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下請け被災でトヨタが操業停止に!今回の地震の被災地柏崎にR工業というトヨタ自動車などのW.リング などを下請けとして生産している会社がある。 この工場が操業不能に陥ったのでその余波を受けてトヨタ、ダイハツ、 スズキなどが自動車生産停止を余儀なくされたと言うことである。 ご存知のようにトヨタ及びその系列会社には「トヨタ看板方式」という ものがあって、一台の自動車には30,000パーツに近い部品が必要で その部品の調達の仕方が、在庫負担を常に極少に抑えながら生産を 続けていくというものである。 それら部品生産を預かる下請けも適正な種類の生産を請け負うという 緻密な計算に基づいて数百社に分けて発注されているものと考えられる。 従って、今回のような地震で工場からのパーツの供給が止まると自動車 の組み立て工場では在庫がないので自動的に生産が止まるという状態 になるのである。
ご存知でしょうが、どんな在庫をもつ商売でも在庫回転のスピードが速い ほど商売の効率がいいのは常識であります。 ある意味、トヨタのこの「トヨタ看板方式」と呼ばれるものは下請けイジメ的 要素がニオイますが、下請けも受注生産ですから在庫を残す心配は皆無 なので問題はないと思います。 この柏崎のR工業はいつ回復するかでその影響は甚大なものがありますが 工場は電気、ガス、水道などが必須であるし、原材料、製品の輸送の為の 道路の回復のこともあります。
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