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倖和(サチナゴム)の妄想小説・・・

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2023年02月09日
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カテゴリ:社会
気球は今回が初めてではありません。何年も前からあちらこちら飛んでいます。日本でも確認されました。アメリカはだから今回の気球がスパイ気球であることを知っていたと思われます。あっさり撃墜、残骸回収というのはキモが座りすぎです。冷静に処理しています。
 
 中国は慌てている、という印象です。完全に主導権を失っています。そして習近平の顔に泥が塗られました。ブリンケンが訪中をやめています。今回のことでアメリカは外交における得点を稼ぎました。
 
 私はこの気球は人民解放軍の不満の象徴だと思います。中央の意思を無視して満州を攻略した関東軍と似たような感じになっていると思います。実は習近平自身は軍事侵攻はやりたくないと考えているでしょう。戦争は勝っても後が大変だからです。それが普通の政治家の感覚です。
 
 しかし軍人は違う。戦えば勝つと信じています。だからそんな軍人たちをなだめるために習近平は口では軍事侵攻を声高に叫んでいるのです。政治体制も余計な思惑が飛び出さないために独裁体制を固めました。いわば政治的な籠城作戦です。これは戦争はしたくないという本音隠しです。
 
 プーチンが本当に戦争を始めてしまったので自信がなくなりましたが、やはり先進国同士で砲火を交えることはありません。後の始末が大変だからです。プーチンが戦争を始めたのはそれまで勝ってきたからです。というより勝ったと勘違いしていたからです。ウクライナの重要拠点、軍港のセバストポリを奪い返したのが大きいです。戦争らしい戦争ではありませんでしたがその勢いで本格的な戦争を始めてしまいました。結果は悲惨です。これでもし勝ったとしても占領したウクライナもボロボロ、ロシアもボロボロでおまけに国際的孤立です。ロシアの将来に展望はありません。再び国家崩壊の危機にさらされるでしょう。
 
 そこが中国は少し違う。習近平こそ戦争をしたことがありません。国家間の戦争といえばベトナムとの戦いですがあれは先輩たちがやったこと、とても鮮やかとはいえないものでした。近代戦争で勝った経験がないのです。今はインドと石の投げ合いで国境付近で喧嘩しています。覇権主義と言われながら貧しい国にお金を出して援助しているにすぎません。その割に頼りになる同盟国はありません。北朝鮮はあの調子だしアフリカや中東の多くは貧しいですし産油国とて軍事的な力はありません。日米同盟やNATOとは段違いです。だから中国はロシア以上に戦争遂行能力に欠ける国なのです。台湾を攻めても展望がありません。たとえ勝っても人民解放軍に甚大な損害が出る上に戦火で焼け爛れた台湾は第二の北朝鮮状態になる恐れもあります。だから外交を先行させてアメリカとバランスよく台湾問題をいい方向に持っていきたいのです。それが習近平の本音だと推察されます。いや、政治家なら誰でもそうでしょう。建国で功績のあった人民解放軍が今では国家発展の足枷になっているのです。
 
 軍人の視野は政治家と比べて大抵狭いです。特に弱い軍隊ほどそうです。自国民を圧迫してばかりです。そのために虚勢をはります。それが今回の気球騒ぎです。あれは軍人たちの習近平に対する不満のささやかな抵抗の現れだと見るのが自然ではないかと私は思います。いわゆる遵法闘争というやつです。真面目に仕事をしているフリをして逆に迷惑をかけてやるといううちうちの戦いのやり方です。
 
 人民解放軍の一部が気球“外交”で習近平の面子を潰してやったわけです。それをアメリカは十分活用しています。この件に関してはアメリカは強気のヤクザのように冷静かつ冷酷です。

Destiny OP Destiny 体験版を遊びつくしてみた。
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↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります!
もう一つのアリとキリギリス
by 倖和(サチナゴム)





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最終更新日  2023年02月09日 09時02分57秒
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