ヤギたちも一緒にマルシェ出店。楽しい2日間だった
28日から4泊5日で鈴鹿へ帰っていた。次女のやっているキッチンカーが少しずつ動き始めている。定期的に出している場所もあれば、年に一度のイベントに呼ばれることもある。30日31日は、四日市のシックイや土を使った、日本の伝統的な建築に取り組んでいる蒼築舎という会社がマルシェを開くということで、お呼びがかかった。小さなマルシェだったが、そこに氣恵のキッチンカーと、氣子のくじ引きのお店(ヤギーず商店)が出店することになった。ヤギも連れてきてほしいということで、ぼくもお手伝いに行くことになったのだ。会場の裏を流れる海蔵川(かいぞうがわ)の両岸にはたくさんの桜の木があって、ちょうど桜祭りの日と重なって、人がたくさん来るとのことで、大いに期待した。ところが、桜の開花が遅れていて、まだちらほらしか咲いてなくて、花見にはほど遠い状態。対岸には出店が出ていて、そこには人はいるが、マルシェまでは足を伸ばしてくれそうもない。だいたい、ここでマルシェをやっているなんて気づかない。期待できるのは、まわりの住宅の人たちか、蒼築舎の知り合いくらいだろう。初日はそこそこの人手だった。慌ただしいこともなく、それなりの売り上げもあった。子どもたちもたくさんいて、ヤギたちを見て喜んでくれた。お越しになった方たちとの交流もできたし、アットホームな感じで、ぼくはこれくらいの会が好きだ。2日目は、集まりが悪かった。午前中、売り上げも伸びない。その分、朝から来ていた子どもたちとワイワイ遊んだが、このまま終わるのではちょっと寂しい。午後になってスタッフが、「桜祭りの会場にチラシを配りに行こう」と言い出した。グッドアイデアだ。「それならヤギを連れて行こう」ぼくの提案。注目度が違うはずだ。これが当たった。桜祭りに飽きていた人たちが、何組も流れて来てくれた。子どもたちもたくさんいた。氣恵のキッチンカーも、氣子のくじ引きも、土曜日以上の売り上げがあった。ずっと外にいるのは疲れたけれども、天気も良かったし、楽しい2日間だった。こんな感じで仕事ができるのはいいな。仕事は、大変でつらいものだという思い込みが多い。ぼくたちのようなことをやっていると、「そんな甘いことで」と非難されそうだが、仕事が楽しくできたら、人生はハッピーになるはずだ。