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インフルエンザだ豚コレラだと何かと物騒な時節、上品でか弱い?私は
久しぶりにコンサートの人混みの中へ。阪急電車西宮駅北口から歩道橋 でつづくKOBELCO文化ホールへと。 第132回関西学院交響楽団定期演奏会がありました。 KOBELCO(神戸製鋼)大ホール 4階席で2000名収容 いっぱいの聴衆でした。西宮は関学の本拠地ですからね。さすがです。 マスク姿がチラホラとあるので移されてはなるまじとこっちはアゴを 引いて鼻息を整え構える。なんじゃいなそりゃ~、まあそれは冗談に してもよく入っていました。 演目は 1.カール・マリア・フオン・ウエーバー 祝典序曲「歓呼」 2.ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー 幻想序曲 「ロメオとジュリエット」 3.セルゲイ・ヴァシリエヴィチ・ラフマニノフ 「交響曲第2番ホ短調」 男女の学生団員77名の管弦楽団。スケールも大きいし美男美女団員。 前から4列目に座って心地よく鑑賞しました。 1.2は学生の指揮者で大人しく淡々とした演奏ぶり。3のラフマニノフ になってプロの粟辻聰氏が指揮台に立つと演奏がコロッと変わった。 オーケストラはやはり指揮者によって変わるものですね。素晴らしい 演奏でした。粟辻氏は指揮棒なしの手振りで身体は上下左右に動き回り 手は自在に時にやわらかに時に力強く各パーツを引っ張る。若き楽団員 はそれに応えて弦楽器も管楽器もいい音が引き出される。 お陰で私はこのラフマニノフの第2番が好きになりました。殊に第3楽章 と第4楽章はメリハリがあって大変よかった。 演奏が終わるとあちこち から”ブラボー!、ブラボー!”と声が上がり大団円。そのあとはいつもの 通りアンコール曲を軽快豪快に演奏して終わり。 この演奏時間約1時間。クラシック音楽のお嫌いな人でもじっくりと人生 のあれこれを考えながら聴くのも悪くないと思います。興味のあるお人は どうぞお聴きあれかし。 ラフマニノフ「交響曲第2番」 帰りは夜9時と遅くなったが例によってわが友と乾杯の一献をば。 かくして厳寒の春まだき、楽しい一夜でございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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