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倖和(サチナゴム)の妄想小説・・・

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2023年02月28日
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カテゴリ:社会
闇の政府です。ロシア革命を起こし、赤い中国を支援、朝鮮戦争からアフガン、イラク戦争、そしてアメリカ大統領「不正」選挙まで、世界を裏で操る秘密の組織だそうです。
 
 私は結果論であってそんな陰謀論は荒唐無稽だと見ています。世界を操るというのは、例えていうなら天気を自由に変えられるというのと似ています。山の上で護摩を焚いて雨を降らしたという話もあります。大きな炎で上昇気流が発生したからだと予想できますが、まあ局地的なケースでしょう。基本、天気はある程度の予測は可能でも人が意図を持って主体的に操ることはできません。天気を構成する要素が多数に及ぶからです。微分・積分の高次元方程式を何度も解くようなもので、リアルタイムの変化に追いつけません。
 
 ただ天気の結果について分析することは可能です。その分析が正確で深いほど自分たちの望む方向に結果を利用することはできるでしょう。それがたまに外から陰謀だと映るのだと思います。
 
 人が人を操るというのは大変です。私だって我が子一人、奥さん一人操ることはできません。でも操っているように見られることはあります。それは自分の方が状況に合わせて柔軟に変化できている時です。陰謀でもなんでもない。それで家族が楽しく暮らしているのです。もちろん奥さんも子供も自分たちの方こそ上手く変化できていると思っているでしょう。お互い様の話なのです。
 
 ただ、消費行動では小さな恐怖がきっかけになっています。白髪が目立ってきたとか、お腹ができてきた、とか進学とか就職とか結婚とか出産とか、特に経験不足の事柄については、誰でも多少の恐怖を覚えます。そこを取り除き安心したいから、サービスや物にお金を払うのです。商業広告のほとんどが、そういった小さな恐怖を先に覚えさせる構成になっています。それを解決する商品を紹介して購買行動に結びつけるのです。しかし操れる物ではありません。むしろ売る側が時代に合わせて上手く変化し続ける必要があります。逆にあえて変えないというマイナスの変化もあります。どこを変えてどこは変えないのかというのは陰謀ではなく商売感覚の問題です。
 
 ディープステートというのは人よりも柔軟に変化できる人たちの総称のようなコードです。ユダヤ資本というのもそうです。変化を恐れない人々のことをラベルをつけて、変化を嫌う人がそう呼んでいるに過ぎません。当の本人たちは情報収集には長けているでしょうが、人を変えるのではなく自分が変わることに努めているのです。その結果、自分の望む状況を手に入れることができるわけです。ビジネスを成功させたり新しい思想を提示したり、単純に金持ちになったり、一族を発展させていったりします。
 
 プーチンもあるところまでは苦しみながらも状況に順応して出世し、大統領、そして独裁者になりました。それなりの偉業も成しえています。しかし、疲れたのでしょう。土壇場で変わることができずに判断を誤り、とんでもない戦争を引き起こしました。誰の陰謀でもない。ただの疲労がウクライナ戦争を引き起こしたのです。それをそれぞれの権力者たちが自らの感覚と感情と理性で受け止め、この状況にどう順応していくか、一種の政治的ポーカーゲームを繰り広げているのです。それが陰謀に見えるのです。天気の変化があたかも老人の顔をした人格を持った神様が操っているように感じるのと一緒です。天気は天気で勝手に変わっているだけです。
 
 花鳥風月に感情はありません。あるように人が見ているだけです。しかし気象の変化は人の感情を豊かにしてくれます。その知恵が豊富に文化として蓄積されているわけです。
 
 戦争を終わらせるにはそれぞれの自分が変わらないといけません。相手にだけ変わることを強要しているだけではダメです。それが歴史の知恵です。しかし同時に人は被害者意識に浸ることも好きなのです。芸術もその心の働きで発展しました。陰謀など実際には存在しません。ただそれらしい陰謀じみたことが行われる場合があります。
 
 いじめです。なんの発展性もありませんが大変迷惑な行為です。相手を壊してやろうと知恵を巡らすこともあります。この根本原因は恐怖と被害者意識です。なかなかいじめが無くならないのも人の変化し前へ進んでいく意思と裏表になっているからです。
 
 いじめてやりたい衝動に駆られるのは実は変化・進歩の兆しなのです。文化の知恵さえあればいじめるのではなく自らを変化させることで状況を変えていくことができます。いじめと進歩はカードの裏表、破壊と創造、死と生、悪魔と天使の関係です。人類が存在する限りなくなるわけがありません。
 
 そもそも特定の勢力が大勢の人を操って何かの陰謀を進めていくというのは途方もないことなのです。だから実力のある権力者は陰謀にすがりません。人にうっかり陰謀を話せば簡単に秘密が漏れる。すぐに頓挫し裏切られる。だから計画があってもすぐには喋らず状況を見ます。そして孤独です。強い信念の持ち主なのです。陰謀ではありません。
 
 ある権力者が陰謀を企む人に見えるとすれば繰り返しますが単に人の見たがらない恐怖の場面をしっかり受け止めている能力に長けているからに過ぎません。別の言い方をすればチャンスを見逃さない心構えが優れているからです。大抵のチャンスは恐怖の中に隠れています。

Destiny OP Destiny 体験版を遊びつくしてみた。
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↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります!
もう一つのアリとキリギリス
by 倖和(サチナゴム)





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最終更新日  2023年02月28日 10時15分18秒
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