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ゴールデンウイーク明けに始まった不登校大学も昨日が29講目だった。
30講プラス尾木ママの講演会で終了となるから、 もう大詰めだ。 29講目は、不登校大学の目玉でもある茂木健一郎さんのお話しだった。 テレビでしか見たことなかったが、 うわさ通り、落ち着きのない人だった。 自分でも、「ぼくは一人学級崩壊ですから」なんて言って、みんなを笑わせていた。 脳科学を、ぼくたち素人にとっても身近なものにしてくれたということで、 彼は、大変な功労者だと思う。 脳にはすごい多様性があって、何でもありなんだという話、 ほっとさせてくれる。 個性が大事だと言うけれども、 「みなさん、自分の個性を知っていますか?」 と、問われて、「ぼくの個性は」と、はっきりと答えられる人がいるかどうか。 個性というのは、 なかなかわからないものだ。 だけど、 そのヒントというのは、まわりにあふれている。 人がぽろっと言ってくれることが、 自分の個性を知るきっかけになる。 脳科学では、 自分という個性を映す鏡は他人にあると言われていている。 その役割を果たしているのがミラーニューロンという神経細胞だ。 まわりを見ないと自分は見えてこないということになる。 自分の顔は、鏡がないとわからないのと同じことだ。 人の言うことに耳を傾けない頑固者は、 自分が頑固だということもわかっていなかったりするわけだ。 まわりを見るというのは、 たとえば、 共感できる人がいれば、自分にも同じところがあると考えればいいし、 反発を感じる人には、自分とはタイプが違うと見ればいいということだ。 まずは、人には個性があるということを知る。 個性というのは、長所も欠点も持ち合わせている。 こうでないといけないという個性なんかない。 何でもありなのが個性だということも知っていないといけない。 そして、 自分の個性を知ること。 自分はこういう人間だと知って、 自分の個性を生かす生き方をする。 なかなか勇気の出る話をしてくれた。 気になったのは、 無農薬リンゴの木村秋則さんの話。 茂木さんは、木村さんのUFOの話を、脳が作り出した幻覚だと決めつけているようだ。 脳科学的な見方もいいけれども、 世の中って、それだけでは説明できないよなと、ぼくは思った。 ひょっとしたら本当かもと、思わないのだろうか? 幻覚だという可能性も否定はできないけれども、 ぼくは、木村さんはUFOに乗っているし、宇宙人に会っていると思うけどね。 さすがの茂木さんにも、 自由奔放なところもあれば、 不自由なところもあるということだろう。 それが、彼の個性だ。 さてさて、茂木さんのことはどうでも良くて、 大事なのは自分の個性だ。 ぼくは、自分が平凡な人間だと、ずっと思ってきたけど、 実は、すごく個性的で、 これからの時代に、ものすごく必要とされる個性をもっている(と、最近、感じる)。 人のいいところをぱっとキャッチし、その人を生かせること、人を喜ばせることができること。 これは、 次女の氣恵のひと言がヒントだ。 こんなことを彼女は言った。 「友だちがね、お父さんのことすごく褒めてたよ。 ひと目で、人のいいところを見つけてくれて、褒めてくれる。うれしくなってくるよね。 ああいう大人になりたいなって。」 氣恵の友だちと話しをしたことあったかなあ。 あいさつ程度に交わしたちょっとしたひと言が、彼女に感動を与えたみたいだな。ぼくはまったく覚えてない。 きっと、ミラーニューロンが、彼女を通して、こんな個性があるよと教えてくれたに違いない。 いい気分だね。 こういう素敵な個性があるのに、それがまだ確信とならない。 だから、せっかくの個性が生かせていない。 もったいないことだ。 これからは、この個性を生かすことに専念しよう。 ホント、 生かさないともったいないよ。 頭を柔軟にして、 まわりを見回していると、 自分が見えてくる。 見えてきたら、それをどんどんと生かしていく。 そうすると、自分がますます輝いていく。 面白いね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年06月21日 10時27分12秒
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