Scotch ケンの放言どころ

　　正気の沙汰ではないプーチンのウクライナ攻撃をNATOや周辺の国が
　　どのようにして助けるか・・・むずかしい問題です。身を挺して、身を
　　捧げてウクライナ軍に参加すればいいのでしょうけど、今の戦争ではそ
　　んなヒロイズムなど通用しないレベルにあります。

　　情報によるとロシアは戦争違反であるクラスター爆弾や化学ガス兵器も
　　キエフ攻撃に使用しているらしいから標的になったらひとたまりもない。
　　ウクライナの人たちにすれば、NATOも米国も周辺の国も助けてくれない
　　と言うかも知れないが、戦争に参加出来ないのが本音だろう。
　　相手は狂気の大国ロシアである。何をするか分からない、核の部隊まで
　　集結させているのだ・・・プーチンは狂っていると見ていい。あの筋肉
　　マンは正常ではないと前アメリカの副大統領が述べている。よもや核を
　　使うことはないと思うが、ウクライナを制圧するには戦争違反であろう
　　が、何を使ってくるか分からないのである。

　　ウクライナに加担して戦争に加わるのは、猛獣に防具をつけて立ち向か
　　うようなもんだろう。だから欧州諸国や米国などは後方から支援金とか
　　武器を提供することしか出来ないのである。日本は武器がないからカネ
　　の援助を申し出た。

　　ウクライナとロシアが停戦協定協議を第一回終えたが、結論は出なくて
　　次回すぐ第二回の協議を持つという。しかし双方の言い分は大きく隔た
　　っている。つまりウクライナはロシアに対し、即時停戦、ロシア軍撤退
　　を要求するし、ロシアはウクライナに非武装中立化を要求している。
　　プーチンが吞むわけがない。ゼレンスキーも吞むわけがない。その間に
　　ウクライナはNATO加入手続きを終わったところだ。

　　
　　私はロシアが国内で多くの国民がウクライナ攻撃反対を唱えてデモして
　　いる如く、もしその運動が高揚しプーチン政権が自壊しはしないか？
　　ロシアが自浄能力を発揮して、政権交代が出来ないものか・・・
　　そうしてウクライナからロシア軍が撤退するのがベストである。果たし
　　てそんな展開が期待できないものか・・・

　　しかし実際はウクライナに侵攻したロシア軍はウクライナの強硬な抵抗
　　に遭って、相当な死者や兵器の損壊を受けているようだから、おめおめ
　　とプーチンとしては撤退できない意地があるだろうと推察できる。でも
　　今後、西欧米からハイテクの武器をウクライナは手に入れるだろうから
　　ますます戦闘は激化するに違いない。どうも泥沼になりそうに思う。