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倖和(サチナゴム)の妄想小説・・・

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2024年09月19日
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カテゴリ:政治
進次郎がまた言っちゃったようです。入試を突破しても、その時にもし金が用意できなければ借金などせずすぐに働いた方がいいというわけです。

 一理あるとは思います。お金がなければ無理をしないというのは生きる知恵です。今の大学の多くが学力不足に悩まされています。それでも親御さんたちの願いは就職です。肝心の学生は放っておいては全く勉強しないので資格のための講座を外部講師を招いてたくさん開いたり、事務官が寝坊している学生に出席を促す電話を必死にかけたり、大変な状況になっています。就職において大学教育の価値はどんどん下がっています。唯一の卒業の価値とはその学生の親に社会的、経済的力量があったということでしかありません。それにしてはお金がかかりすぎです。

 日本も社会が成熟し誰しもが望めば大学教育を受けられるユートピアになって大学教育が崩壊してしまったのは皮肉なことです。結局は上位の1,2%程度の学生しか真剣に勉強しないのです。なら、とりあえずお金がないなら社会に出てお金と社会経験を積んだ方がいいだろうというわけです。

 しかし、そういう状態に大学教育を追い込んでしまったのがまさに歴代の政治家たちなのです。政治の貧困の結果です。この教育の立て直しは、まずは政治家にその責任があります。彼らが法律を作るからです。「貧乏人は大学に行くな」発言はその責任を放棄しています。そのことに進次郎は気がついていません。そこが真の問題なのです。

 通信教育がずいぶん人気になってきました。多分これからの教育のトレンドになると思います。ITとSNSが急速に発達したからです。もう退屈な教授の退屈な講義はどんどん駆逐されるでしょう。しかし政治家が無責任であればその通信教育制度も既得権益を持つ者の強欲に蹂躙されてしまいます。これが歴史の示すところ。

 ただその根本の原因は国民の心の貧困にあります。人々の多くが目先の損得のみに振り回されました。教育の荒廃はまさに国民を主役とする主権在民がもたらした“成果”なのです。

Destiny OP Destiny 体験版を遊びつくしてみた。
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↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります!





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最終更新日  2024年09月19日 11時28分43秒
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