ZOMBIE-LOANの第6話を見ました。
PAYMENT.6 自由への渇望
あまりにも衝撃的な事件の真相を受け入れられず、驚愕する
知佳。
「嘘だろ…芝」
「よっ」
「やはりな」
「芝君が、そうだったの…?」
「なぁ~にがそうなわけ?あ、そうか、みちるちゃんにならこれ、見えるんだよね?」
芝の首には黒いリングがあった。
「黒いリング…芝君がゾンビ…!?」
思徒が銃で撃とうとするが、
知佳が自分の掌で弾を受け止める。
「慌てて撃つから相棒が怪我したじゃん」
「赤月」
「手、出すな。頼む」
「馬鹿が、とことん馬鹿だ、お前は」
「芝…」
「分かってんだろ?知佳。お前なら。俺がずっと追い求めていたものは。また一緒にどっか行こうぜ」
中学生の時の志望校合格率調査でどの高校にも行けると判定が出た
芝はその紙を破っていた。
『道なき道を行きてえな、自由って感じに』
『なぁ、今からどっか行こうぜ、芝』
「あの頃はまぁ、まだ退屈しなかった。知佳、お前とつるんでいた頃はな。けど、結局はまたつまらない道に逆戻り」
自殺した
芝だったが、カルメラにゾンビとして蘇えさせられたようです。
あざ笑うかのような犯人の態度に失望と怒りを抑えきれなくなっていく。
正体を現した敵の思わぬ強さに、ピンチに陥る
知佳と
思徒。
だがそれを打ち破ったのは意外にも
みちるだった。
みちるが
芝を撃ちます。
「芝君、間違ってる…。そんな、そんなのが自由なんて」
ビルの屋上から飛び降りていこうとする
芝の腕を掴む
知佳。
「芝、どこが、どこが自由だよ!?死んで本当の自由になるなんてあって堪るか!!死んでたって、ゾンビになったって、結局首のリングに繋がれたんじゃんかよ!!俺はこのリングを引き千切りにいく!!だから、お前も来い!!」
「嫌だね」
知佳の手を放す
芝はビルから落ちていく。
そして、現れた
ざらめに鎌で斬られてしまう。
「狩られたな。獲物を掠め取られてしまう。死神に出てこられたらおしまいだ。あいつは隙あらば俺達まで狩ろうとするからな」
「二人ともスゴイ怪我、由詩君、呼んで来ます」
「おい、言っておくが泣かれても困る」
「フン、馬鹿かよお前。ちょっと背中貸せ」
「重い」
「ケチケチすんな、貸せ」
「ま~たやられた。折角意思あるゾンビのサンプルなのに」
「仕方ありませんわ。これも必然でしょう」
「ふ~ん、やっぱ必然かな」
「必然です。この世は森羅万象、有象無象、必然から成り立っているのですわ。リングというあの巨大サイクルの中でね」
食欲のない
知佳だが、心配されると元気だと言ってヤキソバを食べ始めます。
「相当落ち込んでますね」
「そう?元気なんじゃ?食べもいいし、毛艶もいいし」
「明らかに興味ないですね。しかも家畜を表するように」
「ごっちそうさまぁ♪満腹」
「暦、行っちゃうのかよ」
「だってTVの時間だよ」
「なぁ、みちる。今晩、お前の部屋で寝てもいい?」
慌てる
みちるは甘えるような顔で頼まれ、心動くが早々と食堂から出て行く。
知佳は今度、
思徒に頼むが断られてしまう。
風呂から上がって部屋に戻ってきた
知佳が見たものは、ベッドで鼾をかいて眠る
知佳の姿だった。
それだけでなく、ジュースが零れていたり、食べかすが落ちていたりとシーツが汚れています。
腕を交換して銃を取り出してうとうと腕を掴む
思徒だが、
知佳の寝顔を見ると、それを止めてベッドに叩きつける。
それで目が覚めた
知佳。
「痛ぇな」
「下手な狸ね入りなどするからだ」
「あれ、追い出さねえの?」
「面倒臭くなった」
「なぁ、思徒。ゾンビが死んだらどこ行くんだ?」
「知らん。死神が連れてったんだ、然るべき所へ行ったんだろう」
「なら、あいつはちゃんと死ねたかな?死ぬって何なんだろうな」
「床が鏡のようになるまで磨くんですよ。働いて少しでも借金を返したいって言ったのはあなたなんですからね」
「だからってこんな嫁いびりのような…」
みちるが床を吹いていると、
知佳と
使途がやって来ると、
由詩に集金されます。
制服姿だった
みちるは
知佳に連れられてお葬式にやって来ます。
そこではゾンビが葬儀屋をやっていた。
彼は葬儀屋としての利益だけで借金返済を続けており、違法ゾンビ狩りは人道的に拒否していた一児の父でもある。
知佳は彼に
鼈甲からだと30万の入った封筒を渡す。
葬送した女性のゾンビの葬式に焼香し、
知佳達は眼鏡(コンビニの万引き犯)のポストに封筒を入れていく。
次回、「彷徨う心」
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