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いいですねえ~、「天気晴朗にして波高し」この吹田には
波はないけど気持ちのいい秋晴れの朝である。 昨日も大阪は28℃あったようで外に出ると汗ばむ程の天気 であった。今日もまた然りだろう。 昨日はIOCのバッハ会長と小池東京都知事の会談を見ていた。 小池知事の要望で公開の会談をバッハ会長が受け入れて実現 したのは珍しいことだった。メデイアが60数名いた前での話 合いでそれなりの成果があったのではないか。 ボート会場その他の変更についてはIOC、政府、都、組織委員会 の四者会談をして今月中に結論を出すということに落ち着いた 様だ。その間に東京都が当初491億円かかると予算を出していた 「海の森水上競技場」が300億円でやれると言い出した。 一体全体こんないい加減な話があるだろうか。勿論当初の計画 から設備を仮設にするなど様々な変更を勘案しての話だろうが 極端すぎるのではないか。元々は69億円だったのが7倍の491億 円と異様に膨張しそれが今度は300億円だなんて。 一体、億単位のカネ(都民の税金)を何と思ってるのだろう。 宮城県の長沼でやれば150~200億円で出来ると村井知事は言う。 東日本復興という名目でやればそれだけ意味深いものになる。 何も東京のそれも波風の荒い海に高いカネを掛けて新たに作る こともあるまい。そんなに何でもかんでも東京に作りたいのか? 唯でさえ人口が溢れて困っているのに。もっと地方を重視したら どうなんか、それだから何でもかんでも東京に集中するのだ。 我田引水もいいところ、もっと日本全体の事を考えろと言いたい。 東京の進学校である暁星高校でナイフ切りつけ事件があった。 イジメが原因だと言う。こういうイジメの話が後を絶たない。 同僚が同僚をイジメるのはイジメる子を育てた親が悪い。 小さい頃から子供には他人と仲良く思いやって大事にするんだよ、 他人には親切に弱いものは助けてあげるんだよ、とちゃんと教え ておけば子供は大抵はそういう子に育つものだ。 それを競争、競争で塾に入れケツをたたき肝心の情操教育を与え ないもんだから子供はそのストレスを弱いものに向けていく。 学校もまた親身になって対処しないから事件になってから初めて 右往左往することになる。今度の事件も事前に3~4回両親が学校 に相談していたというではないか。早期発見、早期対処を怠って しまっている。 何でもそう、いつでもそう、様子を見ながらとか言ってるうちに 事件が起きてしまうのだ。兆しがあったところで直ぐ消してしま わなくてはいけない。様子見て放置しているうちに火は広がるの である。燎原の火のごとく。 滋賀県の自殺した生徒の場合もそうだった。イジメられた子供は 家でも学校でもそのシグナルを出している筈なのに教師はそれを 知ってても放置し家族が学校に相談に行っても学校側はその気に なって受け止めないから事件が起きてしまう。 近年多いのはこうしたイジメによる自殺や川崎の事件に代表され る他殺。それに男女のもつれによる刃傷事件、また経済破綻に因 する尊属殺人また押し込み強盗殺人などが連日マスコミを賑わせ ている。ワイドショーの格好のネタである。 世界に向けては様々な面で日本は注目を集めている。でも一歩裏 に回るとこうした社会問題を包含しているのは恥ずかしい事だ。 もっと関わり合いを大切にする大人の国へと脱皮してゆきたい ものだがどうしたらいいのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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