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倖和(サチナゴム)の妄想小説・・・

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2023年11月01日
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カテゴリ:社会
SNSでやり合っています。岸田文雄がスーパーを訪問して従業員から話を聞く記事が出ました。そんなパフォーマンスで何がわかるのかとプチ炎上しました。元明石市長が金持ちの社長はスーパーに買い物には行かないとSNSで出したら、それに一流企業の社長が自分も買い物すると噛みつきました。

 ここで重要なのはスーパーに行く行かないの問題ではありません。購買力の問題です。多くの人が値上がりや品質の低下、値段当たりの量の減少を実感しています。買いにくくなっているのです。それを一流企業の社長は全く見ようとしていないのが事の本質です。共感力がないということなのです。が、このスーパー問題、金持ち、貧乏人の対立という単純な図式ではありません。

 支配者の感覚として生かさぬように殺さぬようにというのがあります。つまり甘やかせば下々のものはろくなことにならない、腐敗すると思っているのです。だから支配者が経営者の場合、できるだけ給料は低いままでこきつかいたいというのがあります。

 しかし、これは同時に支配者が下々の負担、支え切れないほどの重みになってはいけないという意味でもあるのです。だから江戸時代、直訴の農民は打ち首になりますが同時に侍側の責任者も切腹、場合によっては藩もお取り潰しになったわけです。

 今はそれは選挙という形になりました。しかし戦後民主主義が疲れ始め、その信頼性は徐々に落ちています。投票率の低下です。支配者にとっては庶民からの批判の負担が軽くなり、一方でその分だけ庶民の負担は重くなってきています。選挙における無責任の結果です。

 ただ、何度も言いますが今の日本は歴史上もっとも豊かな時代を過ごしています。スーパーでの買いにくさが目立ってきただけの話で、多くの人はまだ何とかなっています。困窮者は少数派なのです。その流れの中で庶民の間の格差がひどくなってきました。一流企業の社長は侍や貴族ではありません。多くが元庶民なのです。ここがこの問題の解決の難しいところです。庶民が庶民を支配し圧迫している、これが今の民主主義の本質なのです。

 SNS上での争いは実は庶民同士の格差拡大が主な原因です。不景気もそうです。庶民同士のいさかいが主因です。絶対的な実力を持った支配者は実はいるようでいなくなっています。それが今の日本なのです。

 つまり庶民自身が覚醒しない限り誰も助けてはくれないのです。

Destiny OP Destiny 体験版を遊びつくしてみた。
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↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります!
もう一つのアリとキリギリス
by 倖和(サチナゴム)





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最終更新日  2023年11月01日 08時46分59秒
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