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「裁ほう」のことを書いたらさまざまな反響がありました。「カミさんの
仕事を取っちゃいかん」とか、「男子厨房に入らず」と同じだとか・・・ でも、そんなことを言う旦那に限って濡れ落ち葉になって、家では洗濯機 を使うのもままならず掃除機だって動かしたことがないご仁。況してや 料理など以ての外、カアちゃんの作ってくれるご飯をもくもくと食べるだ け、という旦那も多いのだろう。まあ、いずれにしたってそれぞれが思う ことはカラスの勝手、どうこう言うことではないのは疾うに承知である。 エラい政治家の先生様なんぞは、フロ!メシ!ネル!の三語だけで奥様を 下女の如くあつかうツワモノもいるかも知れない。それはそれれ稼ぎが半 パないから家のお山の大将でいいかも知れない。でも一般でもらう年金だ けで生活カツカツで2000万円なんぞ夢の向こうのサラリーマン上がりに取 っては自分が出来ることは自分でしなきゃ~奥さんに申し訳けなかろう。 それが人情、実情というもの・・・ 時代が時代だからスーパーに行けばオカズも何だって出来合いが売られて いるし、冷凍食品だってレトルト食品だって充実しているからそのつもり になれば料理などしなくても食っていける。掃除だってゴミ屋敷までいか なくとも目立たぬ程度に片付け散らかさない様にすればそれはそれで済む。 洗濯だって臭気プンプンはともかくそこそこ他人に迷惑を掛けない程度に なら維持できるだろう。 「益荒男(ますらお)派出夫」と言った時代があった。戦後の就職難の頃、 女性の職場であった家政婦などの分野にも男性が進出しなければ食べて行 けなかったのを風刺してそう言ったのです。1950~60年頃だったと思う。 益荒男というのは、かつて朝廷に仕える官僚のことを言いました。それが 転じて立派な男という意味に、更に勇ましい男を象徴する言葉です。 益荒男に対し女性は手弱女(たおやめ)ですね。反対語としてなら・・・ 男尊女卑の社会ならいざ知らず、男女の格差が縮まって来ている時代だから 男もやれることはやる。育休を認める会社も出てきている時代、男女の仕事 にボーダーラインはないのだからその積りで行くべしだ。選択肢は我々サラ リーマン上がりにはない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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