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倖和(サチナゴム)の妄想小説・・・

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2020年01月08日
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カテゴリ:政治
イランは激怒です。当たり前です。アメリカも思い切ったことをしました。リアルタイムにターゲットの司令官を追跡、ドローンからのミサイルで一撃しました。もう特殊部隊も必要なくなるかもしれません。5Gレベルの通信、おそらく軍事用はもっと性能が高いでしょう。衛星を使ったのか、全てドローンでやったのかはわかりません。わかっているのは好きなように敵を攻撃できる能力をアメリカが持っているということです。

 インディアンに対する仕打ちでわかるようにアメリカは敵との共存は望みません。必ず屈服させます。イランはしぶといです。でもイランがはっきりと屈服するまでは諦めないと思います。だから世に倦む日日氏のように第三次世界大戦を期待(?)する向きもあります。

 私は戦争は起きないと見ています。テロで死ぬのはせいぜい9.11での数千人程度までです。しかもその後、テロ攻撃を仕掛けた側はアメリカのしつこい報復を受けて大損害を被っています。戦争になったからです。戦争では数十万人が死にます。桁が違うのです。特に経済制裁を受けているイランはアメリカのしつこい圧力に長期的には耐えられないでしょう。核兵器を作ってもそれでアメリカが屈服する見通しもありません。核を撃ち合うこともありません。一言で言えば儲からないからです。アメリカの核搭載の潜水艦が脅しを目的に1隻でもペルシャ湾に入ったらそれで終わりです。実際は世界中のどこからでも核を撃ち込むことができるのです。今はイランに味方する気でいる中国とロシアも状況次第で簡単に掌を返すでしょう。

 現代の戦争というのは軍隊が直接戦うのではありません。相手に経済的苦境を生じせしめ内部分裂を誘います。共食いが起きるように誘導するわけです。国際経済の熾烈な競争の中、アメリカは今共食い状態になっています。日本もそうです。中国もロシアもほぼ世界中がそうなのです。これを克服するには経済的格差をいかに解消するかにかかっています。今は各国の経済成長頼みです。とにかく経済。お金の出し入れを整えていく、これが例えばあの家康の言う「いくさの道」なのです。そのために世論戦を展開します。

 イランの勇ましい司令官は敵を殺すことばかり考えていて自国の問題を避けていました。だからアメリカも殺しやすかったのです。実はイランにとっても件の司令官は邪魔になりつつあったかもしれません。あの統帥権に守られた大日本帝国の軍部のように、です。今は怒りで勇ましい言葉が飛び交うイランも経済的な苦境に耐えられなくなれば自然と朽ち果てます。実は鉄壁の団結を誇っているように見えてもこれから裏切り者がいっぱい出るでしょう。自分の命はともかく家族や友人の命が危なくなれば人は脆いのです。

 イランが例え報復して一時大勢のアメリカ人を殺してもアメリカは絶対に屈服しません。これはイラン自身が痛いほどわかっています。トランプ大統領はテロリストではありません。現実主義者の実業家です。殺された司令官とは違って殺し自体を望んではいません。チェスでいうならいきなりチェックメイトを狙います。コストパフォーマンスが第一なのです。インターネットとドローンの組み合わせでそんなチェックメイトが手軽に可能な時代になってしまったわけです。

 イラクでは先に戦争をしたために苦労しました。まずフセインを殺しておけばよかったのです。強烈な独裁者が倒れたら大抵は内部分裂が起きるからです。戦争する前にいや戦争をしないために“キング”をピンポイントで排除する方が安上がりです。多少アメリカ国民に犠牲者が出ても戦争するよりはずっとマシなのです。カダフィ大佐はアメリカとの戦争以前に国内の分裂騒ぎで命を落としました。アメリカは違います。民主主義が強力です。トランプ大統領が仮に暗殺されてもアメリカは屈服しません。人材が豊富なのですぐに新しい指導者のもとに団結できます。おあつらえむきにトランプ氏は歴代大統領の中でも特に嫌われています。代わりのものもやりやすいかもしれませんね。だがイランのようにカリスマ的指導者の場合はやられたら大抵は深刻な内部分裂が生じ裏切りも頻発してしまうのです。

 アメリカが戦争で負けることはありません。やはり軍事力が一流だからです。ただその得意技のために危うくなるでしょう。戦争の勝利に酔って国内の格差問題を先送りしてしまうからです。それで戦争勝利とは関係なく経済の混乱によって内部から腐ってしまう可能性は大いにあります。日本や中国、ロシアも同様です。ただあのテスラのイーロンマスク、そして実業家ながら大統領になってしまったトランプ、性格の嫌な連中ばかりですが強引とも言えるやり口で新しいアメリカを切り拓きつつあります。ここがアメリカの憎らしいほどの強運さなのです。イランにはそんな人物はいません。前述したように殺すことばかり熱中してきた連中です。こんな国が戦争を起こしても世界中に迷惑をかけまくり自国民に大量の犠牲を出して滅ぶだけなのです。日本は政治家が問題です。国民に選ばれたはずですがその信用はどんどん落ちている。選挙の票と金に目が眩み憲法9条改正どころの騒ぎではありません。つまり主権在民であるわけだからそれだけ国民そのものが疲労し堕落してきたということです。

 私がストラテジーゲームをしてクリアした後、きっとこの部隊はこの都市はこの国はこの惑星は滅びるだろうな、大変なことになるだろうなと感じることがよくあります。実際売れたゲームの場合、勝ったためにもっとすごい争いに巻き込まれたという設定の続編が登場します。最近遊んだ Homeworldシリーズも勝つたびにどんどん戦いがエスカレートして行きました。映画ですがゲームの題材にもよく取り上げられるあのスターウォーズもやはり勝つたびに続編が続きさらなる争いが起きています。そして犠牲者の数もうなぎ登りになります。

 アメリカの指導者もイランの指導者もあの北朝鮮の指導者も気がついています。やられる時は仲間の裏切りでやられるのです。

Destiny OP Destiny 体験版を遊びつくしてみた。
貴婦人 貴婦人の乗馬他 オーケストレーション
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↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります!
もう一つのアリとキリギリス
by 倖和(サチナゴム)





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最終更新日  2020年01月08日 07時43分44秒
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