Scotch ケンの放言どころ

　　　そんなこと言わなくてもという人もいるだろう。　でも実際に困る

　　　ことが多い。　家族自慢の人。　うちの孫が・・・うちの誰それが

　　　どこに入学・入社しているだの、賞を貰っただの、当の本人には

　　　嬉しい話だろうけど聞く側にとっては嬉しくも面白くも何ともない。



　　　よくあるのは家族の写真を家中にベタベタ貼ってある家。　中には

　　　額縁にまで丁寧にいれてあるのもある。　訪れた他人にとっては

　　　何の感興もないのではないか。　単なる自己満足、家中が展示場

　　　と化している。


　　　応接間に行くとアルバムが４～５冊置いてある。　娘と息子の結婚

　　　式の時の写真である。　親戚、家族なら兎も角、アカの他人様は

　　　見ても仕方ないだろう。　知らん顔ばっかり見てもしょうがない。



　　　海外旅行に行ってお土産に木彫りの置物を貰った。　家のどこに

　　　飾るべきか、置くところがない。　取引先の中国人から走馬灯の

　　　様なものを貰った。　持って帰ると家人にこれどうするのと言わ

　　　れた。　置くところがないのである。



　　　飾り物とか置物というのは各人の好み、趣味がある。　だから贈る

　　　側の趣味センスと贈られる方のそれらは違うのだからゆめゆめ勝手

　　　に決めつけてはいけない。　結婚式の引き出物とか何かの記念品は

　　　その意味ではよ～く気をつけなければならない。



　　　最近はカタログがあって贈られた側がその中から好きなものを選び

　　　注文するという便利なものがある。　あれなんかは気が利いている。



　　　酒飲みの私にはブランドもののウイスキーグラス例えばバカラとか、

　　　或いはワイングラス一個でも嬉しい。　ペアーでならもっといいが

　　　高額だったら一個でも十分である。



　　　そんな好き勝手を言ってと言われるかも知れないが人間に個性が

　　　大切な様に、家の中も家具、調度、インテリアなど統一性というか

　　　コンセプトを持つ家庭が多い。　そんな中にズカズカと入って行く

　　　のは失礼というべきである。



　　　どうだろうか、いろいろとネガテイブなことばかり書いたが皆様は

　　　どのようにお考えだろうか。　私にはごく常識的範囲の意見である

　　　と思っているのだが・・・・・