ゆめのとちゅう

今回の帰省の大きな目的は、夫の両親の金婚式のお祝いをすること。
義父の体調を考えると「旅行をプレゼント！」というわけにもいかず、結局一緒に食事をすることしか思いつきませんでした。
加えてちょっとしたプレゼントと、さととひろからは小さなブーケとメッセージカード。
喜んでもらえたかな…。

それにしても、５０年って、過ぎてしまえばあっという間なのかしら。
子育てを中心に毎日を過ごしている今の私からすると、気が遠くなるような長い年月。
子ども達と過ごす時間よりも、夫婦二人きりで過ごす時間の方が圧倒的に長くなるわけです。
う～ん、やっぱり想像できないわ。（苦笑）

お二人が生きてきた時代を考えると、苦労の連続だったはず。
仕事のこと、子育てのこと…やっとすべてが落ち着いて、これからのんびりと過ごすことができるかなって時に義父の病気。
神様はどうしてこんな試練をお与えになるのだろうと思ったりもしますが、これからは夫婦の時間を大切にしなさいってことなのかしら。

今の夫がいて、今の私たちの生活があるのは、お二人が築いてきた時間の賜物と言っても過言ではないのです。
そう思うと、尊敬と感謝の気持ちを忘れてはいけないな…って。
義父母のために直接できることは少ないかもしれないけれど、いつも心のどこかに留めておかなければならないな…って。

とは言え、そこまで“できた”嫁ではないので、いまだに素直になれない部分もあるわけでして…。
きっとこれからも、かわいいお嫁さんにはなれないんだろうな…。（こらこら）


ちなみに私の両親は、今年で結婚４０年。
でも、母は１７年前に亡くなっていますので、銀婚式さえお祝いすることができませんでした。
そう思うと、金婚式をお祝いできることって…夫婦二人ともが元気でいられることってすごいことなんだなと改めて感じます。



お昼にいただいた懐石料理。
季節の食材がふんだんに使われていて、本当に美味しかった～♪
目でも舌でも季節を感じることのできる和食って、やっぱりいいですね。
前菜は、こんなかわいい器に盛り付けられていました。（↓）