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夏になると麦茶を薬缶で煮出してそれを冷蔵庫で冷ましてお客にも 家の者もの飲んだ時代があった。 あれはいつまでだったろう。 でもまだそれを続けておられる家庭もあるかも知れません。 CMで 落語家の鶴瓶が出ていますからね~。
冷蔵庫のなかった時代は薬缶ごと大きなボウルに入れ水道水を流し でチョロチョロ垂れ流して冷やしていたのは昨日の様に思います。 冷蔵庫が普及してからはタッパーウエアに入れ冷蔵庫で冷やして 飲んだ記憶があります。
でも今では殆どの家庭は出来あいの2リットルのペットボトルのお茶 を購入し飲んでいるのではありませんか? スーパーに行けば緑茶 を始めほうじ茶、ウーロン茶など様々なお茶が100~200円で購入 出来ますからね。 時代は変わりましたねえ~
戦後しばらくの間はモノが豊富でなかったから、お座敷にお客を迎え 縁側にはスダレ反対側もスダレを垂らし風通しを良くしテーブルには 透き通った麦茶ボトルが盆の上に、そして二人は涼しそうなガラスの 湯のみで冷たいお茶を啜りながら、団扇で扇ぎながらゆったりと話を している ・・・・・そんな風景が目に浮かぶような気がしませんか。 小津安二郎の世界かなあ~、そうだとすると私も相当古いことになる。
不織布でくるんだ麦茶を大きな薬缶でグツグツと煮出す光景は夏の 季節特有だからねえ。 急に思い出して懐かしくなりました。
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