結界師の第33話を見ました。
第33話 急げ繁じい本気走り
松戸平介は
繁守を家に招き、黒芒楼のアジトの場所を突き止めたと報告する。
ただし、黒芒楼のアジトは異界にあり、行くのは極めて困難だという。
松戸は黒芒楼の仲間を抱き込み、アジトに招いてもらおうと計画するが失敗し、助手2人がやられてしまったという。
繁守は深入りする松戸に手を引くように忠告するが、既に松戸は黒芒楼から目を付けられているという。
烏森学園では授業中寝ている
良守は先生に耳に息を吹きかけられるも目覚めないので、目覚まし時計を鳴らします。
目覚めた
良守は授業で「走れメロス」について勉強する。
夕方、
繁守はやり方を認めないと思いつつ、
正守に連絡を入れる。
『はい』
「わしじゃ」
『どうしました?』
「実は頼みたいことがあってな」
『ほぉ、おじいさんから頼みごととは珍しい。何です?』
「警護して欲しい人間がおるんじゃ」
「結!!滅!!」
「チッ、張り合いがない」
「いいんじゃない、凄いのが来るよりは。そういえば、良守は?」
「知らん」
夜の烏森学園で
時音と
限は小さい妖を退治し、
良守は
斑尾と共に黒芒楼の狙いが何かを考えていた。
その頃、松戸邸では加賀見が松戸に敵が来た事を報告していた。
刺客の紫遠としもべ達は松戸邸の目の前に来ていた。
この後、寝ている
繁守の元に松戸の使いが手紙を持って現れる。
松戸の危機を察した
繁守は魔除けができる修史に応援を頼む。
この後、松戸邸に向かおうとする
繁守と修史の前に夜行の蜈蚣が現れる。
正守の指示を受けたという蜈蚣は巨大な虫を作り出すと、その上に
繁守らを乗せて松戸邸へ急ぐ。
松戸邸では、紫遠としもべ達が松戸の助手達に襲いかかっていた。
この後、紫遠は松戸が貼ったおいたお札を溶かして書斎の中へ入っていく。
松戸はお札付きのダーツでしもべッ体を退治するが、反撃はここまでしか通じない。
松戸は紫遠に徐々に追い詰められてしまう。
この後、コンサバトリーに逃げ込んだ松戸は紫遠に向けて呪いをかけたという銃を構えるが…。
繁守らが松戸邸に到着した直後、辺りに銃声が鳴り響く。
繁守らがコンサバトリーに駆け付けると、そこには松戸が倒れ、床には銃が落ちていた。
繁守は親友の死にショックを受ける。
しばらくした後、黒芒楼では紫遠が松戸を倒した事を
白に報告し、当時の状況を回想する。
紫遠は蜘蛛の糸を使って松戸の体を操り、銃口を松戸自身の頭に向けさせたのだ…。
翌朝、修史から事情を聞いた
良守は
繁守に慰めの言葉をかける。
「俺さ、力になれなくて悪かったな。烏森には志々尾もいたからさ、俺を呼んでくれてもよかったんだぜ」
「だからお前は馬鹿なんじゃ。その間に奴らが烏森に来たらどうなる?あの2人だけで戦うのか?」
「それは…」
「仲間を喪っても、1度過ぎた夜はやり直せん。己がすべき事を見失ってはいかんのじゃ。わしがずっと付いていればこんなことにはならんかった。分かるか?どうしようもない馬鹿なんじゃよ、前の晩を悔やむ結界師なんてな」
「でも、必死に急いだんだろ?現実はメロスみたいにはいかねえのか?」
その日の夜、ビルの屋上に松戸と加賀見の姿があった。
殺されたのは松戸の人の皮を被った偽者だった。
松戸は事前に
正守に偽装工作の協力を要請していたのだ。
死んだと思われ、自由になった松戸は加賀見と共に黒芒楼がある異界へと旅立つのだった…。
次回、「卵から声 闇の誘い」
結界師 DVDvol.9