Scotch ケンの放言どころ

　　　南京大虐殺のことである。　日本軍が30万人ものシナ人を殺したと

　　　いう話だ。　先日も南京市と友好都市関係を結んでいる名古屋市の

　　　河村市長がそれを否定したところがシナ側が怒こって記念イベント

　　　を止めると言い出した。



　　　東京裁判では、南京虐殺は初め一万、次第に五万、十万、三十万と

　　　増やしたかったのはアメリカもそう決めつけたかったのだ。

　　　アメリカ人は原爆を落として日本人の市民を何人殺した？　大都市

　　　に対するＢ29のじゅうたん爆撃で日本の市民を何人殺した？



　　　アメリカはうしろめたかったのである。　だから南京大虐殺では

　　　30万人も殺戮したとシナと口裏を合わせて否定しないのだ。

　　　考えてもご覧なさい。　私も南京には数度訪れたことがあるけれど

　　　ナチスのホローコーストでもあるまいし、30万人も何ゆえに殺戮

　　　しますかいな。　日本の残虐性を誇張し、誹謗中傷する目的以外

　　　の何ものでもない筈である。　　30万人が街中で死屍累々の状態

　　　なんて有り得ないじゃないですか。



　　　どうせ南京には戸籍も住民票もなかっただろうからいい加減な数字

　　　で相手の日本を陥れる誇張に過ぎないに違いないのだ。



　　　終戦後、ＧＨＱは原爆の写真を草の根を分けても探し出して没収に

　　　かかったという。　その悲惨さをカメラに収めたある記者とカメラマン

　　　は昭和27年占領軍が去った後アサヒグラフという雑誌の全誌面を

　　　あげて大特集を組んだという。　私は年齢的にそれは見ていない

　　　が、アサヒグラフは長じて好きで特に作曲家であった團伊玖磨氏

　　　エッセイのファンだったから廃刊になるまでよく見ていた。



　　　その特集は筆舌を絶するという、酸鼻を極めたものであったという。

　　　アメリカは自ら犯した大虐殺を隠したかったのである。　原爆を落し

　　　た理由をアメリカはもし原爆なしで本土決戦になったら日本の死傷者

　　　は五百万～一千万人を下らなかっただろうと原爆殺人を正当化する。



　　　いくら真珠湾で打撃を受けたとは言え、日本は本土の攻撃などしては

　　　いないのだ。　アメリカのように無辜の日本人を無差別に殺戮などは

　　　していない。　それが戦争のルールである筈である。



　　　従って南京大虐殺はシナとアメリカが口裏を合わせて日本に譲らない

　　　謀議なのである。　同盟国としてのアメリカの裏の顔を我々は一方で

　　　は忘れてはならない。



　　　お人好しの日本人は一日も早く憲法改正して独自の防衛を模索し

　　　お為ごかしのアメリカと対等な関係を結ぶべきである。　そうすれば

　　　思いやり予算も要らなくなる。　イランの制裁に対しても右へ倣へ

　　　しなくとも協力はするが独自の関係にすればいい。　戦闘機だって

　　　アメリカに気を使わずユーロファイターにしたっていいのだ。



　　　とは言っても豹変するのはいけないし本来は1990年の東西デタント

　　　辺りで思い切って憲法改正し政策転換すべきだったのを自民党政権

　　　は何らの動機も起こさなかった。　日本には長期スパンでものを見る

　　　政治家が居ないのは淋しい話である。