カテゴリ:子育て・家族
今日をもって、とあるフェリーが1年間の休止となります。
事実上の廃止…ですよね。 私の故郷とT市を結ぶそのフェリーには子どもの頃から何度も乗ったことがあり、結婚してからも帰省の際に利用することも多く、たくさんの思い出が詰まっています。 最初に思い出すのは、兄ちゃんがまだ幼稚園の時にひとりで私の実家に泊まると言い、訪ねてきていた私の父と一緒に帰りのフェリーに乗ったこと。 機嫌良くしていたのに、フェリーが動き出した途端に泣き始め、結局到着地で船を降りることなくそのままUターン。片道1時間かかったので、私は2時間後に港に兄ちゃんを迎えに行きました。(父は兄ちゃんを私に引き渡して帰ったので、結局3時間の船旅となりました…。) また、花火大会のことも印象深いかな。 実家に帰省していて自宅に戻る日に、せっかくだから花火大会に合わせてフェリーに乗り、海上で花火見物をしようと考えました。 でもそれって、考えることはみんな同じ。 車のお客さんもそこそこいましたが、車なしの人達の人数がとにかくすごくて、客室も甲板、屋上も人でぎっしり。座る場所もなければ、人が多すぎて子どもの背丈では空も見えないような状態だったのです。 まだひろはいませんでしたが、花火を見せようと兄ちゃんを抱き上げて…ほんとに大変でした。(フェリーを降りてからも、大渋滞に巻き込まれました。) T市を離れてからはフェリーに乗ることもなくなり、今回の休止のニュースもたまたま耳に入ってきて驚いたのですが…。 橋ができて便利になったと言えばそうだけど、まず連絡船がなくなり3社あったフェリーもとうとう1社だけになってしまいました。 現在テレビCMでちらっと見ることのできるこの航路、私は好きなんだけどなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.10.19 19:30:50
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