5分経っても来ない。諦めモードの私達はパスタをゆで始めた。驚いたことに…、ほんとに来なかったのである。うぃ郎の「5分で来なきゃ要らん」という言葉を間に受けて、ほんとに引き返したのかね。なんか…、唖然としてしまった。どこに行っちゃったんだろう、私達のパッタイは。うぃ郎は「きっと違う家に届けてきちゃったりしたんだよ。お金節約できたからいいんだ。でももうあそこからは頼まないっ！！」と比較的冷静である。この宅配、レストラン自身がしてるわけではなくて、別のデリバリー専門の会社がやってるんだが、それにしてもレストランの人のそっけない対応にもちょっとがっかり。もうちょっと親身になってくれてもいいのにね。なんとなくしらーっとした雰囲気の中、パスタをすする私達であった。

  2004年04月09日

• コーンド・ビーフ食べられず

  狂牛病の恐れが広まって以来、うちではビーフは一切食べなくなった。もともとそんなにビーフを多用する家ではないので、別にいいやと思っていたのだが、どうしてもビーフ…って場合もある。ひとつは先日の聖パトリック祭。うちはアイリッシュではないのだが、ここ数年この日にはコーンドビーフを食べるのが習慣（←実は私が食べたいだけ）になっていた。が、今年はそれも中止。食べられないと思うとますます食べたくなるのが人情やね（涙）。あと、うぃ郎と私が「ビーフが食べられないと辛いこと」で一致したのが、Pho（ベトナム風ラーメンと言ったところか）が食べられないことである。Phoは、ビーフベースのスープに、ライスヌードルが入っていて、その上に牛肉がたくさん乗っている。他の肉を乗せて食べることも出来るようなのだが、私達にしてみると、こればっかりはどうしてもビーフ！なのである。ゆえに、これも狂牛病騒ぎにより中止。別に「牛肉食べるな」勧告が出ているわけでもないし、巷の人々も平気で牛を食べているようなのだが、…どうもねぇ。最近ビーフに限らず、どんどん安心して食べられる物が減っていて哀しいよ。

  2004年03月19日

• すっごく混んでる店なのに

  ランチにサンドイッチを買いに行った。地元のこの小さい店は、ものすごく混んでいて列が出来ていた。「お～、これはいい兆候だねぇ。きっと美味しいんだぞ。」と期待を膨らませる私に、前一度来たことがあるうぃ郎は「それがさー、そんな美味しくもないんだよね。食べりゃわかるよ。」だって。さて、うぃ郎はターキー、私はハムのサンドイッチを注文。果たしてお味のほどは…。ほんとに、何で？って感じだった。別に美味しくないわけじゃない。でもごく普通のサンドイッチ。これになんで皆並ぶのだろう。うぃ郎は「他にこういう店がないんじゃないの？」とぼやいている。…そうなのかぁ？こてつはサンドイッチには目もくれず、ポテトチップスをバリバリ食べていた。う～む、何だか納得いかない（？）ランチだった。

  2004年03月18日

• おもしろい店に行く

  かなり前になるが、ドライブしていた時に通りかかって、以来気になっている店があった。ぼんやり乗ってる時に通っただけだったので、道の名前も覚えてなければ、店の名前も覚えてなかった。ただ何となく、ギリシャだったかイタリアだったか、地中海辺りの国の物を売っていそうな（←ひどくいい加減な記憶）店だった。で、今日はその店を探すべく幾つも道を行ったり来たりした。半分諦めかけたころ、あった！！　その名も「Mediterranean Deli&Market」、小さな店だったが、一体何があるんだろうとわくわくしながら入った。内装とかは全く凝ってない店。でも棚にはなにやらエキゾティックな物が並んでいる。イスラエル製のお菓子、トルコ産の干しイチジク、さまざまなオリーブのビン詰、聞いたこともない名前のスパイス、シリア製のコーヒーポット（だと思われるもの）などなど、こんな田舎町では珍しい物の数々。デリには、ギリシャやトルコの食べ物が。ちょうどお昼時だったので、うぃ郎と私はランチプレートを注文。私はいつも食べられない（うぃ郎が嫌いだから）羊肉を食べた。プレートには、ローストした肉に、サラダ、ハマス、ピクルス、ピタブレッドが添えられて出てくる。かなりの量。これに加えてホームメイドと見られるヴァクラバ（お菓子。トルコのだったかな）を食べるともう満腹だった。例によってこてつが一緒だったので、あんまり落ち付いて食べられなかったが（5分もすると座ってられなくなるのよね（笑））、こうやって新しい店を見つけるのは楽しいもんである。

  2004年03月04日

• 懐かしの味を探す

  朝、うぃ郎と昔（私がまだNJに住んでいた頃）一緒に行ったギリシャ料理の店の話をしていた。前菜で頼んだ芋を使った料理がおいしかったな～、何ていう料理だったっけ、食べたいなぁという話になった。これはジャガイモがピューレ状になっているものに、かなりの量のニンニクが入っていて、それをピタパンにつけて食べるもの。前、見様見真似で作ってみたのだが上手く出来ず、以来あきらめていた。午後になって、うぃ郎が真剣にインターネットで何やらサーチしている。どうやらそのジャガイモ料理のレシピを探している様子。しばらくして机の上を見ると、うぃ郎の手書きのレシピが。…作れってことかい。でも結構シンプルなレシピである。やってみるかね～。

  2004年03月02日

• 寒い日にはカレーが美味しい

  今日も雨が降ったりやんだり、肌寒い一日、何だかカレーが食べたくなったので夕食に作った。昨日日本食材の店で、カレールーの素を買い占めてきたので早速手をつける。ちょっとニンジンが足りなかったけどそれでもそれなりに美味しかった。甘口のカレー（2歳のこてつのために）にも慣れたなぁ。うぃ郎はコショウをばんばんかけてたけども。

  2004年02月26日

• ケーキを食べる

  3日遅れで、バレンタインデーに食べようと言っていたケーキを食べた。数日前に電話で注文しておいたチェリー入りのブラックフォレストケーキである。去年のこてつの誕生日にも同じ物を食べて、結構好評だったので、今回も食べようという話になった。Madonna Innという地元のホテル（ここがまたすごいノリのホテルなのだが、今日は言及しない）のベイカリーで売っているケーキなのだが、これがかなりの代物。三段重ねになっているのでものすごく厚い。しかもケーキの頂上にはチョコレートリボンが大量に乗っている。ケーキの箱が閉まらないので、半開きのままで店から運んでこなくてはならない。お味の方だが、決して「上品」な味ではない。日本のスタンダードでいけばきっと甘すぎると言われるだろう。でもアメリカのケーキの甘さに慣れてしまったのかもしれない（←恐ろしい）私には、結構美味しいのだ。しっとりとしていて、スポンジの間に入っているチェリーもいい感じ。いかにもアメリカ的なケーキなのだが、ここまでやってくれるとあっぱれ。写真撮ろうと思ってたのに忘れちゃった。また次回ということで（きっと次回があるから）。

  2004年02月17日

• 豆乳のアイスクリーム

  うちの冷凍庫に常備しているものの一つに、豆乳のアイスクリームがある。普通この手のアイスクリームは「豆臭くて」、アイスクリームの代わりにはならないのだが、これだけは別。クッキーの間にアイスクリームが入ったサンドイッチ型のものなのだが、これなら私もアイスクリームの代用にして満足。アメリカの物にしてはサイズも小さくて、食べてるうちに飽きたりもしない。こてつも大好きで、私が冷凍庫を開ける度にとんできては、「アクス～！アクス～！（←これがなぜかアイスクリームを意味する）」と催促する。豆乳だしヘルシーかなぁ…なんて思って、つい私も乗せられて食べちゃったりする。今日も二つも食べてしまった…。う～む、いいのか悪いのか… -_-。

  2004年01月31日

• ジェロはぷるぷる

  こてつは今夜も微熱。咳と鼻水がひどい。鼻の下なんかガビガビである（涙）。外に行けないので家の中で絵本を見ていたこてつだが、本の中にジェロ（Jell-O：インスタントのゼラチン菓子、日本のゼリエースみたいな感じだが、そこはアメリカらしく色がどぎつい）の絵があり、それを見たこてつは「ジェロ、食べる！」ちょうど台所にラズベリー味のやつが一箱あったので作ってやることにした。アメリカではデザートとして食べることも多いんだが、病人食というイメージもある。病院の食事についてくる…って感じ。昔のルームメイトは、ジェロが病気連想させるから好きじゃないと言っていた。何はともあれ、こてつは本の中にあるようなジェロが食べられて嬉しそうだった。お皿に載せて揺すっては、揺れるジェロを見てきゃーきゃー笑っていた。

  2004年01月18日

• 母のラーメンレポート

  夕方、日本の母から電話があった。ひとしきりお決まりの話題を話し終えた後、母が「あ、そうだ。この間ラーメン食べに行ってきたの。あんたが行けなかったところ。」とラーメンの話を始めた。その店は、ガイドブックやインターネットで何度も名前を見た店で、「行きたいね～」と言っていたのだが、家からちょっと遠いこともあり、結局行けないままアメリカに戻ってきたのである。母はこれまた事細かにラーメンを説明してくれた。スープがちょっと甘い感じなのだが、コショウをいれたら絶妙の味だったとか、麺が少なめなので次に行ったら大盛りでもいけそうだとか…。電話で聞いてる私はただただ想像するしかない。こんなに離れてちゃ、「そうなの～、じゃあ今週行ってみようっと！」と言う訳にはいかなし。すぐ行けないと思うと、ますます食べたくなったりして。嬉しいような悲しいような、ラーメン報告だった。あ～、ちょっと忘れてたのにまた食べたくなってきたよ。

  2004年01月16日

• カレーの日

  今夜はカレーを作った。こてつが食べられるように甘口。この前日本食材店で買ってきた薄切り豚肉があったのでそれを入れてみた。私の母がいつも豚のバラ肉を入れてカレーを作っていたので、それに似て何だか懐かしい仕上がりになった。小さい頃、食卓にのぼるバラ肉カレーを見ては、「コマーシャルみたいに、角切りの肉がいいなぁ」と思ったものだったが、角切り肉の入ったカレーを食べ慣れた昨今、久しぶりにバラ肉を使ってみたら、何だかこちらの方が美味しく感じた。とは言っても、普通のスーパーでは日本式の薄切り肉は手に入らないので、「これからは薄切りバラ肉！」といかないのが哀しいな。

  2003年12月06日

• こっそり栗羊羹

  日本を離れる時に、母が栗羊羹を持たせてくれた。本当のところは戸だなに入っているのを私がみつけて、母が「特別あんたにあげるわよ。」と言ってくれたのだが。この栗羊羹、長野ではちょっと有名なやつである。小布施堂という栗菓子で有名な店の羊羹なのだが、これが本当に「栗」なのだ。よくある栗羊羹（小豆餡で作った羊羹に栗の実が入ってるもの）とは違って、栗だけで作った羊羹なのである。原材料：栗、砂糖、寒天ってことである。今日、それを台所で開けて、一人で食べてみた。美味い～♪　こてつにやるには甘すぎる（←勝手に決めている）、うぃ郎にこの繊細な味はわからんだろう（←勝手に決めている）って、実は一人占めしたいだけかな(笑)。ちょっと気が引けるので、明日うぃ郎にちょっと分けてやることにしよう。

  2003年11月21日

• ラーメンを思う

  今回の日本里帰りは、「ラーメン食べるぞー」と気合を入れて行ったのだが、結局4週間で8杯食べて帰ってきた。両親に言わせると、ラーメンばっかり食べてたように見えたらしいが、私としてはもうちょっと食べてくりゃ良かったなというのが本音である。長野県飯田市は、別にラーメンの町ってわけではない。飯田ラーメンという言葉もないが、でも昔からあるラーメン屋さんのラーメンにはこの街ならではの特徴がある。醤油ベース、太めのまっすぐ麺。具はきわめてシンプルにチャーシュー、メンマと長ねぎのみ。麺はちょっと柔らかめに茹で上げられて、よく「伸びてんじゃないの」という人もいるが、もともとこういう感じらしい。今回は今まで行ったことのない店にも結構行ったのだが、最終的には子供の頃から食べてたラーメンの店に戻った感じ。初めて客観的に食べたらどう思うのかわからないが、私にとっては「おふくろの味」的ラーメンなんだろう。しかもこの店がぜんぜん変わらないのである。店構えも数十年同じまま。内装に凝る様子もない。見覚えのある店内の公衆電話や天井の扇風機には油汚れの膜が…。ラーメンブームもどこ吹く風で、人気店になってやろうという力を入れてる様子もなし。でも同じラーメンをずーっと作り続けて、それに地元のお客さんがついてきたんだろな。5年後に行って見たら、同じおばちゃんが5歳年を取って、ラーメンを運んできてくれた…ってそういう感じの店。ラーメンももちろんのこと、全てが懐かしいのである…。なんて書いてるうちに、また食べたくなった(笑)。

  2003年11月14日

• イセエビの味噌汁

  先日、大学時代の友達からクール宅急便が届いた。彼女は神奈川県逗子市の魚屋さんの娘さんで、私が帰国していると聞いて魚を送ってくれたのだ。箱を開けるなり磯の香り…そして中身を見て驚いた。イセエビがごろごろ、鯛が丸ごと一匹、綺麗なカマスがいくつも入っていた。新鮮で魚はキラキラ、イセエビは動いている。家族一同は箱の中を覗きこんで感嘆の声をあげた。と同時に、お互いの顔を見合わせて「でもこれ、どうやって食べたらいいんだい…。」山の人間の哀しいところである。こんな新鮮な魚がたくさん手に入るなんて滅多にないので、どう手をつけていいのかわからないのだ。そこでお礼も兼ねて、逗子の友人に電話をし、「どうやって食べたら一番おいしいかなぁ」と聞いてみた。一番聞きたかったのはイセエビなのだが、これは彼女曰く「小ぶりのエビだから、お味噌汁に入れるとおいしいよ。」イセエビの味噌汁か！　包丁で縦半分に割り、それをそのまま水に入れて火に掛け、ダシが出たところで味噌を加えて出来あがり。実にシンプルなレシピである。が、母はまだ動いているイセエビを割るのに躊躇している。「だってまだ動いてるんだよぉ」と尻ごみしている（母も100%山の人…）。そこでまた、お客さんのユキちゃん登場。颯爽と出刃包丁を握って台所に立ち、うちの家族の尊敬のまなざしの中でイセエビをさばいてくれた。そうして出来たお味噌汁。これがこの上なく美味しかったのだ。お椀から赤いイセエビがはみ出ているという贅沢な代物である。ほんのりと甘く、なんて上品な味♪　いやー感動しました。

  2003年11月09日

• 駒ヶ根光前寺参り～ソースかつ

  昨日、家族揃って駒ヶ根市にある光前寺というお寺にお参りに行った。私は小さい頃に行ったことがあったのだが、もう記憶にない。小さなお寺だが、手入れが行き届いていて奇麗な境内だった。紅葉の赤や黄色に彩られて、古い石垣の苔の色が引き立つ。鐘の音、お線香の匂い、なんだか落ち着くなぁ。たまにはお寺もよいものである。お参りをして、お守りいくつか買った後、境内で写真を撮ったり、釣鐘をついたりしてのんびり過した。こてつは池の鯉に気をとられ、池に飛び込みそうな勢いだったので、私は押さえ込むのに必死だった…。駒ヶ根は何でもソースかつというのが有名だそうで、帰りに食べていこうということになった。じーじが前にも行ったという店に入る。ヒレソースかつ丼を注文。柔らかなかつを、たれ（店ごとに味が微妙に違うらしい）につけ、それをご飯と細かい千切りキャベツの上にのせてある。この店のたれは甘い感じのものだった。なかなかおいしい。ボリュームもたっぷりでこてつ（←とんかつ大好き）が手伝ってくれなきゃ全部食べられないところだった。ラーメンも美味しいが、いろんな物を食べられて幸せだぁ。

  2003年11月02日

• 

  またラーメン

  ラーメン第２弾。今日は今まで行ったことのない「やひこ」という店に行った。インターネットや、ガイドブックで名前を目にしたので試してみようということになった。何でもここのご主人は新潟県長岡で修行を積んで、この店で長岡ラーメンを作ってるとか。長岡ラーメンってのも初めてだった。動き回るこてつを片手で押さえながら食べるので、今ひとつ集中できないんだけども、なかなか美味しかった。生姜の香り♪　さて次はどこにしよ…。

  2003年10月21日

• 八ツ橋大好き

  昨日、じーじとばーばが日帰りで京都に行ってきた。おみやげは私の好物の生八ツ橋。久しぶりに食べた。あの何とも言えない食感と、ニッキの香りがいいんだよな。昔からあるつぶあん入りのに加えて、栗入りというのも買ってきてくれた。あん入りのやつほど甘くなく、かなり美味しい。私が湯のみ片手に、八ツ橋を頬張っていたら、横から小さい手が伸びてきて、こてつに横取りされた。「こんなのあんた食べられるかねぇ」と言ってるうちにむしゃむしゃ食べ始めた。私の食べかけを平らげた後、もっとくれと手を出したから驚いた。でもどうやら好きなのは、中のあんこじゃなくて八ツ橋そのもののようだ。あんこの所だけは食べ残して私にくれた…（私の所にくるまでに、もうべとべとになってんだけども）。生八ツ橋とは渋いな。時々意外な物が気に入るからおもしろい。

  2003年10月20日

• 甘口になった我が家のカレー

  ずいぶん久しぶりにカレーを作った。今までは辛口を食べることが多かったのだけど、今夜は甘口。しかもルーをたくさん入れずに薄口にした。…こてつにも食べさせようと思ったからだ。食べながら、なぁんかパンチに欠けるなぁと思ったが、香辛料が少ないせいか胃にはやさしい感じで、こてつが辛口を食べられるようになる日までこれでもいいかな。当のこてつは、食事前にクラッカーを食べすぎて（って親のせいなんだけども）、せっかくのカレーはあまり食べてくれなかった。しゅん。

  2003年09月11日

• こてつの食の好み…

  いろんな物を食べるようになった２歳のこてつだが、食べ物にも好きな物と嫌いな物がはっきりしてきた。全般的に嫌いなのが野菜の類。特に緑の物には警戒して手を出さない。オムレツにほうれん草を混ぜ込んだり、味噌汁に青菜を入れたりして、どさくさに紛れて食べさせてしまう他に方法がない…。野菜だと思わなければいいみたいで、今日もにんじんジュースを飲ませたが、にんじんと知らずにおいしく飲んでいた（笑）。穀類の中ではご飯が一番好きなようだ。味噌汁も大好きで、ご飯に味噌汁の組み合わせで食べてるこてつを「あんたもやっぱり日本人ね～」と感慨深く見ている。が、その一方でピザやピーナッツバター＆ジェリーのサンドイッチも好きで、それを見たうぃ郎が「やっぱりアメリカ人だねぇ」と言う。結局何でもいいんだろか…（笑）。

  2003年09月09日

• 電話帳でレストラン巡り

  私はイエローページのレストランのページを見るのが好きだ。特に新しい街に越してくると、しばらくそうやって時間を潰すことになる。サンルイスオビスポに来てからも、何度もレストランのリストを眺めているのだが、まだ飽きない（笑）。ご丁寧に電話帳にメニューまで載せておいてくれる店も多く、見応えもあったりして。サンルイスオビスポは街のサイズの割には、かなりいろんなレストランがある。モロッコ料理とか地中海料理とか、結構マイナーな料理を出す店もあったりする。もちろん中国料理、イタリアンなど、メジャーなやつは目白押しだが、うぃ郎と２人で我が家で食べることが多い料理に関してチェックを入れてみた…。日本料理→○、タイ料理→○、インド料理→○、韓国料理→×、ベトナム料理（Phoが食べたい…）→×。私が個人的に食べたいソウルフード（大都市や南部に行くといっぱいあるのだが）は、やっぱり×。こてつが一緒だと外食もままならないが、電話帳でレストランの名前を見ているだけど、何だか行ったような気分になるから不思議である。地図帳見て、旅行している気分になるのと似てるような…（笑）。

  2003年09月03日

• 緑は野菜色♪

  こてつに食べさせてあげようとキーウィを買ってきた。今まで食べさせた事がなかったのだけど、ビタミン豊富だし、この味なら気に入るだろうと思ったのだ。皮を剥いて小さく切って、こてつの前に置いてみた。「こてつぅ、これおいしいんだよ～。キーウィって言うの。」…反応なしだったので、一切れつまんでこてつの口のところへ持っていった。ところがこてつは口を開けようともせずに横を向く。「おいしいんだよ、フルーツなの。甘いよ。」と言って、再度挑戦しても同じこと。「No!」と言って首をふる。そこでピンと着た。色がいけないんだ…と。こてつにとって、緑とはほうれん草の色、ブロッコリーの色、レタスの色、さやえんどうの色。いつもほとんど手をつけてくれない物の数々である。きっと彼の頭の中では「緑の物＝おいしくない」と定義されているのに違いないのだ。仕方ないのでその場は諦めたが、しばらくした後、テレビを見ているこてつの所に行って、さりげなく口の所に持っていったら、何か確認しないままに食べた。そうしたらこてつはちょっとびっくりしたような顔をして、私の方を向くと「ちっち！（←いちご）」と言った。そこで私は、お皿にのせたキーウィを見せて「いちごみたいな味がするけど、いちごじゃないのよ。これなの。キーウィ。」と言った。こてつは、ほほぉ～とでも言いたそうな顔をすると、自ら手を伸ばして、キーウィのスライスを全部平らげた。夕食時に、さやいんげんを差し出してみたが、こちらは相変わらずダメ。やっぱり野菜は野菜ってことらしい。

  2003年08月21日

• ずぼら主婦の夕げ

  またやってしまった。うちは結構レストランからデリバリーやテイクアウトを頼んで食事をすることが多いので、「これからは家計を切り詰めるために減らすぞ！」と昨日話していた矢先だった。うぃ郎が「タイ料理が食べたいなぁ」とつぶやいたのをきっかけに、デリバリーを頼んでしまった。料理嫌いな私はここで「そんなっ！私が料理するのよっ！」と言えないのである…。材料がなかったわけじゃないのだが。でもおいしいんだよな。人が作ったものって。レストランから運ばれてきた、ほかほかのパッタイやグリーン・カレー、レッドカレーを頬張りながら、「明日から気をつけようね」とうなづき合った、うぃ郎と私だった。

  2003年08月19日

• 灰色のサーモン

  うちは魚好きで、サーモンをよく食べるのだが、最近雑誌かなんかで気になる記事を読んで、以来ちょっと敬遠している。アメリカで売られているサーモンの多くはFARMED SALMONと呼ばれる、いわゆる養殖物なのだが、この養殖されているサケには、餌に着色料を混ぜて食べさせ、「サーモン・ピンク」にしているというのだ。で、もし人工的に色をつけなかったとしたら、養殖サーモンは灰色なんだそうだ。ぜんぜん知らなかった。もとは灰色なんだと聞いて、すっかり食べる気なくした。着色料を食べてるってのもいやだ。更には、この養殖の仕方が環境的にも悪いらしく、本当に悪い所だらけらしいのである。しばらく前に、ワシントン州でこれに関する訴訟が起こり、大手のスーパーチェーンが幾つか訴えられたらしい。その結果、州によっては着色料の使用を消費者に知らせることを義務付けたり、スーパーも何社か自主的にそれを始めたりしたとか（詳細は知らないが）。はは～ん、それで最近、突然魚のパッケージに「COLOR ADDED」と記載されるようになったのね。というわけで、養殖サーモンからは足が遠のき、最近魚売り場に行くと、ワイルド・サーモンを探すようになった。本当に色がぜんぜん違う。でもこちらは自然色。身もしまっている感じ。でも値段が養殖物より高いんだよな。う～、厳しい家計には辛いが、やっぱり灰色の魚は食べたくないし…。

  2003年08月06日

• ちっぷぅ、ちっぷぅ…。

  こてつは最近チップス系スナックの味を覚えてしまった。外出した時に食べたサンドイッチについてきたポテトチップスを、ついあげてしまったのが運の尽き、大ファンと化してしまった。「ほら、サンドイッチも食べなさい」とパンを差し出す私の手を払いのけ、「ちっぷぅ、ちっぷぅ」と、銀色のチップスの袋を指差すこてつ。確かにおいしいのはわかるんだが（私も実は好き…）、こんなの栄養なくて油っぽいだけだからな～。子供はこうしてジャンクフードの味を覚えていくのかね～。って、親のせいです、すみません。 -_-

  2003年07月03日

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