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テーマ:今日の出来事(287519)
カテゴリ:社会
78年前の今日、東京で大空襲があり一晩で10万人の方が亡くなりました。被災者は100万人を超えます。当時の東京の人口はおよそ700万人弱でした。空襲を生き残った人の方が多かったのですが、個々の人々の受けた被害は筆舌に尽くし難いものでした。
アメリカは戦うたびに、なかなか降伏しない日本軍に手を焼き日本人そのものを駆除しようと考えました。それで関東大震災や江戸の大火における街の被害状況を分析、砂漠の真ん中で実証実験を繰り返し、焼夷弾なるものを開発したわけです。うっかり民間人を巻き込んでしまった、のではなく最初から民間人をターゲットにした空襲でした。今なら完全に人道法違反です。 欧米人は過去の自分たちの過ちを棚に上げて、というより棚に上げるために国際法を作り上げて主導権を握ってきました。後から追い上げてくる後進国から利権を守るためです。人道法もそうです。何度も戦争を繰り返してきて身につけた知恵です。捕鯨でもオリンピックでも結構わがままな常識を押し付けてきます。 その理想は美しいのですが、東京大空襲のような冷徹、残酷な民間人虐殺、捕鯨なら油を取るためだけの鯨の大量捕獲の犠牲の上に成り立っています。オリンピックでも欧米の都合に合わせて競技のルールを変えてきます。だから何かの拍子でその仮面が剥がされると途端に元の残虐性が剥き出しになるのです。 今、ロシアも執拗に民間人を狙ってミサイル攻撃を繰り返しています。元々は東京大空襲を企図した当時からのアメリカ軍の思考法がそのまま国際的な軍事の常識になっています。民間人を殺して国民全体に恐怖心を植え付け、相手国の長期的な混乱を狙います。それで徐々に相手を無力化するのです。 だから戦争になったら民間人は守ってもらえません。とにかく戦場からできるだけ遠くに離れるしかない。そういうわけでロシアからもウクライナからも大量の国民が国外へ脱出したのです。 核の時代、使えば人類が滅びるという状況で戦争が行われています。そして相変わらず多くの民間人が犠牲になっているのです。通常兵器の個々の殺傷力はむしろ向上しています。戦争もいつかは終わりますがどのように終わるかはまだ見えてきません。ウクライナ戦争が日常風景に溶け込み始め10年は続くようにも思えます。パレスチナ状態になっていくのかもしれません。 今、日本もアメリカの都合で軍事力を強化しているように見えます。しかし、私からすればアメリカから兵器を爆買いしているだけです。国内の法律を根本的に変えて本格的に戦争のできる国にはまだなっていません。アメリカに協力できる程度の変化しかしていないのです。9条も変わる気配がない。景気も今ひとつ、コロナ禍でモタモタしていました。 危機に弱いのです。情けない政治状況です。行政文書捏造騒ぎまで起きています。そして国産新型ロケットの打ち上げ失敗です。長期的には人口ピラミッドのバランスが崩れ少子化だと騒ぎますが結局有効策は何もなく集団自決などとボケた議論でちょっと騒いだだけです。大谷翔平や藤井聡太の活躍が目立つのが多少の救いでしょうか。 東京空襲も過去に酷いことがありましたね、戦争はやっぱりいけません、のいつものパターンで終わりそうです。阪神淡路大震災、東日本大震災などの自然災害とあまり変わらない扱いに見えます。だが東京空襲がなぜ現実に発生したかを今改めて考え直すことは重要です。空襲の被害者意識に浸るだけではなく加害者側のアメリカをも巻き込んで、です。日本にも韓国とは違う意味で重要な歴史問題が存在するのです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーション にほんブログ村 にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリス by 倖和(サチナゴム) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年03月10日 10時21分42秒
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