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生まれ育って大学出るまでは北海道だったがもう大阪での生活が 遥かに長くなったので普段は大阪弁でしゃべる。 が、丁寧にしゃべる 時には標準語になる。 家人も同郷なので標準語だが未だに大阪弁は しゃべらない。
でも私のしゃべる大阪弁はコテコテではなく、例えば、ネキ(傍の意)とか アンジョウウとかアンバイ、〇〇ヤサカイ・・・もっといろいろあると思うが 使えない言葉は多い。 "オオキニ" なんかは使い易いからしょっちゅう 使う。 これはガキの頃からの大阪育ちではなく途中参入組だからきっと しゃべれる言葉を選んでしゃべってきたからそうなったのだろう。
大阪弁のイントネーションが自然に身につくまではやっぱネイテイブで 生活していないとどうしても取って付けたようで不自然だ。 だから関東 の俳優が役どころで大阪弁をしゃべるとどうしてもそぐわない。 私の場合はもう長い間土着だからコテコテではないが誰が聞いても 違和感はないと思う。
初めて大阪の船場で働き始めたころ、"あ~シンド" と言うべきところ、 "あ~コワカッタ" と北海道弁で言いキョトンとされた。 シンド、シンドイ と言えるまでに2~3年かかったのを覚えている。 そうして少しずつ朱に 交わって大阪弁に馴染んでいったのであった。
大阪弁は品がないという言われ方をする時があるが、京都弁でもそうだ が生粋の大阪船場の女将などがゆったりとしゃべる大阪弁はそれは 色気があっていいもんです。 船場の旦那さん連中がよく行く心斎橋の 料亭などの女将がしゃべる大阪弁は何ともまったりして味わい深いもの だった。 役得で何度かお供した事があったがそれはそれはいい響き、 雰囲気であった。 オコシヤス、オマットサンデオマス、キョウハゴユック リシテイッテオクレヤス、などなど風情は申し分なかった。
テレビの普及で今や全国の方言が飛び交っていてそれを持ち味にして いるタレントもいるがふるさとの訛りはいいものである。 私など北海道 独特なイントネーションを聞くと堪らなく懐かしく思う。 みなさんは如何 なものであろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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