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グルメ作家であった池波正太郎氏の作品の中には氏が辿った日本全国 の美味いもん屋がそこここに出てくる。 作家の中にはグルメが多いけど とりわけこの人はその典型であったようだ。 氏の作品に書かれた中で是非行ってみたいところが京都にある。 昭和 51年というからもう30数年前になるが恐らく代替わりしていても店その ものは京都のことだから存在するに違いない。 その一つに秋の季節になったら植物園に行きのんびり散歩する。 京都の 植物園は観光シーズンでもまことに静からしい。 鴨川に臨む広大な園内 の空気は澄み切ってる。 それから鴨川を遡り上賀茂神社へ詣で門前の 神馬堂へ立ち寄り名物の焼き餅でお茶を飲む。 お土産に追加で買っても いい。 夕刻は南座を右に折れ川端の団栗橋東詰めのおでん屋 「蛸長」 で一杯やる。 ここのおでんは何でも美味いがいつも満員だから時間を外 してちょっと早い目に行くか逆に遅い目にするかがいいらしい。 名代の 明石のタコもいいが京野菜のおでんが美味いという。 その後は祇園あたりをぶらぶらし、どこかの町筋の有名でもなんでもない 食堂でうどんでも親子丼でも食べて腹ごしらえすればよい。 このコースは今年の秋には是非実現してみたいと思っている。 そのほか 氏は四条麩屋町の洋食の草分けである 「萬養軒」 に行ったり、 嵐山へ 散策し嵐山公園中ノ島の 「錦」 という洒落た茶屋の中でこの店の売り物 の ”桜宿膳” で一杯やるのもいいと書いている。 これは春の桜のころ がいいのではないか。 この桜宿膳は値段もいくつかに分かれているから 適当なものを注文したらよいがなかなか念の入ったものらしい。 グルメ作家池波正太郎氏のお墨付だから万々間違いはあるまいと思うが 念のため私も行く前にはインターネットで調べてから行くとしよう。 私にはもう一つ京都でラーメンの食い歩きという目標というか楽しみが ある。 これは春のサクラのころ秋のモミジの頃に行く序での楽しみと して残っている。 ※ google で調べたところ神馬堂も蛸長も萬養軒も嵐山錦も隆々と 営業しているようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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