|
テーマ:今日の出来事(287512)
カテゴリ:政治
高市早苗が捏造発言で大変です。私は彼女が勢いで嘘をついてしまったと見ています。だから議員はともかく今の大臣の辞職は不可避な状況だと考えられます。もっと汚されてから切られるでしょう。どう見ても自民党自体が彼女を支えていません。
さて、攻めている方の立憲民主党ですが、こっちもパッとしません。この状況下でもどんどん支持率が低下しています。他の野党もウダウダ状態です。パッとしません。次の統一地方選挙・衆参補欠選挙でも逆転現象が起きそうにもありません。 この国では選挙による政権交代は無理なのでしょうか? どうやら伝統的に権力の内部分裂によるしか実現できないようです。考えてみれば歴史においてもほとんどがそうでした。例えばあの戦国時代、織田から豊臣、そして徳川への権力移譲も政権内部の分裂によるものでした。 そもそも戦後の政権交代でも時の政権与党が分裂状態になって起きたものです。細川政権然り、鳩山政権然りです。自民党が分裂して一方が新しい政党を作って政権を取りました。村山政権では選挙に負けた自民党が社会党党首を首班に据えました。そして最終的に社会党を分裂させ事実上無力化してしまいました。 そういう流れで行くとやはり今の自民党が分裂しないと政権交代は無理だということになります。安倍晋三が暗殺されたので、もしかしたらそこから亀裂が入るかもしれません。それはともかく、政権交代を目指して政治家になるならやはり自民党にまずは入るべきなのかもしれません。そこで豊臣政権下における徳川家康のように出世し、そして自分自身の権力基盤を強固にする、そして長生きすることです。そうしたら政権交代のチャンスが来ます。 山本太郎とか立花孝志とかが政権を取る気があるならいかに自民党に潜り込むかということが一つの重要なステップとなります。それにはまず自民党をびびらせる必要があります。それはおそらく国政レベルではなく地方レベルから始まるのでしょう。いわば地方の一豪族がのしあがるといったイメージです。 近いのが大阪発祥の政党維新です。しかし橋下徹が早々に逃げたので顔になる人物がいません。徳川家康のいない徳川家のような感じになっています。一時は菅政権との距離が近く国政に食い込むかと思われましたが、看板政策である都構想関連の住民投票に2度も敗れ、さらには菅の失脚でかつてほどの勢いはなくなりました。松井一郎は引退するし吉村洋文にそのような才覚はないです。そして現代表の馬場伸幸はあまりにも小物感が強く権力の頂点に立つような貫禄というかそういう雰囲気はないです。おそらく万博もIRもパッとしないでしょう。大阪を腐らしただけで終わりそうです。徳川家康の場合は明らかに江戸を世界一の都市に育て上げました。 何が起きるかわかりませんが、高市早苗の失脚が自民党分裂にまで発展するかどうか。しかし彼女も今回のことで人望がないことがわかってしまいました。叛逆児の河野太郎や何を言っているかよくわからないけど人気のあった小泉進次郎もとても天下を取れる器ではありません。つまり自民は甘めのマスクで人の話を聞く力をうそぶく人物にとりあえず尻拭いをさせている状況です。悪いがリーダーシップは感じられません。それが逆にほんわかとした安心感を与えているのでしょう。支持率はそれなりにあります。自民党はぬるま湯状態なのです。 あっと驚くような政権交代を実現できそうな人物は残念ながら今の日本には誰一人としていません。誰も育てられていないのが今の日本の悲しき姿なのです。少子化対策に金をばら撒く暇があれば、その前にまず目の前の人々を育てていくというしっかりとしたビジョンが必要です。自分たちを導くリーダーは自分たち自身で育てなければ絶対に登場しないのですから。天から虹の光に乗って降りてきたり雲に乗ってきたりはしません。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーション にほんブログ村 にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリス by 倖和(サチナゴム) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年03月23日 12時17分11秒
コメント(0) | コメントを書く
[政治] カテゴリの最新記事
|