祝・トヨタF1初ポール!
2005年F1世界選手権第9戦、アメリカグランプリ、トヨタのヤルノ・トゥルーリ選手が予選1位!いや~嬉しいのなんのって。今年は開幕からそこそこ調子が良かったので、着実に良い成績を挙げてくれるかなと思っていたけれど、優勝と予選1位は難しいかな~と思っていたら、その内の片方は達成してしまったのだから、恐れ入りました!!トヨタのお膝元に住んでいる自分としては応援しない訳が無い!そのまま頑張れ~!トヨタがF1に参戦を開始したのが2002年。当時職場のF1にほとんど興味の無い人でも話題にしていたほど。で、興味の無い人から見れば、「お金のある企業なんだから、ソレに物言わせて来年('03)あたりからは勝ちまくるでしょう」と実現したらファンとしてはタマラン予想をしてくれていた。でも、自分の考えは決してそうでは無く、毎回実力で勝ちを狙えるようになるには早くて5年は掛かると思っていた。レースは基本的にレース屋さんがやるもので、彼等が持っている知識や経験は資金だけではどうにもならないと思うし、ヨソから優秀な人材を引っ張って来ても、チームメンバー一人一人がレベルアップしなければ意味が無い。そんな訳で2,3年で上位チームになる事など絶対に出来ないと思っていたのだ。事実この数年間はパッと輝く事はあっても長続きしなくて中位から下位に沈んでばかりだったし・・・。それでも応援するのは車体もエンジンもトヨタが自分でやると決めたから。エンジンだけ供給して、車体はF1チームに任すという従来の車メーカーとは違う方法。レース用の車体開発は市販車とは全く異なる分野。エンジン開発には知識があっても、車体となるとタイヘンな作業。トヨタ以外に全てを作るのはフェラーリとルノーという強力なチームだけ。新参者にはハッキリ言って茨の道だったはずだと思う。それをあえて選んだ彼等に根性を見てしまったように感じるのだ。そうこう思っていたらいきなりの予選1位。今まで苦労しまくってばかりだったのを見てきただけに、テレビ画面を見ながら、「よぉぉぉっし!」と叫んでしまったほど。・・・とは言え、予選はあくまで予選。何よりも見たいのは優勝する姿。表彰台にはもう何度か登っているのだし、目指す所はあと一つ。この予選結果で決勝が無様だったりしたら、今まで以上にボロクソに言われてしまうのは間違い無い。いきなり勝てるなんて思ってないけれど、活躍する姿はやっぱり見たい。今日の決勝も頑張ってくれい!。写真は昨年の車両(のミニカー)