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カテゴリ:映画
何を隠そう、藤竜也のファンです。 こんなカッコイイ73歳となら、結婚してもいいです(爆) その竜也が(呼び捨てw)久々スクリーンに!! これは行かずにいられない。大江のシネプレックスまでレッツゴー 「龍三と七人の子分たち」、 監督は北野武。 同監督作の 「アウトレイジ」的極道映画とは一線を画す、というか、 画し過ぎてまったく別物のお笑い893映画。いや、映画というより、 ちょっと大掛かりなコント。 もと893で、今は静かに暮らす爺チャンたちが、同窓会を開催、 そこでまたまた「組」を結成し、「一龍会」と命名、その名前から、ラーメン屋と間違われつつも 暴対法の下で暗躍するフロント企業と対決するという、 暴走老人映画。 スゴイです。たけし監督、 みごと好き勝手に、俳優さんたちをいじりまくってます。 藤竜也に、 ブリーフにハイヒールを履かせ、 頭にはシャワーキャップ、そして赤のキャミソール姿で、 おかまバー地帯を歩かせる。 10年ちょっと前ぐらいかぶりつきで観ていた唐沢寿明版「白い巨塔」で、 神懸り的威厳と重厚さで、 セリフは少なくとも、その存在感だけでキーパーソンを演じた、 ”大河内教授”役の品川徹さんに、内田裕也みたいなコスチュームで「早撃ちマック」、 しかも高齢で手が震え、拳銃の玉がとんでもないところに飛んでいくというふざけたキャスティング。 また、「太陽にほえろ」で”殿下”という、それはそれは、名前どおり、 王子さまのような刑事役だった小野寺昭 (このひとも昔ファンでした 戦争に行ったこともないのに、 特攻隊にいたとウソを吹聴しまくる”なんちゃって右翼”の役どころ、 中尾彬に至っては、 死体となっても、撃たれ殴られ弄られるという悲惨さ・・・・ 北野流ブラックジョークでしょうが、 みなさん、「友情出演」ですか??!? なんだかワタシの憧れとか、勝手な イメージみたいなものがガタガタ崩れていき おもしろいんだけど、笑うに笑えない。 でも、一見、善良そうに近づいてくる詐欺の手口には、 ミョーになるほど~と、 感心してしまった。。。。こらこら そんなわけで、 「明日はない」というアキラメが、逆に 強い意志へと変貌したら、コワいものはなし。 それは武器にさえなる、と教えられたような・・・。ちょっと違うか? とはいえ、やっぱり、実際 こんなジイちゃんたち、近くにいたら、 逃げたくなるよね、きっと。。。。。
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Last updated
May 19, 2015 10:37:52 AM
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