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カテゴリ:タイランド旅観察記録
タイ北部地方には“寒い季節”があります。
「ルゥドゥー・ナーオ」と云い、「ルゥドゥー」は「季節」、「ナーオ」は「寒い」を意味します。 “寒い”と云っても日本の冬ほど寒くはありません。日本の初秋くらいでしょうか。朝夕は冷え込み、10℃を下回る日もあります。 タイの人々は「寒い」と言っていますが、私にとっては涼しく快適で好ましい気候です。 日中、陽差しが強くなると気温は上昇。25~30℃程になります。陽射しの強さで気温が左右されます。この時期、雨が降ったり、陽が顔を出さないとなると、かなり冷え込む1日となります。ですが、この時期は先ず雨は降らず、陽が顔を出さない日も無い様で、ここひと月一度も雨が降らず、陽は毎日顔を出しています。 以前、頗る寒い思いをした事がありました。1999年のこの季節、タイの北部では、雨が降り、陽が射さない日が数日続き、寒さに震えました。 ランパーン=平凡な朝の記録= 陽が町を照らし始めるが、まだ肌寒い。 市場。 サンダルに靴下という姿が目立つ。 開店準備中のシャッターが開いた。 最初に目に飛び込んで来たのが何故か「一休さん」のVCDだった。 市場から離れると人気が少なくなり、シャッターが閉まっている店ばかり。 辻待ちのソンテウ(乗り合いバス) バイクはかなり冷える。 マフラー、手袋という姿が目立つ。 サムロー(三輪タクシー)。近い将来絶滅してしまいそう。 数も少ないし、利用者も極めて少ないようだ。 本屋の店頭。 配達され立ての新聞。 白バイ!?の集団に遭遇。 交通事故防止キャンペーンだった。 キャンペーンのバイクが100台ほど通りを連ねていた。 おかげで一般のバイクは渋滞。 通勤、通学時のいい迷惑である。 トラックも数台、後を連ねた。 荷台には事故車を展示。 ヘルメット着用。飲酒運転禁止を呼びかけていた。 陽が暖かく感じられる。 日向ぼっこをする人も目立つ。 本屋に並ぶ雑誌。 川辺。 世間話に没頭のご様子。 30分後再びここを通ると未だ話し込んでいた。 サラパオ(中華まん) 豚肉まん(上)黄豆あんまん(下) 1個3バーツ(約9円)と激安。この町での相場は1個5バーツ 遅めの朝食。 クィッティアオ・ナムギアオ(麺料理) 以前15バーツだったのが20バーツに。 コングワーン(デザート)も5バーツから8バーツに値上がりしていた。 約半年ぶりのタイ。値上げが目立つ。 お寺《ワット・コ・ワルカラーム》 犬も日向ぼっこ。 お寺には新聞コーナーがあった。 タイの新聞の一面は丸で市場の並びを物語った作りである。 野菜売りの隣に下着売り…と云うように、事故の写真の横に芸能人のグラビア… お寺の正面口。 仏像の制作中だった。 こちらでも日向ぼっこ。 バイク移動はかなり冷えるので運転後の日向ぼっこは快適である。 商店街を歩くとこんなものに遭遇。 これは一体どんな意味が込められているのか? 神仏に捧げられているものと思われますが。 何故に豚なのか? ケンタッキー前のベンチは恰好の日向ぼっこスポットである。 商店街。どの店も開店中。 陽が射し暖かく心地が良い。 お寺《ワット・モンキリー》 犬に餌をあげた。20匹程犬がいたがどの犬も痩せこけていた。 お寺《ワット・プラケーオ・ドーンタオ》 マコークの木。 この季節は葉が無くなってしまう。 この時期のタイ北部の気候は快適です。でも、2月3月と気温は上がり、4月には40度を超える猛暑…後は雨季と厳しい季節が待っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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明けまして おめでとう御座います
タイ北部の多くの画像有難う御座います 色々なタイ経済を見る事ができました 野犬の群れ 怖いですね 狂犬病が 勿論他の哺乳動物からも感染しますが サムローはやはり衰退しておりますか (2007.01.04 08:48:40)
喪中なんで・・・
ランパーン、いいですね、いってみたいです。 チエンマイで馴染みになった古式マッサーのひとのチェンライにある実家に行きたかったのですが・・・ 次回はコラート辺りを見てみたいです。 あぁ・・それにしても今年はいつになったらまとまった休みが取れるのか、、、 はやくまとまった金を貯めて泰へ脱出したいです。 (2007.01.04 11:27:21)
たくさんの写真、興味深く拝見させていただきました!そうですか。タイでも、そんなに寒くなるなんて
知りませんでした。私って無知・・汗)マフラー巻くほど風が冷たいんですね・・日向ぼっこのワンコ、気持ち良さそうですね。笑)雑誌や新聞のタイの美人が気になります。綺麗な人、多いですよね~ 飲酒運転はやっぱり危険ですね。私も若い頃、飲んで平気で運転しましたが、思うとなんて迷惑なヤツだと・・事故起こしてからでは遅いですもんね。 (2007.01.04 12:54:27)
さすが~!スナップショットの巨匠・木村伊兵衛のスピリッツを意識しているだけありますなぁああ。
リアリズム万歳!フィルター、CG加工、デジタル処理のインチキ芸術にはうんざり~ぃ。 ぜひ、リアリズムで突っ走って貰いたいです。 平日の午前中だけでこれだけのスナップを残せるなんて流石!写真展も近いのかなぁあ?? 土門拳の仏像写真にも対抗して貰いたい~! ワシも楽天ブログデビューしようかなぁあと検討中。でも、写真はやりませんよ。だってワシは、デジカメ持ってないですもん。スキャナもないし、。ライカ命でっせ(笑)、フィルムで頑張るよぉ~。 (2007.01.04 13:55:25)
なんででしょうか・・・。
胸を、わしづかみされました。 そんな風に、とらえるものではないのでしょうが・・・。 ふふふ。 自分でも、自分自身がよくわかりません・・・(笑)★ (2007.01.05 00:31:45)
暖かいイメージがあるタイ!!
お写真に収められている方々を見ると 服装は、日本とはあまり変わらぬ服装のよう・・・。 気温の差が激しいようなので お身体に気をつけられ、旅を続けられますように・・・。 (2007.01.05 01:02:44)
あけましておめでとうございます。
タイで年越しされたのですね。 ご健康で過ごされますよう、お祈り申し上げます。 制作中の仏像の姿、とてもきれいですね。 こんな風に外で作られているとは意外でした。 狂犬病が流行っているようですね。 どうぞお気をつけて。 (2007.01.05 01:27:25)
沙滞屋さん
こんばんはぁ~☆ タイ語のコメントありがとうございました(^-^) またまたきれいなお写真だこと・・・お見事ですね! 分刻みな日記ですか(◎◎) 一休さん・・・日本文化が浸透しているのですね。 中華まんの並べ方が日本と違う(笑) >クィッティアオ・ナムギアオ(麺料理) ビーフシチューのようですね! >値上げが目立つ。 経済が発展しているとか!? 豚はお供えでしょうか。お祝いでしょうか。 素敵な週末を! (2007.01.05 22:09:12)
更新、失敗。
文字が総て消えました。 (・-・)・・・ん? もう一度入力する? イヤダー! (^^)ニコ ▲ 11時28分のお寺《ワット・プラケーオ・ドーンタオ》の画像が気に入ったと書き込みました。 豚の頭に驚いたと、書きました。(^▽^)/ (2007.01.06 02:09:27)
こんばんゎ☆
沙帯屋SAN,訪問ありがとぅござぃました@^-^@ あけましてぉめでとぅござィますo(*^^*)o 素敵なぉ写真の数々拝見させていただきました♪ 私は生まれて初めての10代の海外旅行がタイだったので,ぁのバイク集団や砂糖菓子のケーキ,車線のナィ道路や街並み,湿気の多ぃジリジリとした熱さ,日本で見た事がない光景は衝撃的でした☆でも世界中旅して廻ってきた友人にはタイが1番好きと言ぅ人が何人も居ます@^-^@ 交通事故,たしかタイって車のが偉くて引かれて死んでも20万程しか降りないと聞かされたょぅな。。。 今年が,沙滞屋SANに,素晴らしィ1年でありますょ―に@^-^@ /"☆ (2007.01.06 19:21:34)
「最後のワンクリックで消えてしまったのでしょうか?」
そうです。直ぐ下の「 書き込む 」を、クリックした時に、失敗するのです。 クリックが早過ぎても、弱くても、失敗するようです。σ(^_^;)アセアセ... 仏像のピントは合っていますよ。 綺麗に撮れています。 メガネを、かける?^^ (2007.01.06 23:53:04)
「仏像の写真できれば手前、左目にピントを合わせたかったのですが…。まあ、ギリギリセーフということで…OKですか?」
なるほど、そう言われれば耳の部分が鮮明ですね。 でも、セーフです。 良い写真ですね。 「この仏像はてのひらに乗ってしまうくらいの小さいサイズだったので、撮影にちょっと苦労しました。」 小さな仏像には見えませんよ。 立派な大きな仏像に見えます。 沙滞屋さんは撮影が上手ですね。 また、仏像の写真を撮ってアップして下さいね。(*´∇`*) (2007.01.07 17:32:45)
サワディ~チャーオ!
さすが~!1枚1枚安定感のあるフレーミング! いぶし銀という域に達していますねぇえ! 写真の腕前は相当なものだと感じます。 1日でしかも午前中のみでこれだけ残せたら、1ヶ月、1年続けたらどれだけの写真が残るのやら・・・。 明日はタイの子供の日ですね。 たくさんの写真お待ちしております。 (2007.01.12 22:41:21)
写真というものは不思議な力がありますね。
一枚一枚、見ているうちにいろいろなことを想像しました。 湯気が出ているクィッティアオ・ナムギアオ(麺料理)の写真からは温度が伝わって来ます。 日向ぼっこする人や犬からも暖かそうで心地よい温度が伝わって来ます。 写真そのものがひとつも物語で、並んだ写真と写真の間が、文章でいうところの行間のようで、たいへん興味を感じました。 何気ない日常も空間をこうしてみると、途轍もない大きな繋がりとエネルギーが詰まっているように思えて来ました。 (2007.01.14 00:57:29)
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