イルカみたいに生きてみよう～心の力を抜いて楽しく生きていきませんか

ホピの預言というのは、
とてつもなく膨大なもので、
ぼくは、
そのほんの一部も一部、サハラ砂漠の中の一粒の砂粒くらいしか知らないのだけれども、
それでも、
ぼくにとっては、すごい衝撃なわけで、
自分自身の生きる指針として、
あの岩絵が、心の中に刻み込まれている。

今という時代は、
何十万年か何百万年かわからないが、
今の人類が誕生して以来の、
最大の変革の時期に来ているようだ。

ホピの人たちは、
それを浄化の日と呼んでいる。

浄化というのはきれいになるということだが、
汚れた家を大掃除するのでも、
汚れていればいるほど、
たくさんのゴミが出るし、
ほこりも舞う。

それと同じで、
浄化の日には、
今の地球は、環境汚染がひどいことでわかるように、
とんでもなく、汚れてしまっている。
だから、浄化が必要だし、
浄化するためには、良くないと思われることが、どんどんと起こってくる。

ネガティブなものは、
現れることで消えていく。

体で言えば、
痛みは、
具合の悪い場所を修復するため、
血液がどんどんと流れ込み、
そのために起こるもの。

痛みは嫌だけど、
本来は、病気が消えるために起きてくる現象だ。
痛みが出ることで、
病気が消えていく。

今、ぼくたち人類が、自分たちに都合が悪いと感じて、
排除しようとしてきたことが、
噴出しようとしている。
病気、災害、貧困・・・。
紛争も、正義対正義の戦いばかり。
世界を平和にしたくて戦っているという、
大きな矛盾の中で、ぼくたちはあがいている。
平和のために戦う！　という言い方はあるわけだから。

そういう意味で、紛争も、排除しようという意志が、人類にはあるのだ。

これらの封印されたタブーは、
噴出することで、
消えていく。
だからこそ、
今が、人類史上、最大の浄化の時期なのだ。

封印せず、その本質をしっかり見て、対処してきたら、
ここまで、浄化のエネルギーが高まることはなかったはずだ。

これからも動きの中で、とても興味深いのは、
浄化が進むに連れて、
人類の意識が変わっていくということ。

精神的なこと、
スピリチュアルなことを、大切にする人が増えてくる。

物質のみならず、精神やスピリットを大切に思える人が大多数を占めれば、
大きな浄化はいらない。
しかし、
現状は、大多数の人が、物質的な欲望に振り回されて生きている。

浄化は、厳しい現実の中で、ぼくたちをかきわすが、
地球レベルで見れば、決して悪いことではないのだろう。
浄化の過程を通して、
ぼくたちは、本当の意味での、神様の意志に沿った生き方を学んでいく。
そうなれば、
幸せと豊かさに満ちた本来の地球の姿がよみがえるのだ。

まだ、浄化は序の口なのかもしれない。
かなり進んできたのかもしれない。

浄化の前に、
ぼくたちは、自分たちの無力さを知らされることになる。

しかし、
決して無力ではない。
自分の中の神性に目覚めていくことは、不可能ではないから。

そして、一人の人が、神性に目覚めて、
行動を始めたら、
それに同調する人は、
次々と現れてくる。

今、あちこちで、その現象が起こりつつある。

目を開き、耳をすませて、
その動きをキャッチしてほしい。
そして、
微力でいいから、
そこに参加してみる。

小さな個人個人の動きでしか、
世の中は変わっていかない。
浄化の力を止めることはできないが、
それをありがたく受け止められる人が増えれば、
力を合わせて、その山を乗り越えようとする人が増えたら、
決して、
浄化は怖いものではない。

そんな気がしている。

これからぼくは、
チャンスがあれば、
せっかく縁ができたホピの預言だから、
それを題材にして、
こんな話をしていければと思っている。

もちろん、
自分自身が、浄化の日をポジティブに受け止められるようにならないといけないのだが。