カテゴリ:カテゴリ未分類
未開の国には大抵占い師がいて幅を利かせている。 頼るものの 代名詞になっている。 ”チチンプイプイ、汝の未来はかくの如く 輝いておるよってに今一層精進せよ! エ~カ分ったであるか~” とその辺で拾ったような貝殻を並べたりして勿体ぶっていう。 占い師は必ず条件をつける。 汝がかくかく努力するならばじゃ~ とか、つまり当らんときの逃げ道を作っておく。 もしあとで イチャモンつけられても逃れられるように必ず Escape Clause (逃げ口上)を述べておく。 これが彼らの常套手段である。 そんなもの、血液型とか干支、風水、星座、四柱推命など古典的 なものとか動物占い、昆虫占いなどというバカげたものまであるが 信憑性などある訳がない。 日本ではテレビにまで新宿のナンとかばあちゃんとか髪をマッ黄色 にしたバァちゃんとか着物着たデブとか今また若手の手相見までが 大きな顔してバッコしている。 摩訶不思議な国である。 後進性 にマミれた占いをTV局が真っ当に採用するのだからね~、聞いて みると欧米では殆んど占いなんて取上げられないという。 「今日は静かにすごしましょう」 「O型は思わぬ拾い物をするで ありましょう」 どうするんだ。 一日下を向いて歩くのか? 「身近な人の意見に耳を傾けよう」 何でもカアちゃんの言う事を 聞けってか~? 「北の方向に吉あり」 北に向かって歩けって? あたしは占いなど信じないから一度も占い師の前に座ったことはない。 初詣のおみくじも何度かはお付き合いで買ったことはあるが殆んどは 無視する。 ・・・・・でもこんなあたしが唯一度信じてみたことがある。 それはある年宝くじを買った時であった。 とある週刊誌に宝くじを 当てる方法という記事が載っていてそれを信じたのである。 それは購入する時間と売り場の方向と窓口の売り子の区別であった。 真面目にその通り信じて購入してみた。 バカだね~、それで当るならみんな買うよね~、見事6000円投資で 600円の見返り。 自分のアホさ加減に呆れたことである。 態々、 東大阪の布施くんだりまで電車賃かけて出掛け全くの無駄足踏んだ。 恋愛運。 若い女性には堪らん話だ。 「今年、来年は運気が悪く、 再来年になればあなたの前にいい人が現れるでしょう」 それを聞 いて、今年、来年にそれらしき者が現れたのに、私の本命は再来年 だしとパスした。 そして肝心のその年には何の出会いもなかった。 どうしてくれる、おばはん! と言っても後の祭り信じる方が悪い。 そんなもんである。 Fortune Teller (占い師) なんていい加減 なもんなんだから・・・カネさえ儲かれば他人のことなどどうでもいい。 でもパソコンの占いは繁昌してるらしいし、女性週刊誌には占いは そこそこの位置を占拠している。 どうも日本人と占いは切り離せ ないものらしい。 運命なんてなるようにしかならんわい。 ケセラセラじゃ~! くらいに思っていていいんじゃないかい? 大阪千里の疎水沿いのアジサイ(五分咲きかな~) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|