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テーマ:今日の出来事(288894)
カテゴリ:政治
大阪市は複雑な街です。全ての人が住民票や賃貸契約書通りに暮らしているわけではないのです。適当になんとかやっている土地です。在日に同和にインバウンド狙いの外国人にヤクザ…一筋縄ではいきません。本来なら都構想ごときでどうにかなる街ではないのです。12年の維新施政で公務員のモラルは下がりました。公務員は維新にとって敵だからです。吉村知事が給料の減らない公務員と言ってあの10万円給付に反対しました。それもどこかで影響しているのか支給率は低迷しています。
行政のトップならまず公務員をどうやる気にさせるかが腕の見せ所です。そこを敵対的に扱うのでどうにもならないのです。役所仕事は複雑です。どこかを変えたらどこかが変になるのです。例えば吉村氏が市長だった時に学力テストの成績が悪すぎると激昂しました。民間校長にしても大した効果が出ないどころか悪化し始めたのです。で、教師を圧迫するようなことを言いました。現場の実情を理解していない、あるいは理解しようとしないのでヒステリー状態になったのです。もちろんヒステリーでは事態が良くなるはずが無い。落ち着いて問題の事実を把握し情報を収集、分析する手立てが必要だったのです。が、できなかった。今回のコロナ騒動でも同じようにヒステリーを起こしていたのですが見た目は相変わらずいいので人気はあります。 さて松井市長です。どうにも人気が出ません。あまりの支給率の低さに自虐するしかありません。本人も多分どうしていいかわからないでしょう。維新でできることは見た目を良くすることだけです。 確かに地下鉄のトイレはきれいになりました。が、どこかの見た目をよくしたらどこか別の場所が変になるのです。松井市長は悪人ではありませんが知性が圧倒的に足りません。大阪市の問題点を理解できていないのです。もちろん誰も教えようとしません。永遠に給付が終わることはないでしょう。そんな混沌とした街です。その現実から目を逸らす、それで維新は人気があるのです。 大阪は変にベタベタしません。親切も「飴ちゃん舐める?」の一方通行です。これが他人と暮らす知恵なのです。3ヶ月も暮らしたら地元っぴなのです。京都はそこにおもてなしという得体の知れない枷をはめて街を閉鎖的に維持してきました。大阪にはおもてなしはない、ウマいもん食ったらええ気分やろ、で終わりです。「食えや食えや」で相手が誰でもおいしいもん食っていい酒食らったらそれで一日気分よく終われるやないかというわけです。ぐっすり眠ったら明日はまた別の日が待っています。 かつて大阪には寄付文化が根付いていました。通天閣も大阪城も色々な施設や学校もみんな寄付です。特に女性の力がすごかった。母ちゃんパワーです。あのじゃりン子チエのテツの母ちゃんみたいなオバハンが溢れていました。賢くてたくましくて情に厚い。今は残りカスで自尊意識が壊れてしまいました。無責任な外国人観光客のインバウンド頼みは致命的な戦略ミスだったのです。今回のコロナ禍でパーです。関空はお荷物空港ですしあのユニバもテーマパークとしては低迷しています。拒絶反応を起こしている臓器移植のようなもので大阪らしさが壊されているのです。そんなところへ万博やIRなどもってのほかです。しかもあの夢洲に作ろうというのです。橋一本増やすことすらままなりません。 失敗に失敗を重ねています。梅田では貨物駅跡の墓場を暴きました。その途端にコロナ禍です。どこか大切にしなければいけないポイントがずれてしまっているのです。雨ガッパだけが積み上げられている、象徴的です。私はこの秋の住民投票の結果で大阪市が解体されたら何かが弾けて急速に萎んでしまうような気がしています。多分その萎む中に松井市長のやる気も入っているでしょう。今彼は支給率の低迷という現実を突きつけられてがっかりしていると思います。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーション にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリス by 倖和(サチナゴム) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年07月02日 09時25分09秒
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