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イルカみたいに生きてみよう~心の力を抜いて楽しく生きていきませんか

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2013年09月22日
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きんこんの会に参加するのは、
これで5回目だろうか、6回目だろうか。
もう、当たり前の光景になってきたが、
それでも、毎回毎回、感動させられる。

体が不自由で、言葉も出せない人たちが、
柴田先生の通訳を通して、
自分の思いを語る。
ぼくもそうだったけど、
初めて見たときには、その信じ難い光景、彼らの語る言葉の重みや深さに、
唖然としてしまうだろう。
こんなこと信じられないと、二度と足を運ばなくなる人もいる。
すごいことが起こっていると、
何度も何度も通ってくる人もいる。

三女のキホは、
言葉のでない人たちと筆談で話す練習をしている。
寝たきりで、
彼らには意志がないと思われている人たちが、
キホに手を取られて、
わずかの力で文字を書く。
キホはその動きを敏感にキャッチできるようになってきた。
ぼくには、
その感覚を想像するしかないのだが、
彼女は、何度かやっているうちに、彼らの一つの動きから、何という文字を書こうとしているのか、
読み取れるようになったと言っている。

慣れれば、それが文章にまで発展するのだろう。

キホだけでなく、
筆談のできる人は、徐々に増えてきている。
一人や二人の特別な能力ではなく、
多くの人が筆談で、重度の障がい者と呼ばれている人たちとコミュニケーションをできるようになったら、
世の中のひとつの常識が壊されることになる。

これは、
とてつもない大きな動きへのきっかけにもなる。

世の中がいい方向に変わっている兆候が、そこにはある。
会が終わって帰るときの、
何とも言えないしあわせな感覚は、
変化への期待感、予感があるからかもしれない。

柴田先生をはじめ、
先駆者の方は、大変であるが、やっと開けた道だから、
もっともっと大きな流れになるよう、
理解者を増やしていきたいと思う。










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Last updated  2013年09月22日 14時54分25秒
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