銀魂の第68話を見ました。
第68話 渡る世間はオバケばかり
「脳みそとけそうアル」
「そういえば、どっかに来いとか言われてませんでしたっけ?」
「こんなカンカン照りの中、歩けっかよ」
「私、日差しに弱いっていう設定アル」
「設定とか言うなよ。そうですね、こう暑いと何もやる気起きませんよね」
「もういいだろ、今日のアニメもなしで」
「ジャンプでよくある作者取材のため休載ネ」
「じゃ、今日の銀魂は休止ということで次回をお楽しみに」
お祭りの日。
賑やかな縁日に背を向け、お寺の境内へ向かう
銀時達の姿があった。
自分も祭を楽しみたいとごねる
神楽に、持ち回りの役目だからと諭す
銀時。
彼らが向かう先に現れたのは頭に矢が刺さった落ち武者に扮する落さんだった。
彼はこの祭りの肝試しの幹事で
銀時達はこれを手伝いに来たのだ。
落さんが去年の衣装を出して、
銀時にドラキュラ、
神楽に幽霊、
新八は犬の着ぐるみを着させます。
やる気が出ず、グダグダな演技を繰り広げる
銀時達に落さんは見本を見せますが、やって来たお客は
妙であり、驚いた
妙が小道具をボコボコにします。
一緒にいた友達を殺しかける
妙を止めようとした落さんに驚いた
妙は落さんをボコボコにしてしまう。
より落ち武者らしくなった落さんだが、周りから評価されずにリストラされ、妻とも別れ、自分の生き甲斐は肝試しを立派に行うことだけだと語る落さんを見かねて、
銀時達は手を貸そうとするが、やって来たお客の見た目の方が怪物だった…。
化け物が肝試ししているので逃げ出そうとする落さんを止める
銀時。
「お皿が1枚、お皿が2枚、お皿3枚、以下省略…あれ?1枚足りない…うらめしや…」
怪物が逃げ出しますが、
新八がやって来る。
「フリスビーが1枚、フリスビーが2枚…以下省略、あれ?1枚足りない…うらめしワン!!」
「にんにくが1個、にんにくが2個…以下省略、あれ?1個足りない…。うらめしドラァ!!」
銀時、
神楽、
新八に囲まれ、縮こまって怯える怪物。
銀時達がスナックを大合唱し出すと、自分のポケットの中にスナックが入っていることに気づく落さんはスナックを数え、1個足りないと言うと、怪物に殴られてしまう。
「いやぁ、面白いデモンストレーションでした。新しいタイプの肝試しでしたね。でも殺生はいけない、危うく虫を踏むところでしたよ」
「落だからネ、名前が落だからネ」
新たなお客が来たが、唯一の居場所も失ってしまったと言い、後を
銀時たちに任せることにする。
「待ちな!!また逃げるのか?あんた、いつも逃げてばかりじゃねえか!!あんた、さっき肝試しが唯一の居場所だって言ったけどよ、それは間違いだ。今まで戦ってこないで逃げ続け、辿り着いた場所がここだっただけだ。ここらで本物の肝試しをして見ちゃどうだい?」
「本物の肝試し…」
「今度はあんたが胆を試す番なんだよ。落さん、男は毎日肝試しを生きてるようなもんなんだ。それをしてねえといつしか腐っちまう、魂が死んじまうんだよ!!自分の居場所を本当に守りてえなら、その魂思いっきりぶつけてみな」
今までの自分を振り返り、あんな思いは沢山だと昨日までの落ち武者みたいだった自分にさよならするため、やって来たお客に落さんは向かっていくと別れた妻だった。
舌を噛みながらも戻ってきて欲しいと伝える落さんは、奥さんに笑われながらも、そのためにここまで来たのだと言われる。
「何も言わないでいいから、あんたんとこに帰らせて」
奥さんと一緒に帰っていく落さん。
「結局、落さんが別れ話を持ち出しただけだったんですね」
「2人とも素直になるのが怖かっただけアル」
「ま、そういうことかな」
「いいな。銀ちゃん、私もお祭行きたいアル」
「何言ってんだ。俺達は肝試しっつう仕事が残ってんだろう」
「あれ、まだやるの?」
「お、そういえば、落さん、誰も恐がらせてねえ。ま、いっか」
「いや、何か普通にいい話でまとめようとしてるんですけどオチとかないんですけど」
「いや、オチだから。名前が落だからネ」
次回、「ゴミの分別回収にご協力下さい」
銀魂 シーズン其ノ弐 2
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