カテゴリ:カテゴリ未分類
虹の架け橋とか橋には夢がまつわる。ロマンといえばロマンである。
徳島県鳴門海峡にかかる鳴門大橋、瀬戸の渦潮をひとまたぎ。奈良県 は十津川の谷瀬の吊り橋は全長297mもあり高さは熊野川の水面から 54mもある。
大のタイガースファンであった故国際政治学者の高坂正堯先生は高所 恐怖症でその先生が阪神が優勝したらばあの谷瀬の吊り橋を渡って見 せると見栄を切った。そして1985年に阪神が奇しくも優勝を果たした時、 先生は意を決して渡ったのであった。恐る恐る・・それでも阪神の優勝 が嬉しくて嬉しくてと後日テレビで話ていた。
私も3~4年前に十津川温泉に行く途中でバスがその橋の所で小休止 するから渡ってみたが途中で目がくらんで引き返してきた。あの吊り橋は 高くて揺れるし私にはふさわしくないと思ったのである。
この私も何を隠そう、大の高所恐怖症で高い所は下から見上げるだけで 足がすくむ。スカイツリーなどとんでもない、何故あんな高いものを作って 喜んでいるのだろう。私は金輪際そばに寄ることもない。だからとび職の 兄ちゃんがヒョイヒョイと遥か工事中のビルの高所を鳥のように渡っている のを見ると唯々尊敬するのである。
行きつ戻りつ思案橋。あのクワイ河マーチで有名になった戦場にかける橋、 明日に架ける橋、橋はあっちに渡りたい希望である。だからロマンと言って いいだろう。
日本の架橋の技術は素晴らしい。トンネルの穴掘り技術も凄い。お隣の国 の様に崩落するようなことはない。これからもどんどんと橋を作って行って ほしい。高いビルやタワーは要らんから。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|