|
テーマ:今日の出来事(287516)
カテゴリ:科学
H.G.ウェルズの小説宇宙戦争は火星人が地球を襲う話でした。何度か映画化もされています。今読み返しても新鮮です。望遠鏡が発明されて惑星である火星に水路のようなものがあるのが観測されました。それで火星には文明があるらしいという話になりました。
現代では火星にいくつか探査機が送り込まれ、その結果、文明の存在は公式には確認されていません。人面岩とか話題になりましたが、光の具合でたまたまそう見えたという話になっています。 しかし、果たしてそうでしょうか? と考える人たちがいます。つまり火星にはかつてそれなりの高度な文明が存在し、そして滅亡し、その結果今の火星の状態になったという仮説を紹介している記事を見ました。大変興味深い話です。 その説によると火星は核融合エネルギーの暴発、すなわち核戦争で滅んだということになっています。根拠はなんでしょうか? そこは結構科学的な分析を行なっていました。 まず火星の水です。観測データからかなり古い時代に火星には海があったことがわかっています。ところが現代の火星では、その大量の水を上から抑えるだけの大気圧が全く足りないのです。この薄い大気ではそもそも海が存在し得ないのです。では古代の空気はどこへ行ったのか? そして大量の水がどうして消えたのかは実は火星の大きな謎の一つです。 火星の大気はほとんどが二酸化炭素です。ここに水素があれば水ができます。その水素が恐ろしく足りないのです。その理由が核融合兵器の存在というわけです。核融合で水素が大量に吸い取られてしまったわけです。実は核爆発が起きた後に発生するウラン235などの放射性物質が火星のいくつかの場所で観測されています。自然界には存在しない物質です。 ではそんな絶滅戦争を起こした古代の火星文明とはどんなものだったのか。火星は地球よりも小さい惑星です。半径は2分の1、引力は地球の40%程度です。ところが質量は10分の1しかないのです。軽すぎる、中身がスカスカということです。つまり古代の火星文明が有用な資源を採掘し尽くしたということが考えられます。 火星は小さく狭く、その上、地球と違って海と陸にはっきり南北で分けられ、大航海時代など必要なく、かなり早い段階で文明同士の交流が活発となりより強大な文明が発達したのではないかと考えました。すごい仮説です。地球の人類よりも早いペースで文明と科学技術を発展させた挙句に資源が枯渇し核戦争を起こしてしまい惑星そのものを荒廃の地に変えてしまったのです。 どう計算したのか分かりませんが、その狭い火星で火星人たちは人口数100億人を数万年の間、維持したと考えられるそうです。場合によっては大陸のプレートも操作してあえて北半球を陸、南半球を海に作り替える技術も持っていたかもしれないということです。すごい連中です。 さらに私が興味を引いたのが水路です。どうやら火星の地下深くにまだ水路があって火星人の生き残りがいるかもしれないと考えるわけです。今はよく分かりませんが、19世紀に観測された際には水路らしきものが見え、それを地図に起こした研究者もいました。今はどうなのでしょう。 もしかしたら高度な火星人は未開である地球人からの干渉を避けるために文明の痕跡を消しているかもしれません。地球人が火星を観測できると知って対策を施しているのです。初めはしょぼい望遠鏡での観測でしたから、かえって文明の存在を観測できましたが、今は違います。人類は宇宙空間に進出しました。地球からの干渉リスクが高くなってきたのです。それに用心した火星人が手を打っているかもしれません。 そもそも、火星に観測機を送るのは大変でした。多くの観測機が接近や着地に失敗したりして途中でダメになっています。案外、火星人が妨害しているのかもしれませんね。たまに成功したと思っていてもその観測機からのデータを改竄しているかもしれないのです。 この大前提として、火星人も地球人も同じ人類であるということです。なら火星が壊滅した際に一部が地球に移住したとも考えられます。想像が広がりますね。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーション にほんブログ村 にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリス by 倖和(サチナゴム) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年03月02日 09時58分47秒
コメント(0) | コメントを書く
[科学] カテゴリの最新記事
|