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私の座右の銘は「融通無碍」ですが、来年の年賀状にはメインには
「笑門来福」としましたがサブには「過ぎたるは猶及ばざるが如し」 と書きました。これは自戒でもあります。この言葉は「論語・先進」 からで、孔子が門人、子張と子夏を比較して言ったことで、”何事も ほどほどが肝心で、やり過ぎることはやり足りないことと同じで良い ことではない”という意味であります。 飲み過ぎてはいけない。食べ過ぎてもいけない。夜が晩過ぎてはいけ ない。話が長過ぎてもいけない。文章でも長過ぎてはいけない。全て ”過ぎてはいけない”それは足りないと同じこと、という教訓です。 自分でいいと思ってやっていることがついつい”過ぎて”いる事がない でしょうか、なかなか気がつかないのですね。 「融通無碍」ゆうずうむげ、は”考え方や行動に広くこだわることなく 自由であること”で、私は何でもチマチマしないで鷹揚にゆったりとす べしでやっております。他人がどう言おうが反対しないで、それもいい じゃない、でもこんなのもあるよとか。ごちゃごちゃ言う人がいたりし たらどうぞご勝手に私は関わりません、そばによりませんと。 もうこの歳になるとものごと達観の域に入っていて他人から批判された り他人を批判したりしたくはないのです。 皆様はどうでしょうかね。若いうちなら反省し自戒して改善につとめる でしょうけど、もうこの歳になったら自分と相容れない人とは距離を置 いて付き合わないようにするのがお互いのためではないでしょうか。 今更あなたは間違っている等と言っても相手を不快にするだけで詮無い 事だし波風立てたくないでしょうし。 「過ぎたるは猶及ばざるが如し」近年はお酒でも飲み過ぎることはあり ませんが、酒好きの私としては尚も肝に命ずることでしょう。文章が長 過ぎるのもブログなど書いていてつい起こりやすいことです。長過ぎる と読む方にとっては読みにくいですからね。文章は出来るだけタッタッ と歯切れよく切ることでしょう。「火垂るの墓」を書いた野坂昭如氏の 文章はその点、長いです。お正月に読もうとしている「風狂の思想」も 覚悟して読まなければならないでしょう。 話が長いのも困りますね。結婚式などで来賓祝辞の中でダラダラと長い オッサン、”早よ止め~っ”と言いたいですね。中にはウイットの利いた スマートな挨拶を短くまとめてする人がいますが、何ともいいもんです。 紙に書いたのを読むオッサン、あれは興ざめです。少しくらいのことを 覚えられんのかと思っちゃう。 あれやこれや、社会は人間との関わり合いで成り立っております。それ ゆえに上品にスマートにすっきりと然も味わいのある関係でいたいと思 いませんか。私はそう思っています。来年もその気持ちは変わることは ありません。 と言うことで、本年もいろいろとお世話様になりました。どうか皆様 良いお年をお迎え下さいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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