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倖和(サチナゴム)の妄想小説・・・

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2023年05月17日
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カテゴリ:社会
先日、安易な法の制定は逆効果になると述べました。一方で世の中をよくするために法を定める意義を述べました。矛盾している点が確かにあります。そもそも法は矛盾から生み出されるものなのです。
 
 私が好んで用いる非理法権天の理(ことわり)からすると法というのは理の矛盾を解決するものです。社会が発展して複雑になっていけばいくほど正しいことは一つではない、という現実に直面します。正しいこと同士が衝突するのです。それで法で整理します。
 
 憲法を見たらすぐに気が付きます。国家の権力の暴走を止めるのが目的です。それは歴史の悲劇とその犠牲の上に成り立っているのです。基本的人権はそれが全く無視されていた時代が長く続いたことの裏返し、平和主義はずっと戦争を、今でも続けていることへの裏返し、そして国民主権は長く一部の人間のためだけの政治であったことの裏返しなのです。
 
 つまり法というのは油断すればすぐに現実の前に崩れてしまう理念を忘れないための知恵の集合体なのです。しかし、その法も権によって押さえつけられます。矛盾し合う理を整理した法をどのように活用するかは権が決めるのです。もちろん主権在民、国民主権ですから最終的には国民が決めることになります。1億2千万人が同時に議論することはできませんから選挙で選ばれた代表者が話し合って決めるという仕組みが憲法で定められているわけです。しかし、これにも色々矛盾が生じるのでその都度に法が乱発されることになります。で、わかりにくくなって次第に国民の関心が薄れてしまいます。国民主権が崩れ、基本的人権も蔑ろにされ、平和主義は崩れ去ります。
 
 最後の最後は天です。おごれるものも久しからずの世界です。権もあっけなくあっという間に崩れ去ります。いわゆる天罰です。私に言わせれば、その天とは神様というより人知を超えた非であると見ています。自然法則です。その新たな非が新たな理を生み出す。新たな繰り返しの始まりです。それまでの常識がリセットされるわけです。例えば日本でも災害のたびに法律が見直され社会の発展につなげようとしてきました。矛盾はありますが少しずつ良くしようとしているのです。
 
 法は定めたら終わりではありません。もともと理、即ち正しいことの矛盾を整理したものですからその運用は責任をもって行う必要があります。これが正しい権の姿です。つまり矛盾の現実的な解決こそ行政の真の役割なのです。
 
 LGBT理解も入国管理も矛盾だらけの現実にどう向かい合うか新しい社会の地平線を臨むための課題です。LGBT理解に関する法律のごたごたや入管法の改悪はその矛盾から逃げようとする動きで、いずれ巨大なブーメランとなって我々の未来に返ってきます。
 
 繰り返しますが法は定めて終わりではない、定めてからのちの権による運用によって初めて社会の発展につながります。これが天の恵みを得る知恵となるのです。そうやって人類は不条理を甘受し矛盾を克服して発展してきました。
 
 それを阻むものが不安による無理解からくる怒りなのです。ここに突然天罰が下ります。これが歴史の繰り返しになっています。ただ、今までは人々の良心の積み重ねでなんとかなってきてもいます。まあ、これからも基本はそうなるでしょう。

Destiny OP Destiny 体験版を遊びつくしてみた。
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↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります!
もう一つのアリとキリギリス
by 倖和(サチナゴム)





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最終更新日  2023年05月17日 09時57分14秒
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