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久々のコンサート鑑賞でした。西宮北口の兵庫県立芸術文化センター。
KOBELCO大ホールで関西学院大学交響楽団第126回定期演奏会。 阪急西宮北口からいけいけの通路で約5分です。
コンサートは約8分遅れでスタート。こんなの初めてでした。殆んどは定刻 きっちりと始まるのですがどうしたのでしょう。アンケートにコンプレイン を書いておきました。でも演奏は良かったからご破算か。
1.亀田健一郎(社学4年)指揮 「ヘンゼルとグレーテル」序曲 なかなかハツラツとしたタクトで若さがあって良かったですよ。 ワーグナーの後継者といわれるエンゲルベルト・フンバーデイング作曲で 原作はご存知グリム童話。オペラですがドイツ民謡に根ざした旋律は子供 らしさと素朴さが感じられた。題名がそうだから殊更そう感じたのかも。
2.角田鋼亮(客演指揮)ジュール・マスネ作曲 組曲第4番「絵の様な風景」 角田先生は東京芸大出ベルリン音大国家演奏家資格過程修了の人。 世界を股にかけて指揮しておられる。
この曲は4つに分かれる。1.行進曲、2.舞踏曲、3.お告げの鐘、4.ジプシー の祭り。フランス風の音色、どんなものか表現不能なり。前から3列目で 聴いていたのでオーケストラ全体は見えず目の前のヴァイオリンの美女? を見つつ指揮者の踊る様な指揮を見つつまた時にあらぬことを思いつつ聴き 入っていたのである。クラリネット、ファゴット、ヴィオラやトランペット の朗々とした音が耳に残っている。えがったべさ!
3.角田鋼亮(客演指揮) ラフマニノフ作曲「交響曲第2番ホ短調」OP27 作曲家としてのラフマニノフは寧ろピアニストとして当時は有名であったと 言われる。彼は身長が2mもある大男で片手で1オクターブ半もつかむことが 出来たそうだ。曲は四楽章に分かれ 第一楽章 Largo - Allegro moderate 第二楽章 Allegro molto 第三楽章 Adagio 第四楽章 Allegro vivace 私は第三楽章のAdagioがよかったです。何がいいかって?そう旋律です。 メロデイがよかった。この楽章は管楽器の美しさが目立ちましたよ。
角田先生のダイナミックな指揮がともすると温和しく感じる学生楽団の反応 で浮いた様に感じられ指揮と楽団一体になった演奏をやれよと言いたい程 先生は指揮台で縦横に踊るような指揮をされた。最後は指揮台から飛び上が って終了したのである。えがった、えがった。 アンコール曲はチャイコフスキーの「眠れる森の美女」よかったですよ~
帰りはゾロゾロと歩く観客の流れから離れ、例によってコンサート鑑賞後 感動の一杯を!サントリープレミアムモルツで乾杯~い♫ 美味みゃ~♥ 家に着いたのは11時であった。
※文中のOP27のOPとはOPUS NUMBERのことでクラシック音楽の 作曲家の楽曲に付す番号で作曲順ではなく出版順で打たれる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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