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テーマ:アニメあれこれ(26114)
カテゴリ:それ以外(バトン系も含む)
Shining Tears×Windの第5話を見ました。
第5話 妖精×妖精 『また物語を聞きに来てくれたのね。蒼真の命を助けたのはゼロでした。ゼロは「双竜の指輪」の1つを蒼真に与え、世界の監視者になってほしいと頼みます。心剣を失くし、自信を喪失していた蒼真でしたが、ゼロの仲間のリュウナから心剣を抜くことができ、少しだけ自信を取り戻したようです』 蒼真は巫女のリュウナと竜人のラザラスとともに、変装してベイルガルド領内への侵入に成功する。 「無事、ベイルガルド領内へ入れましたね。この森、死んでます」 ベイルガルド領内の森は闇の力に汚染されていた。 そして、森には正気を失ったダークエルフ達が溢れており、蒼真達はあっという間に囲まれてしまう。 一刻も早く森を抜けるため、蒼真がダークエルフにリュウナから取り出した心剣を向けたその時、頭上からのん気な声で制止が入った。 「ちょっとちょっと止めてよ。その連中、汚染されてはいるけど元は普通のエルフだったんだから」 見上げるとそこには、美しい金髪のエルフの少女が立っていた。 「どうすりゃいいってんだ!?」 「そうね…」 「早くしろ!!」 「エルウィンさん」 「あれ、ま。リュウナ、それにラザラス。あんた達、生きてたの?」 「あぁ、ゼロのお陰だ」 「何だ!?お前達知り合いか?」 「はい」 「昔の仲間よ」 「折角だが、同窓会は後にしてくれねえかな。こういう状況なんで」 エルウィンは弓矢で森を攻撃し、光の力でダークエルフ達を苦しめさせる。 そして、今のうちに森から出て行くのだった。 クララクラン達と行動をともにしている霧谷に前線からの知らせで苦戦しているのを知り、ルミナスナイツは救援に向かうことにする。 「トライハルトは俺に任せろ」 前線 「君か!?」 「トライハルトはどうしたの?!」 「貴様らの相手など陛下でなくともこの私、皇帝親衛隊ヴァイスクロイツ隊長ゼクティで十分だ」 「待て、ゼクティ。君とは…、陛下の進む道を薙ぎ払う剣」 「私は剣」 「手加減が出来そうないてじゃないか…」 霧谷は椎名から心剣を取り出し、ゼクティと戦う。 その戦いを見ているトライハルト。 「あの人を止めて、お願い!!」 「そうだな…」 「陛下、この者達は我々の障害となるだけ。始末するしかありません!!風の精よ、この者を塵に」 突然地割れが起こり、霧谷とゼクティが落ちていく。 「ゼクティ!!」 「霧谷君!!」 「ゼロがあんたを選んだんだ」 「こっちとしちゃ大迷惑だよ」 「試用期間ってことかな…。使えないようなら指輪を取り返すだけ…」 「何だって?」 「気にしないで。それよりも、あんたに付いていくことにする。あんたといればいつかゼロに会えるから。ずっとゼロの追っかけをやってたのよね…」 「んじゃマオと一緒だな」 「あんた、マオ知ってるの?!」 蒼真はこっちの世界に連れて来られたようなものだと話し、何故エルウィンにゼロを探しているのか訊ねると、力を間違った方向に使う時に殺すためだという。 食べ物を探しに森にやってきたリュウナとラザラスは大きな桜の木とそこから出てくるキルレインがいた。 そして、エルフ族であればこの森では長い間正常で入られないはずなのにキルレインは何の変化もなかった。 ゼクティは幼い少女とその兄の夢を見て目覚める。 「良かった、ゼクティ。気がついたみたいで。地割れに落ちたんだよ、俺達」 「あぁ、あの時…」 外に出られそうにもなく、助けに来てくれるのを待つしかない状況だった。 蛭田が作った金属を着けていることで汚染を免れているというゼクティ。 「お前の認識は甘い。汚染によるエルフの国の被害は甚大で死の世界も同然だ。陛下はエルフの国を、いやこの世界全てを救おうとしているのだ。分からぬか!?陛下だけがこの世界の希望なのだ。尤もここから出られるという希望は少ないのだが」 ベイルガルドの兵達がダークエルフを捕まえていることをリュウナから聞いた蒼真はダークエルフ達が連れて行かれたという森の外のテントへと向かう。 テントの中から悲鳴が聞こえ、エルウィンはダークエルフ達を助けようとテントの入り口を守る兵士を倒してテントの中へ入っていく。 テントの奥では捕まえられたダークエルフが拘束され、ヒルダレイアによって改造され、兵士へされていた。 そして、今いるヒルダレイアは蛭田のもう1つの人格のようです。 元はダークエルフのため攻撃をためらうエルウィンに攻撃してくるヒルダレイアを庇う蒼真が戦おうとするが、キルレインにリュウナが捕まってしまい、心剣を取り出せない。 「会う人会う人、疑ってちゃ疲れるだろ?濡れ衣でもかけようもんなら嫌な気分になる。それなら騙された方がまだマシかも」 「それなら馬鹿よ、ただの馬鹿よ」 「馬鹿が悪いのかな?馬鹿はいいぞ、お前も馬鹿になれ」 「何言ってるのよ!?」 「ゼロのことだよ。ゼロが間違えるとか考えるな。ゼロを信じてやれよ。そっちの方が気分いいぜ」 「何が馬鹿かってこの状況がまるで分かってないことね。心剣を出せず、絶体絶命のピンチなのよ、あんたは」 ベイルガルドの兵達に囲まれてしまう蒼真。 「出せるさ」 「軽口なんか叩いてる場合?」 「俺のことも信じてくれるか?」 「いいわよ」 蒼真はエルウィンから心剣を取り出す。 「信じるのはあなたの勝手です。しかし、裏切られて絶望するだけということを肝に銘じてなさい」 敵が全員撤退していき、捕まっていたダークエルフ達を解放します。 ゼクティと霧谷のところに助けは来ず、酸素が減ってきていた。 「希望を捨てちゃ駄目だ。ここで死んだら君の希望は叶わない」 「私の希望…」 「エルフの国を救いたいんだろ?」 「それは叶うものだろうか…」 「叶うさ。叶うことを信じよう。だから諦めないで」 「そうだな」 2人の元にロープのようなものが現れる。 椎名やトライハルト達によって助け出された霧谷とゼクティ。 「彼も手伝ってくれたのよ」 「戦いの駒を失いたくないからだろ」 トライハルトはゼクティをお姫様抱っこしながら去っていった。 「ヤケに名残惜しそうね。救出を待ってる間、あのゼクティって子と何かあったのかも」 「な、何もないわ」 「って根拠は?」 「私、霧谷君を信じてる」 助け出されたゼクティは霧谷の言葉を思い出しているのか魘されていた。 「大丈夫ですか?ゼクティ」 「五月蝿い。私を混乱させるな。喋るな、お前の声は私をイラつかせる」 「再調整の必要があるな」 「そのようですね。私の研究室へ連れてって」 次回、「熱砂×氷雪」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 9, 2007 01:38:05 PM
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