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法政大教授の山口二郎や社民党副党首の大椿裕子、それに元新潟県知事 の米山隆一などが石原慎太郎氏を批判した。私は卑怯だと思うのだ。 もしそうした批判があるのなら故人の生前に堂々とやればいい。それを 亡くなった途端に故人を批判するのは卑怯以外のなにものでもない。 曰く、石原慎太郎は人種差別や男女差別を平気でやったと、亡くなった 途端に死者にムチ打つ発言をした。政治家にはそれぞれの思想信条があ って、人によっては相容れない主張もあるだろう。ならば、生前に堂々 と本人と対峙して討論すればいいのだ。 社民党の大椿裕子などは現在議員落選中で次期参議院選挙を目指してい るらしいが、これでまた落選するだろう。それよりも許せないのは山口 二郎である。東大卒でかつては我が母校北大の教授の立場にあり、橋下 徹氏が大阪市長現役時代、府市統合案に外部から口ばしを突っ込み強硬 に反論して、橋下氏にテレビ番組でケチョンケチョンに論破された人間 である。橋下氏は「あなた達学者は外側から理屈だけでモノゴトを好き に言うが、一度でも行政を経験してからモノを言ってはどうですか?」 同志社大学教授の浜矩子も橋下氏を強硬に批判したが、同じくそれじゃ 行政の席を空けるから、一度おやりになっては如何ですか?とやった。 一言の反論もなかった。 学者というのは得てして、机上で学んだ理論を振りかざす傾向にある。 そのことは大抵時空を超えた理論が多いから現実に即したものとは乖離 したものが多いのだ。私は多分そうした教授から授業を受ける学生たち はよほどしっかりバランス感覚を持っていないと偏ったものを教え込ま れることになると思う。 いやしくも功成り名遂げた一政治家の訃報を聞いて、即座に批判するの は人間として情けない限りだ。遺族の哀しみや親族の思いを踏みにじる 心ない言動だろう。こういう者が大学の教壇に立っている事は甚だ不幸 であるし、その大学の名折れだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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